30代になると、筋肉の衰え以上に深刻なのが「自律神経の衰え」です。
自律神経が衰えると、下記のような症状がでます。
あなたも一つくらいは心当たりがあるかも…?
- 疲れやすくなる
- 日常的にネガティブになりやすい
- めまいがする
- 頭痛が起こる
- 便秘もしくは下痢になる
- 耳鳴りがする
- イライラする
- あせりを感じる
- やる気がでない
- 不安感がヤバい
ぼくは何個か当てはまってますw
ほぼ毎日運動をしっかりやっていても、年をとるとともに自律神経の衰えは起こってしまうもの。
しかし、内蔵をしっかり動かすことで自律神経を整えることはできます。
結論からいうと、
- 食物繊維が豊富な食事で腸内を運動させる
- 銭湯などで冷温交代浴をする(お風呂と水風呂を交互に入る)
ということがとても大事だと気づきました。
いやーいつまでも10代、20代と同じように「適当に食事と運動をしてても大丈夫」なわけじゃないんですね…。
もしあなたも、先ほどの項目で当てはまるものがあったら、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
簡単な目次
【健康への投資】30代はまず運動よりも「食物繊維」をとることが大事
【心当たり、ありますか?】自律神経が衰える原因は、年齢以外にも様々
自律神経が衰える原因は、
- 生活のリズムが乱れている(夜勤の方は特に)
- 日常的にストレスを感じている
- 生活環境の変化
- 運動不足
などがあります。
仕事をしていれば、大抵の方は何かしらのストレスを感じる場面がありますよね。
そして繁忙期は、生活のリズムも崩れがちです。
逆に言うと、「もともと疲れにくい人」「ストレスをものともしない人」は自律神経の能力が高い人とも言えます。
人それぞれ自律神経の強さは違うため、無理をせずに自分の自律神経を整えることが年をとってくるとより大切になってくるのです。
30代の自律神経は、20才の約半分の能力しかない!?
一説によると、60代の自律神経の働きは20代の4分の1くらいと言われています。
だからこそ、高齢者は走るとすぐに息切れしますし、疲労回復もなかなかしません。
そして実は30代の時点ですでに、自律神経の機能はピーク時の半分くらいまで衰えています。
もちろん個人差はありますが、平均するとこうなるみたい。
筋肉量は半分まで落ちることはそうそうないですが、自律神経の機能は自分が気が付かないところでかなり低下しています。
30代になるとやたら疲れるとか、お酒が飲めなくなった、というのはまさにコレが原因。
自律神経を整えて、いかにパフォーマンスを発揮させるのが大事かがわかりますよね。
そもそも自律神経ってなんだっけ?
自律神経が衰える、と言ってもそれってなんだっけと思うかもしれません。
自律神経とは、「自分の意思でコントロールできない、血流や臓器の働きを司る神経」のこと。
- 緊張したときや興奮時にはたらく交感神経
- リラックスしてるときにはたらく副交感神経
この2つがちょうどよくバランスをとることで、健康的な体と精神状態になります。
そして自律神経を整えるためには、質の良い血液を体中に送ることが大切。
つまり、血流を良くするために、運動だけじゃなく内蔵を良い状態にすることがものすごく重要なことなのです。
ぼくはもともと毎日運動しないタイプで、やるぞ!と思っても3日で飽きるほうなんですが、Apple Watchで管理するようになってからほぼ毎日運動しています。
>【健康への投資】アップルウォッチで195日間、運動が続いてる理由
でもこれだけじゃだめだったんですよね…。
お酒の飲み過ぎや甘い物の食べ過ぎ(バレンタインデーからずっと毎日チョコ食べてた)で胃の調子が悪くなってしまいました。
20代のころだったら全然平気なくらいなのに、30代ともなるとこれしきのことで体調を崩すのか…!とちょっとショックを受けたんです。
日頃の運動だけじゃなく、腸内環境にも気を配らないとダメなんだと痛感しました。
いろいろ調べて効果的だったのは、
- 毎日2リットルは水を飲む
- 食物繊維をしっかりとって、腸内環境を整える
この2点です。
特に食物繊維はめっちゃ大事なので、30代になったらしっかりと取りましょう!
30代になったら食物繊維をしっかりとる!代表的な食べ物とは
食物繊維が取れるおすすめ食材は、
食品名 | 食物繊維(100gあたり) |
ライ麦粉 | 12.9g |
オートミール | 9.4g |
ライ麦パン | 5.6g |
玄米 | 3g |
そば | 3.7g |
切り干し大根 | 20.7g |
ごぼう | 5.7g |
モロヘイヤ | 5.9g |
グリーンピース | 7.7g |
干ししいたけ | 41g |
しいたけ | 3.5g |
なめこ | 3.3g |
しめじ | 3.3g |
ドライいちじく | 10.9g |
ドライプルーン | 7.2g |
アボカド | 5.3g |
いんげん豆 | 19.3g |
あずき | 17.8g |
えんどう豆 | 17.4g |
大豆 | 17.1g |
納豆 | 5.9g |
ひじき | 43.3g |
のり | 36g |
わかめ | 32g |
こんぶ | 27g |
ぼくは、毎日朝に「ドライプルーン」を3粒食べるようにしています。
1日あたり、食物繊維は20~25gとるのがいいみたい。
意識しないと絶対とれないレベルですよね…。
ちなみに食物繊維というとキャベツみたいなイメージがありますが、キャベツ100gあたりに1.8gしか入っていません。
レモンにビタミンCがほとんど入ってないのと同様に、広告で使いやすいから広まっているだけなので注意しましょう。
腸内環境は、発酵食品も効果あり
食物繊維も重要ですが、発酵食品も効果があります。
納豆やヨーグルトなんかがいい例ですよね。
麦ごはんと納豆の組み合わせは、いい感じの朝ごはんです。
麦ごはんは、白米と大麦を合わせて炊けばOK。
最初は白米8に押麦(スーパーで売ってます)2くらいの割合でいってみましょう。
まとめ:健康への投資は忘れずに!まずは今日から食物繊維をたくさんとろう
食物繊維を1日20g取るだけで、体のポテンシャルが向上するともなればやってみる価値はあると思います。
運動も重要ですが、腸内環境を整えるのも30代からはじめなければいけません。
心を若く保つためにも、自分の体はしっかりとベストな状態にしていきましょう!