米国と中国の貿易戦争が、いよいよ一般消費者にもわかりやすい形になってきました。
ファーウェイにたいする措置は、
- Google:次の機種からAndroidなどのGoogleサービスは使っちゃダメ
- インテル:部品売らない
- クアルコム:部品売らない
- ザイリンクス:部品売らない
- ブロードコム:部品売らない
というようにどんどん広がっています。
ただファーウェイはこの事態を予測していたようで、部品の在庫は3ヶ月分はあるとのこと。
つまるところ3ヶ月以内に米中の貿易協議が落ち着けば、それほどダメージをうけないですむことになりそうです。
米国の半導体企業もお得意様であるファーウェイにおろせないのはかなりダメージでかいので、ずっとこの状況が続くことはないような…どうなんだろう。
今回の件で一番やばいと思ったのは、
中国が独自OSでさらなる発展をしそう
という点です。
パクリが得意なだけに、Androidそっくりの独自OSを出してくることは間違いないと思っています。
Androidはオープンソース化してるから、それをベースに作るのは難しくなさそうですし。
そもそもAndroidが禁止になる前から、中国国内ではGoogleストアは禁止されており独自のストアが使われています。
OSに限って言えば、中国国内での影響はそれほどなさそうですね。
中国と米国の経済圏は分断されていくのかな…。
中国がいま以上に強くなっていくと、いまですら領海、領空侵犯をされまくってなにもできない日本の立場はさらに弱くなりそうです。
簡単な目次
ファーウェイはAndroidが使えなくなって逆に強くなる日がくる可能性
中国の報復「ファーウェイと取引禁止した企業は、中国のほかの企業とも取引させない」
中国との貿易がなくなれば、ダメージを受ける企業はたくさんあります。
もちろん日本も…。
日本の外交政策は非常に弱く、国内にはスパイがたくさんいるような状態です。
韓国の言いなりで、中国にも強くいえず、米国にも逆らえないし、ロシアにはビクビクしてる…というのが今の日本。
結局、貧乏くじを引くのは日本の特に若者なんじゃないかな…。
Androidが使えなくなることで、米国が中国に負ける可能性
中国メーカーが独自OSを使って世界に進出するようになってくると、中華スマホが強い地域は中国一色になる可能性があります。
欧州やアジア、アフリカなど、それが米国じゃなくて中国製のOSがメインとなれば、米国にはかなりマズい状況になってきますよね。
次の時代は米国一強じゃなくて、中国、米国、インドの3強になったりして…。
そうなるとETFで買うべきは、世界経済のVTかな~。
まとめ:部品問題はあと3ヶ月で落ち着くかもしれないけど、OS問題は今後の情勢を変える可能性
ファーウェイに在庫がある3ヶ月の間に米中協議が進展して落ち着く可能性はそこそこあると思います。
でも、GoogleのOSが禁止された問題はもっと先まで長引きそう。
これって正直、Googleにとって意味があったのかといえば全然ないような気がする…。
米国政府としては、力を持ちすぎたGoogle(Alphabet)を抑える意味合いもあるのかな…。
なにはともあれ毎回書いてますけど、大きな投資は様子見がいいと思います。
うーん、それにしても、日本が中国の属国になるのは嫌だなぁ…。左翼は喜びそうだけど…w
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マイナスになったときは、温かい目で見守っていただけるとさいわいです…。