「なんかもう、今日は仕事しないでいっかな…」
そうふと思ったら、思い切って行っちゃいましょう!
有給をガツンと消化して、思いつきの旅に出ましょう!
というわけで、平日から静岡の浜松に行ってきました。
仕事をサボって行く旅行は最高!
ぜひストレスを抱えたあなたにも知ってもらいたいこのシアワセ…。
旅の始まりの不安感、旅の途中の幸福感、旅を終えたあとの爽快感…。
では、仕事サボり旅行の静岡編、行ってみましょー!
【仕事サボり旅行をしてわかったことまとめ】
- サラリーマンが出社してる中、自分だけのんびり新幹線でくつろいでいる優越感がたまらない。
- こんなことしてて大丈夫だろうか…という気持ちは、新幹線で朝ごはん食べてる最中にすっ飛んだ。
- 平日は美味しい名店もめっちゃ空いてる。
- 地方はスイカやクレジットカードが使えないところが多いので、小銭は必須。
- 静岡くらいの距離だと、日帰りでもぜんぜん大丈夫だった。(今回は一泊)
- 美味いものは東京に集まると思ってたけど、地方のうまいものはまた格別の味。
- 結果的にすごく気分がリフレッシュできた。
簡単な目次
仕事サボり旅行のススメ【静岡編】
9:03 東京駅から新幹線ひかりで浜松駅へ
静岡に行くぞ!と決めた朝。
東京駅の駅弁売り場で、今日の朝食を選びます。
もうこの時点でワクワクが止まりませんw
どれもこれも美味しそうで目移りしちゃうんですよね…。
でも、今回はお昼に、伝説のハンバーグ「さわやか」を食べる予定なので、軽めに選んでおきます。
あとは…旅のお供と言ったら小説!
難しくなさそうかつ楽しそうなものをチョイスすれば完璧です。
新幹線のきっぷは、事前にスマートEXでサクッと買いました。
スマートEXでスイカの登録もしておくと、新幹線のきっぷを買わずにスイカで自動改札を通れちゃうのにビックリ。
時代は進化してますなぁ…。
そろそろ新幹線の発車時刻になるので、新幹線に乗り込みます。
お客さんはサラリーマンが多い感じ。
ぼくの隣のサラリーマンは爆睡。
その隣のサラリーマンはパソコンで一心不乱に資料を作成してました。
ぼくはというと…。
美味しそうな朝食~。
おいなりさんと塩麹の鳥フライです。
ビールもいっちゃいたいところだけど、お昼に飲む予定なのでここではまだガマン…。
新幹線の中で食べるご飯ってなんかテンション上がりますよね。
流れる景色を見ながらの普段よりちょっとリッチな朝ごはん…すでに「旅に出てよかった…」ってなってます。
静岡駅に近くなってくると、富士山が見えてきます。
新幹線の座席はE席を選ぶと、富士山が見える窓側になるのでぜひ!
10:31 浜松駅到着
新横浜、三島、静岡を通り越して、無事に浜松駅に到着です。
浜松で有名な食べ物は、うなぎ、浜松餃子、そしてハンバーグさわやか…今回は1泊したので、それらを全部食べる予定です。
まずは今日のお昼、ハンバーグのさわやかにれっつごー!
3両しかない電車で、となりの高塚駅に行きます。
あんまり待たない穴場のさわやか「浜松高塚店」
さわやかは静岡で絶大な人気を誇っているハンバーグのチェーン店です。
あまりの美味しさに食べたあともすぐに食べたくなると言われてる伝説のハンバーグ、さわやか。
いろんな場所にあるんですけど、だいたいどこも1時間待ちは当たり前というくらいの人気っぷり…。
ところがぼくが今回行った「浜松高塚店」は住宅街の中にあるため、観光客がそれほど来ないので比較的空いています。
高塚駅を降りて、10分くらいてくてく歩いてると…見えました!
