日経平均株価が、なんと26年ぶりに高値を更新しました!
わーパチパチ!
素直にスゴいなーと思いますが、果たしてこのまま好景気が続くのでしょうか?
ぼくの予想は、「以前と変わらず、2019年から2020年の終わりらへんまでで暴落がくる可能性が高い」です。
なぜそう思うのか、まるっと書いていきますのでぜひ参考にしてみてください!
簡単な目次
官製相場?”日本株が暴落する”は間違いなのか
自民党の総裁選は、安倍氏が順当に再選
左側の新聞やテレビでは「石破氏は善戦した!」なんて書かれていましたが、現実は、安倍氏の半分ちょっとしか票を集められませんでした。
いろいろと問題があった野田氏はおいとくとして、結果的に安倍氏が553票、石破氏は254票という結果になっています。
そしてそれを受けて「26年ぶりに日経平均株価が高値を更新」ということになりました。
…まぁ、正直なところ茶番劇っぽい感じもしますが、市場へのインパクトは結構あったみたい。
日経平均株価が上がるのは素直に喜ばしいことなのですが、気になる点もあります。
それは、
日経平均株価を無理にあげようとしてない?
ということ。
投資家としては、いわゆる官製相場の可能性があるんじゃないかな~?というのも考えておかないといけません。
官製相場ってなに?
官製相場とは、政府が主導する相場のことです。
例えば日銀が長期国債やETFを大量に買い入れたりすれば価格は上昇します。
そういったコントロールを政府がしている状況を、官製相場といいます。
一般的に官製相場になると、株価が上がって金利が低く抑えられます。
一般人にとってもメリットがありますよね?
とりあえず日経平均株価に連動したETFを買っとけば利益が出るわけですし…。
ただ、官製相場がいつまでも続くことはなかなか難しく、どこかでほころびが生まれて相場が反転してしまう可能性が非常に高いというデメリットもあります。
今回の上げは官製相場なの?
日銀が定期的にETF買い入れしてるし、官製相場といえば官製相場な気もします。
いつまで続くかと言えば、まだあと予定残額は1兆6800億円くらいある(2018年9月28日)し、当分は安心していいんじゃないかな…。
日銀のETF買い入れってなに?
金融緩和の一環として、ETF(上場信託)を年間6兆円買い入れる政策のことです。
日経平均に連動したETFやTOPIX連動型ETFをメインにガンガン買い入れをしています。
ほかにも、設備や人材投資に積極的な企業の株式を対象としたETFにも3000億円ほど買い入れてるとのこと。
確かにそうすれば株価全体は上がるので、景気が上向いている気がします。
でもあまりにも巨額の介入(史上最高)なので、もし暴落したときには…。
今の日銀総裁の黒田氏は、ETFサイコー!って感じですが、もし総裁が変わって「ETFちょっとやりすぎやんけ」って止めてしまったときにどうなるか…。
ちょっと怖い感じもします。
右と左の意見が面白い
思想が左側な人達は、安倍氏がなにをやっても反発するので「官製相場だ!すぐに暴落する!」という人が多いのは珍しくありません。
ただ、面白いのは右寄りなメディアでも「これ大丈夫なの?」みたいな論調があるということ。
ぼく自身も「大丈夫なの?」とは思いつつも「しばらくは大丈夫だろ」と思っています。
投資家は特定の思想にハマると良くない
どんな人でも、自分が信じたい事実を信じてしまうという傾向があります。
そこをがんばってニュートラル(に近い)ところまで持っていかないと、買い時、売り時を間違ってしまいます。
ぼくは正直なところ、自民も民主もその他政党もさほど信頼していません。
その理由としては、
- 貧富の差をわざと広げてるように見える。
- どうでもいい問題で騒ぐだけの国会。
- 少子化対策をしてるようにみせてまったくしてない。
- 累進課税で、一般人から富裕層への移行をなるべく困難にしている。
- 外国人への各種税金のバラマキ。
- 自虐歴史感を持った人たちの台頭。
という感じで、ほとんどの政治家が日本人にとって最良の選択をしているとは残念ながら思えません。
それでもぼくたちは、なんとかがんばって日本で税金を払ってまじめに暮らしてくしかないんですけどね…w
日本の政治家の目的は、「日本人を豊かにする」ことではなく、もっと別な場所にあるように思えます。
そこを踏まえつつ、うまいこと官製相場には乗って利益をだし、暴落する前に離脱する…というのをがんばらなくてはいけません。
大変だ…w
現在の日経平均株価はバブル相場なの?
実は、日経平均株価のPERはまだ13.73倍しかありません。
米国のPERは23.8倍なので、それに比べたらまだまだ低い水準です。
日本のバブル期(1980年代)の日経平均株価はPERがなんと80倍以上だったため、それに比べたらまったくもってバブル相場ではありません。
それを踏まえて考えても、今すぐに日本の株価が下落するとは思えないのです。
まとめ:日経平均株価の上昇はしばらく続くけど、2020年までに暴落しても不思議じゃない
結局のところ、日銀のETF買い入れは今年分はまだあと1兆6800億円あるわけですし、大暴落はしなさそうです。
2019年は…まだ日銀がETFの買い入れを続投するかどうかわからないので、微妙なところ。
どっちみち、いつかは買い入れをやめて出口戦略を探さないといけないので、そうなったときにほかの大型ファンドもいっきに抜け、株価は暴落するはず。
ぼくの予想では、それが2019年から2020年の末までにはじまりそうです。
あと、ちょっと気になるニュースがありました。
例のかぼちゃの馬車、TATERUなどの不適切融資の件で、銀行がゆるゆる審査で融資をしていたのが今後はできなくなりそうです。
不動産投資をする人が減ると、不動産価格も下落してしまいます。
それが日本経済の不景気突入への引き金にならないとも限りません。
まだタイミング的に大丈夫だとは思うけど、一応、気にしておいたほうがいいポイントかも。
今後もなるべくニュートラルな目線になるよう意識しつつ、相場をしっかりと見ていきたいと思います!
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マイナスになったときは、温かい目で見守っていただけるとさいわいです…。