「直ちにファーウェイCFOを釈放しなければ、必ず深刻な結果を招き、その責任はすべてカナダにある…」
という感じで、ファーウェイがカナダの大使に伝えたとのこと。
いやーさすが中国、押しの強さがスゴいですね。
これがもしカナダで逮捕じゃなくて日本だったら、5秒で日和って釈放してただろうな…。
あと日本の場合はファーウェイCFO釈放デモとか起きてヤバイことになりそうw
さて、なぜここまでファーウェイは世界各国で問題視されるのか調べてみました。
調べれば調べるほどになるほどなぁ…という感じです。
簡単な目次
ファーウェイ、ついにカナダを脅迫!?その真意を考える
ファーウェイは、世界最大の通信機器メーカー
実はファーウェイはAppleよりも大きな世界最大の企業です。
日本でも、家電量販店に行くとファーウェイのスマホを激推ししてますよね。
昨年の売上高は約10兆4000億円。
世界中でその影響力を強めています。
ファーウェイのCFOが中国から優遇されている?
ファーウェイのCFOが、パスポートを少なくとも7つ保有していることがカナダ検察の資料から明らかになりました。
中国パスポートを4つ、香港パスポートを3つとのこと。
パスポートって普通、1人1つしか持てないよね…?
というか、普通にしてたらパスポートを何個も持つ必要はそもそもありません。
映画の中だけにしかなさそうなことが、現実にあるという事実…!
オーストラリア、日本、EUでもなぜファーウェイを危険視しているのか
今は、世界が5Gという次世代の通信網に変わる非常に重要なタイミングです。
このインフラ・ネットワークにファーウェイ製の機器を使用した場合、セキュリティ上の懸念が生まれます。
中国は特殊な国で、非常に政府のちからが強く企業はそれに逆らえません。
それはどういうことかというと、
- ビックデータを盗まれる可能性がある。
- 機器を全てストップさせて、ネットを壊滅状態にさせることができる。
- 軍事施設や原子力発電所などを混乱させることができる。
という可能性があり、今もスパイ行為のリスクが高まっているというのが各国の意見です。
個人でファーウェイ製品を使うのは問題ない?
Twitterなどで「個人で使ってる分には問題ないよね」という意見が散見されますが、実は問題がないわけでもありません。
このようにデータをすべて持ってかれる危険性や、ハッキングの踏み台として利用される可能性があります。
まぁそれでも日本人の大半はまったく気にしないというか、そもそもの問題をわかってないのでこれからも売れ続けるはず…。
米国が中国政府ハッカー訴追という流れは、なにを意味しているのか
米国の連邦法当局は、米国のITサービス企業にサイバー攻撃を仕掛けたとして、中国政府系ハッカーに対する刑事粗訴追を予定しているとのことです。
そもそも、中国政府系のハッカーと思われる攻撃は数年前からずっとあって、いままではそれは表立った問題にはされてきませんでした。
ここにきて、それを問題視するのは「次世代の覇権を中国に握らせたくない」という米国の思惑が透けて見えます。
2025年、世界の覇権を握るのは中国!?
新たな5Gの規格が世界を覆うとき、はたしてその膨大なデータを全て見れるのはどこの国になるでしょうか。
このまま行くと、中国の可能性もかなり高い気がします。
ちなみに日本のあらゆるビックデータはザルなので、中国や韓国には筒抜けな感じ…。
- 2015年6月1日、職員のパソコンがウイルスに感染し、125万件の個人情報が流出させる
- 2017年2月17日、静岡県湖西市がふるさと納税をした1992人のマイナンバーを流出させる
日本ももっとセキュリティに力を入れないといけないのかもですね。
日本はどこの国が覇権をとったとしても、搾取される側になるのは覚悟しなくてはいけません。
まとめ:中国と米国やほかの先進国との経済戦争は加熱しそう
中国もこのまま黙って終わることは無いと思いますし、米国やそのほかの先進国もそれを予想しているはずです。
ということは、我々庶民はその経済戦争の割を食ってしまう可能性…。
日本にいると、「ほかの国からゴリ押しされたらすぐにへいこらする」というのが当たり前になっていますが、世界的に見るとそれは稀なようです。
中国も米国もどちらも簡単には引き下がらないで、世界的な経済が失速する可能性は多いにあると思っています。
そう考えると、今から株式を買うのはかなりタイミングが悪いかも。
長期的に考えてETFや投資信託を買うのはアリだと思いますが、短期は分が悪いと言わざるを得ません。
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