ハンバーグのさわやか~。
パッと見、普通のファミレスっぽいですが、ここでしか食べれないレア感がたっぷりのハンバーグが食べれるとのこと…。
開店が11時で、ぼくはちょうど開店してすぐに着きました。
着いたら、まずは店内に入って整理券を貰います。
なんと番号は一桁台。
これはほとんど待たずに入れるのでは…と思ってたら5分くらいで入れちゃいました。
さすがの穴場、そして平日…!!
ほかのお店で休日だと2時間待ちもあるそうなので、さわやかにくるなら平日がマストです。
店内はログハウス風になっていて結構大きめ。
あとで気がついたんですけど、浜松の店員さん、どこのお店行ってもめっちゃ接客が良かったです。
もちろんさわやかの接客もバッチリでした。
いいお店である…。
定番商品のげんこつハンバーグを頼むと、油ハネを防ぐシートが敷かれます。
Twitterを見ても、みんなウマいウマい言ってるげんこつハンバーグ、果たしてどれほどの味なのか…。
ワクワクしつつビールを飲みながら心待ちにします。
そしてついに登場したげんこつハンバーグ!!(オニオンソース)
一つのでっかいハンバーグを店員さんが目の前で2つに切って調理してくれます。
これはスゴい。
うまそう感がスゴい…。
ナイフで切ってみると、いい感じの生肉感!
ウマいです。
確かにウマい。
レア状態のハンバーグって初めて食べましたけど、こんなにウマいとは…!
静岡県民の心を鷲掴みにするだけのことはあります。
めっちゃウマい。
これはまた行きたいな…食べたばっかだけどw
ちなみにさわやかは、スイカなどの電子マネー支払いにも対応していてものすごく便利でした。
さわやかを堪能したあとは、うなぎパイファクトリーへ
さわやかで満足してようやく気がついたんですが、あまりもノープランで来てしまったのでこれからの予定がまったくない…。
スマホで検索してみたところ、近くにうなぎパイファクトリーというものがあるとのこと。
うなぎパイっていうのは、「夜のお菓子」というアレなキャッチコピーで有名な美味しいパイのお菓子です。
さっそく駅前に戻りタクシーを捕まえてうなぎパイファクトリーへ。
ふとタクシーの車内を見ると、運転手からの一言が書かれていました。
運転手からの挨拶「野球で勝ったときの喜び、負けたときの怒れる気持ちを胸に、仕事でも他に負けないようにがんばります」
…。
運転手さんはご機嫌だったので、今回は野球で負けたあとではなかったみたい。
怒れる状態じゃなくてよかった…w
12:16 うなぎパイファクトリー
シャレオツな建物に「UNAGI PIE FACTORY」って書かれてるのがシュールです。
ふと後ろを見ると、
うなぎパイのマスコットキャラクター、うなくんがいます。
マスコットキャラクターなんていたの知らなかったw
中に入って工場見学の受付をすますと、実際にうなぎパイを作っているところが見れます。
予約は不要なので、行きたいときにいけるのはいいですね。
工場見学するとうなぎパイをもらえます。
わーい。
うなぎパイにひたすらなにかを塗ってる工程。
ここも平日はほとんどお客さんがいないので、ゆったり工場見学を楽しむことができます。
うなぎパイファクトリーの手すりにはウナギが!
シャレオツですなぁ。
ここらへんでふと、「ぼくはなぜ平日に1人でうなぎパイファクトリーに来ているんだろうか…」と思いますが、そんな非日常もたまにはいいものです。
うなぎパイファクトリーを堪能したので、歩いて20分くらいのバス停までのんびり歩くことにしました。
周りは工場だらけで、人がほとんど歩いていません。
歩道にも草が我が物顔で伸びています。
うーん、なんか普段とまったく違うこの光景、のんびりしますなぁ…。
バスに乗ると、乗客はほとんどいません。
のんびりした時間が過ぎていきます。
ちなみに浜松らへんは遠鉄グループというのが一大勢力らしく、遠鉄グループのICカードじゃないと使えないが不便。
バスに乗るときはスイカは使えないので、小銭を用意しておきましょう。
14:21 再び浜松駅へ
バスに揺られること20分くらいで、浜松駅に戻ってきました。
なんか高い建物あるなーと思ったので、行ってみることに。
アクトタワーというそうです。
展望回廊というのが45階にあって、料金は500円とのこと…。
うーん、ちょっとお高い気もするけど、浜松の全体を見るのもアリかな…というわけで展望回廊に行ってみることにしました。
展望回廊に入ってすぐに見えてきたのは絶景…じゃなくてこの記念メダル販売機。
めちゃくちゃ昭和www
いや~いいですね、これ。
まだ生き残ってたんだ…。
20代前半とかの人は知らないんじゃないかな…?
