北朝鮮とアメリカ、結局のところ関係性は悪化したのかしてないのか…。
ついでに日本の立場はどうなるんだろう、と気になる今日このごろ。
ところで、Twitterのアカウントで金正恩【公式】@kimjungil2というネタ(?)アカウントがあるのはご存知でしょうか?
なぜか日本語でツイートしてるアカウントなんですけど、結構スルドイ意見が書かれていて、今回の米朝会談のこともなかなか面白く&わかりやすく書かれていました。
今回はそのツイートをまるっと紹介してきたいと思います。
簡単な目次
米朝会談の”ホントのトコロ”が一番わかりやすいのがコチラの解説かも
【1】
今回、朝米首脳会談は残念ながら合意文章の発表は見送りとなった。
トランプ大統領やリヨンホ外相の記者会見後、さまざまな憶測や情報が飛び交っている。
その中には、誤解やデマも多くあり、このツイッターアカウントにより、公式に、私自身の見解を述べなければならいと感じた。— 金正恩【公式】 (@kimjungil2) March 1, 2019
トランプ大統領やリヨンホ外相の記者会見後、さまざまな憶測や情報が飛び交っている。
その中には、誤解やデマも多くあり、このツイッターアカウントにより、公式に、私自身の見解を述べなければならいと感じた。
各国の文化やリーダーの在り方はあるものの、「トップダウン方式」という点で私と彼は似た性質を持つ。
しかしながら今回、それが仇(あだ)となってしまった。
その協議が最後まで難航していたという事実がある。
周知の通り、核廃棄と経済制裁、その2つの段階的な交渉であった。
しかし実務者間の交渉というものは、それぞれの立場があり、ついには交渉が決裂という結果に終わった。
北朝鮮国内にある全ての核を廃棄し、大国や海に囲まれた地の利により、投資マネーを呼び込めば、
シンガポールやベトナムのように、独裁主義や社会主義国家でありながら、豊かな国をつくれると思っている。
もともと、朝鮮人民軍といい、国内において強力な権力を持っていた。
父が亡くなり私が引き継いだ後、最初に軍部の権力を掌握することから始めた。
そのため、来る日も来る日も奔走し、時に無慈悲とも思える粛清もした。
核を国内から廃絶することが、豊かな国への第一歩となるだろう。
しかし核の廃絶は、軍部にいる特定の人間の、利権やプライドを損ねることになり、反発が存在している。
「核建設と経済建設」という併進政策から、シンガポール会談以降、経済建設のみへ政策変更して以来、公に公表できないが、軍部のどこかの組織が、私の命を狙い続けている。
独裁国家を維新するため働きかけ、大政奉還という政権委譲に貢献したが、既得権益を奪われた反勢力により暗殺された。
既得権益を覆すことは、茨の道であり、我が国家も例外ではない。
私が軽率に核廃絶の発言しないか、ずっと監視されていた。
彼らにとって非核化は死活問題というわけだ。
まずそのような北朝鮮の特異な背景を理解してほしい。
そして話は次へ
前述の通り、我々の核廃絶は一筋縄ではいかず、段階的以外は不可能。
トランプ大統領はそれを理解しているが、実務者同士、無理を要求し合った。
経済制裁は北朝鮮国内でのエリート層からも不満の声が出ている。
特に若手テクノクラート達の士気は低下している。
もちろん米国側も核の完全非核化から始まった。
どこで折り合いをつけるかが、見いだせなかったわけで、トランプの会見も、リヨンホ外相の会見も、事実を言っていることになる。
しかしトランプ大統領はシンガポール会談で、実務者協議の前に首脳同士の対面という奇策に出た。
しかし、状況が状況。
私はそれが正しいと選択であったと思っていると同時に、トランプがいかにクレバーであるかを知った。
ただ、前述の通り私とトランプ大統領の関係は損なっておらず、国内の情勢変化が次の会談を開くことになるであろう。
結局は利権問題で進まない?
ものすごく簡単に書くと、「北朝鮮の核関連の利権を持ってる人たちが権力も持ってるので、なかなかうまくいかない」という感じですね。
たしかに有り得そうというか、納得できる話です。
北朝鮮の動向は日本としては楽観視してて良いのか?
アメリカの対応をみる感じだと、「中国とは対立して北朝鮮とは親密になる」という流れになりそう。
なぜそんなに北朝鮮が良いのかといえば、もし北朝鮮が工業や資源を外部に開いた場合、国際的な競争力をもてるからです。
ただ、そのためには核とかそういうのやめようよという話なわけですが、今回の会談ではそれがなかなか難しいことも明白になりました。
難しいことがわかったものの、これから進展するのぞみもまだ残されています。
もし北朝鮮が核を廃棄してオープンな市場を作ったら、一気に海外資本が流れ込むことになり、バブルっぽくなる可能性もあります。
そして北朝鮮で安価な労働力で工業がうまくいくようになったら、日本や中国もその価格競争に巻き込まれることに…。
それを考えると、あんまり日本の経済にとってはよくないかも…。
個人としては、北朝鮮バブルを予想して投資するのはアリかも
北朝鮮がオープンな市場になったときにどかっと投資をするのは中国、そして韓国のはず。
そこらへんの企業で、「大きく株価が動きそうなところ&日本でも買える銘柄」を探して投資するのは悪い手ではなさそうです。
とはいえ、どんな企業が儲かるのか現段階ではよくわからないので、下手に変な情報で投資しても嵌め込まれる気がしますw
直接、北朝鮮に投資する方法はいまのところまったくありません。(だからこそオープンになったときにものすごくお金が動くわけですが)
北朝鮮に投資できる!という投資詐欺も横行するんだろうなぁ…。
もし北朝鮮の市場が開かれたときは、たしかに投資チャンスが生まれると思います。
しかし、難しい投資なのも間違いありません。
これからどんな企業が利益を享受しそうなのか、ちょこちょこと調べていきたいと思います!
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マイナスになったときは、温かい目で見守っていただけるとさいわいです…。