【ならない】中国株は米株のリスクヘッジになるのか

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30代でのセミリタイアを目標に頑張る30代(就職氷河期末期の世代)。 派遣社員から転職を5回して、年収1000万円を超えた(副業含め)のちに起業。 バカを行動力で補うタイプ。 最近は投資をようやく覚えて、そっちにハマりぎみ。 お金に悩まない生活を目指して勉強してます! 運用実績はこちらで公表しています。【累計利益1,367,444円】 追記:この前、週間SPA!に投資家として取材されました~!



賢い投資家はみんな、「資産はかならず分散化させること」って言いますよね。

株式にしても、米国が調子いいからって米国だけに投資してると大暴落が来たときに痛い目をみてしまいます。

そこで、ほかの国にも投資してリスクを減らそうぜ!ってのが分散投資なんですが、これがまぁなかなかうまくいかないわけですよ…。

なにも考えないで分散投資をするとこんな感じになります。

これはぼくのやってるウェルスナビというロボアドバイザー投資(自腹の参考記事はこちら)なんですけど、日欧株と新興国株、ゴールドがマイナスになってます。

現在の世界的な経済状況で新興国に投資する必要ある…?って感じなんですが、そこはまぁ分散投資とはそういうものかもしれません。

でも適切な割合ってあるよね…とも思ったり…w

日欧株も、日経平均株価はいいんですけど、ほかの先進国が足を引っ張っていてマイナスになっています。

これはやはり、自分でしっかりと分散投資先は考えねばいけないということかも知れません。(ウェルスナビもプラスにはなってるけども)

分散投資で有望なのが「日本」「中国」「インド」の3つです。

ただ日本の株価は、米国の景気に大きく左右されるのでリスクヘッジとしてはちょっと弱め。

インドは将来性がめちゃくちゃあるんですけど、現時点ではちょっと問題が多すぎます(政治の腐敗やその他諸々)

sorasuke

インドは将来的(数十年後とか)に世界で1.2を争う大国となる可能性が非常に高い国です。

現状まだダメダメなところが多いですが、いまのうちに投資しておくと将来すごく利益がでるかも…?

参考:【ETF】これからはインド!インデックス投資でオススメを調べてみた

インドの大躍進はまだまだ数年先の話です。

そうなってくると現時点では、米国と同じくらい影響力がある中国…となるわけですが、果たして本当にリスクヘッジになるのでしょうか?

僕の結論は、

「中国株は米株のリスクヘッジにならないどころかギャンブル要素が強い」

です。

詳しくもりっと書いていくので、ぜひ参考にしてみてください~。

【ならない】中国株は米株のリスクヘッジになるのか

アリババ株を買って思ったこと

ぼくの話なんですけど、ついこの前アリババの株を買いました。(100万円分くらい)

参考記事:【短期】アリババを買ってみました。その理由を書いていきます。

中国のどでかい企業といえば、アリババ、ファーウェイ、テンセントなどです。

中国のAmazonというくらい大きい企業であるアリババは、電子マネー(アリペイ)なども広く浸透していて、将来性がめっちゃる企業でしかも中国政府も後押ししてる…と思ってたんです。

しかし、ぼくがアリババ株を買ったその数日後に創業者のジャックマー氏が引退すると電撃発表がありました。

もちろん株価は下落…。

そのときに半泣きになりながら書いた記事が、アリババ株でわかった、テクニカル分析は無意味という話です。

引退理由は教育に専念したいからということでしたが、どうも中国政府の思惑もあるといううわさがあって、「中国だなぁ…」としみじみ感じました。

中国企業は中国政府は絶対に逆らえない

中国では政治家のコネがないと企業が成長できないという周知の事実があります。

逆に言えば、政府から睨まれてしまったらどれだけ成功してても、転落する可能性があるということです。

株式を買う投資家とすれば、そんな不安定なことってないですよね。

てっきりぼくは中国政府とアリババの関係は蜜月だと思っていたので、今回の件はかなり予想外でした。

米中貿易戦争のゆくえ

現在進行系で、トランプ大統領は対中輸入への関税を25%引き上げると発表しました。

このまま締め付けが強くなったとき、果たして中国はいままで通りのイケイケな成長率を保てるかは難しいところです。

iシェアーズの中国大型株ETFはこんな感じのチャートになっています。

2018年の頭に最高値をつけたあとは元気がなくなってますね。

米中貿易戦争の影響が強そうです。

このETFのPERは11.23倍なので、ひょっとすると買い時なのかも知れません。

が、ここで買うのはちょっと勇気がいります。

まだ底が見えてないし…。

こうなってくると、いかに好調な中国企業があったとしても、国家間のなんやかんやで株価が下落する可能性がでてきますよね。

逆にめちゃくちゃ利益を上げる中国企業が出てきても、中国政府に睨まれたらそれで終わりです。

果たしてそんな不安定な投資先が、リスクヘッジになるものでしょうか…?

まとめ:中国企業の株価は、中国政府と米国政府の思惑で予測不能な動きをしそう

いろいろと考えると、中国株に投資するのは、リスクヘッジというよりはギャンブルに近い気がします。

米国の株式が下がったら中国の株式が上がるかというとそんな単純な感じでもなさそうです。

米中貿易戦争は、もしかすると共倒れになる可能性(世界的な不況)もあります。

中国政府の内情に詳しい方なら投資先としてはアリだと思いますが、一般市民としてはちょっとなぁ…という感じは否めません。

なんというか、中国って外から見るとすごく不透明なんですよね…。

長期的にみればさらに上がっていく可能性は高いと思いますが、短期で見れば暴落が来てもおかしくはない雰囲気もあります。

うーん、このまえ買ったアリババ株…いつ売ろう…w

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