キーボードで名前を打つと、メダルにそれが刻印されて出てくるという機械です。
は~ノスタルジーすぎる…逆にエモさがある気もしなくもないw
ふと気がついたんですけど、この展望回廊、まったく人がいません。
平日だからなのか、ここは元々人がいないのか…。
とにかく、1人でぼんやりと地上を見ることができるので、仕事に疲れたあなたにぜひ!って感じのスポットです。
実は浜松周辺はなにげに栄えてます。
タワマンぽいのもちらほら見えますね。
ぼ~っとしながら眺めてたら15時になったので、ひとまずホテルにチェックインして荷物を置きます。
次に向かうところは…砂丘!
砂丘って鳥取だけかと思ったら浜松にもあるんですね。
中田島砂丘といいます。
16:22 中田島砂丘
浜松駅からバスで10分くらいにある中田島砂丘。
ここももしや…と思ってたんですが、やっぱり人がほとんどいません。
見渡すかぎりの砂丘ー!
そして海ー!!
びっくりするくらい人がいません。
マジでみんなどこに行ったの…ってくらい人がいないです。
響き渡る海の音、風の音…。
癒やし…。
砂丘ではあるものの、いたるところに緑がチョロチョロ生えてます。
これもまた生命のたくましさを感じれて良いですなぁ。
18:01 浜松餃子一軒目「石松餃子」
お腹が空いてきたので、名物である浜松餃子の有名店、石松餃子に来ました。
ここも普段はめちゃくちゃ混むらしいんですけど、平日なのでほとんど待たずに入れました。
ちなみに浜松餃子というのは、野菜メインの具で、もやし付きのものをいうそうです。
でーん!
これが浜松餃子!
見えづらいですが、餃子の後ろ側にもやしもちゃんとあります。
食べてみると…あ、これアツッあっ、でもウマい!
すごくジューシーで、皮が薄くてパリパリしてて、食感が軽い!
これは名物になるわけだわ。
本気でウマいです。
なぜかメニューにあった豚角煮が気になって注文してみました。
店員さんが持ってきてくれるときに、すでに豚肉がプルプルしてる!
で、食べてみたらやはりというか当然というか、ヤバいくらいにウマいです。
これもっとイチオシにしてもいいのに、ってくらいウマい。
石松餃子に行ったらぜひこれも食べてみて下さい。
味付けも豚肉もかなりレベルが高いです。
18:40 浜松餃子二軒目「むつぎく」
浜松餃子はライトな食感なので、これならあともう一軒はイケると思い二軒目へ。
これまた超有名のむつぎくです。
こちらも普段は行列が絶えない店ですが、平日なので(以下略)
ここの浜松餃子も、当たり前のようにめちゃくちゃウマい。
ヤバいですね、ビールがどんどん進みます。
あーこれはいいわ…。
石松餃子よりもむつぎくのほうが野菜がもりっと入ってる感じ。
どっちもウマいのでぜひ食べ比べてみてください。
おつまみメニューのホルモン味噌焼き。
これもぷりぷりのホルモンでウマい…。
うーん、ハズレがないですね。
結構お腹が一杯になってきたんですが、食べログによるとラーメンもウマいらしい…。
おあつらえ向きに半ラーメンというのがあったので注文してみました。
醤油半ラーメンです。
食べてみると…チャーシューがまずウマい。
つぎにメンマもウマい。
かまぼこ、わかめ、のりも申し分なし。
そしてあっさりな醤油スープに絡む麺…。
最高…。
…
でも食べすぎて動けない…。
あまりにも食べ過ぎたため、ホテルの自分の部屋に戻ってくるので精一杯でした。
このあと夜の街に繰り出そうとも思ったんですけど、どうにもお腹がいっぱいすぎて動きたくない…w
というわけで1日目終了です。
ここまででだいたい20時くらいなので、日帰りでもぜんぜん行けちゃいますね。
でも今回泊まったアパホテル、朝食付きで4800円というかなり安いプランだったので、時間に余裕がある人は一泊がオススメです。
2日目 浜松うなぎの名店「あつみ」
2日目は、浜松で一番ウマいと言われてるうなぎ屋さん「あつみ」に行きます。
こちらもめちゃくちゃ混むと有名なので、11時の開店時間ぴったりに行くことにしました。
開店時間に行ってみると…
あれ、誰も並んでない!
これはまたすぐに入れるパターンか!?と思ったのですが、こちらのお店は店の前で待たなくても良いシステムになっていました。
店員さんに名前を告げると、予約票がもらえます。
ぼくは12:10に入れるみたい。
1時間くらい待つ感じですね。
どこで暇をつぶそうかなーとフラフラしていると…。
ザザシティというショッピングセンターを発見。
シネマも入ってたりして、浜松の中学生とかはここで初デートとかするんだろうなぁ…って感じのビルです。
2階には駄菓子を売ってるお店があって、その奥にジオラマファクトリーというジオラマが展示されてるエリアがあります。
ここでノスタルジーあふれる昭和なジオラマを見て時間をつぶすことに。
なんだかんだ楽しめる浜松。
もうちょい時間があったら、シネマで映画を観るのもいいですね。
12時になったので、ウナギ屋さんのあつみに戻ります。
お店に入って名前を告げると、店内で待つことに。
うなぎが泳いでる池がありました。
よーく見るとちゃんといますw
席は座敷とテーブル席の両方があって、今回はテーブル席のほうに座りました。
いつか彼女と座席のほうに座ってゆったり食べるのも良さそうだな~。
うなぎ屋さんなので、注文してから40分くらい出てくるまで待ちます。
その間に、枝豆とビールを堪能することに。
良い枝豆で、これならうなぎはさぞうまかろう…と期待に胸をふくらましていると…。
きました!
上重(うな重の上)!!
ヤバいくらいにうまそうなビジュアル…そしてニオイ。
ちなみにこの上重はちょっとお高く、4950円です。
一番安いのだとうな丼が3300円なので、そっちを頼むのもいいかも。
上重だとうなぎが1.5匹分になり、ボリュームも満点。
あつみのうなぎはすべて国産の浜名湖産なので、多少高いのは仕方ないところですね。
で、お味のほうはというと…。
…
あー
これは
ウマい。
骨抜きの処理も丁寧にしてあって、口の中にいれるとふわっとしたウナギの食感と深みのあるタレが怒涛の如く攻め込んできます。
これはウマいですわ…。
変な臭みだったり、変な食感だったりは一切ありません。
まさに約束された高級ランチ。
今回の浜松旅行の最後を飾るのにふさわしいご飯でした。
仕事サボり旅行、静岡浜松編まとめ
いや~よかった!
さきほど家に帰ってきてこの記事を書いてるんですけど、マジでよかったの一言です。
おみやげにわさび漬けとうなぎパイVSOP、大砂丘というチーズブッセを買いました。
書きながら大砂丘を食べてるんですけど、これが意外なほどにウマいw(失礼)
今回の旅を振り返ってみると、やっぱり非日常的な旅っていい気分転換になります。
普段行けないようなところに行けたし、美味しいものはたくさん食べれたし…(食べ過ぎたけど)
あなたがもし仕事がイヤになったとき、疲れてしまったとき、ふと「今日は休みたい」って思ったとき。
ぜひちょっとした旅行に行ってみてください。
きっと、あなたの心を癒やしてくれるはずですよ!
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