どうやら2018年までの株式市場の流れが本格的に変わってきた、もしくは変わる兆候がハッキリとしてきました。
過去5年くらいは、米国のETFを買ってればたいていの人が年間20~30%くらい増やせたイージーモードでした。
しかし今まで米国株式市場を牽引してきたハイテク株の頭打ち感が出てきており、2019年はこれまで通りに素直に上がっていくかはちょっと疑問です。
とはいえウェルス・ファーゴのトレーシー・マクミリオン氏は「おそらく1年後(2020年頭)には、株についてもっと心配したほうがいい時期がくるだろうが、今は違う」と言っています。
まだまだ米国市場は弱気相場になる要素は少ない、ということですね。
でも基本的には誰もが2020年あたりはヤバそうと思ってる気がするので、ある程度早めの対策をとってもいいのでは、思っています。(目的が長期保有以外の個別株は特に持ち株を減らすなど)
日本株式はといえば、米国の景気に左右されるのと異次元緩和いつまでやるんだ問題があるので更に楽観視できません。
景気が悪くなる→「自民じゃダメだ!」→民主党政権になってさらに悪くなる(いつかの繰り返し)
という可能性もあります。
結局どの政党になっても、高齢者が投票権の過半数を握ってる日本で革命的なことは起こらず、まっているのは”ゆるやかな死”なのかも…。
そんな中で、ひょっとすると、ひょっとしたら仮想通貨市場にリスクヘッジの一部として資金が流れてくるかも知れません。
そんなわけで2019年の投資について予想してみました。
2019年、大口の投資先が変わる。仮想通貨が来る予想
2019年予想:株式は様子見の人が増えてくる
いままでの株式はぼんやりとただ買ってさえいれば価格は上がっていきました。
しかし2019年はどうなるか不透明です。
米中の経済戦争、ハイテク株の行く末、移民問題などなど…。
価格はより上下に振れやすくなり、素人が退場しやすい場面が多くなりそうです。
短期やスイングでトレードしない人にとっては、様子見かもしくは一時的な資金引き上げのタイミングになると予想しています。
2019年予想:人気のない債権
債権、特に長期債権はあんまり人気がないようです。
トラディション・キャピタル・マネジメントのマイケルチッコーネ氏も「今は債権投資に適した時期ではない」と言ってますし…。
そもそも債権は利回りがすごく低いので、個人で数千万円くらいで運用してる人はあんまり旨味がありません。
2019年予想:米国不動産投資信託(REIT)は増えそう
リスクヘッジのための分散投資先として、不動産投資信託(REIT)は増えていきそうです。
もちろんこれは米国のREITの話しで、日本のREITではありません。
2019年予想:日本の不動産価格は下落しそうな理由が多い
スルガ問題に端を発する不正融資事件の余波
今まではイケイケドンドンで元手がないサラリーマンにも銀行がガンガンお金を貸して不動産投資をさせていましたが、スルガの事件以降はそれもできなくなりました。
投資用物件ローンの審査はかなり厳しくなり、それによって新たに不動産を買いたい(買える)人は減ってきています。
不動産を買いたい人が減ると、不動産の価格が下がっていきます。
世帯数がピークアウトする
日本の人口はすでに超減少傾向にあります。
これに加えてさらに世帯数も2019年にピークアウト(天井)を迎えるとの予想がされています。
不動産は1世帯に1つが普通なので、世帯数が減るということは家余りが増えるということ…。
自分が住む物件を買いたい人よりも、売りたい人のほうが多くなる可能性があります。
オリンピック需要を期待してた不動産が売られる
以前、高級マンション関連の仕事をしていたときに、豊洲のタワマンなどは中国人投資家がごっそり買っているという話しを聞きました。
おそらくそういった投資家はオリンピック前に不動産を売却して利益を確定させてくるはずです。
庶民向けの投資用物件から居住用物件、セレブ物件まで、それぞれに不動産価格が下がりそうな理由があります。
2019年、2020年は不動産自体を買いとの声もあるが…
上記の理由から不動産価格は下がるので、これは買い場だ!という不動産投資家の方も多くいます。
たしかにそれは一理あるのですが、物件選びの難易度は上がり、そもそも購入するためのローンがおりない可能性があります。
素人が簡単に儲かる投資先ではなさそう…。
J-REITにしてもこのような状況なので積極的に買いという感じはしていません。
2019年予想:米国ではキャッシュで持つのが最適解?
株式市場がサエない感じで、変にボラティリティが高い今の状態では、いったん資産の大半をキャッシュ(法定通貨)もしくはそれに近い超短期の債権にしておくという人が増えているそうです。
実際、ウェルスナビの現状を見てみると、プラスになってるのは債権と不動産だけですしね…。
ヒドい成績です…。
2019年予想:仮想通貨に資金が流れてくる可能性はある
今までの定番な投資先がダメそうとなると、そこに流れてたお金の1%くらいは仮想通貨に流れるかも知れません。
では実際にどの仮想通貨が買われるかと言うと…
ビットコインは相変わらずスケーラビリティの問題があるので、大勢が入ってくるとすぐに遅延&送金手数料の高騰が始まりますが、それでも仮想通貨の王者なので買いたい人は多そう。
XRPは証券問題なのどうなの問題が解決したら、すぐにでも買う人が増えそうな気がします。
これはぜひともリップル社にがんばってもらいたいところですね。
イーサリアムは…ぼくも実は持ってるんですけど、ヴィタリックも離れちゃったしどうなるんだろうという不安しかありません。
イーサリアム自体はまだまだ将来性があるものだと思ってますが、直近ではうーん…価格が上がるには仕手筋の力が必要な気がする…w
あとはトークン詐欺みたいなのも2019年はそこそこありそうです。
まとめ:2019年の投資は全体的に停滞ムード?仮想通貨が分散投資先となる…かも
2019年はあらゆる市場の潮流が変わる年になる可能性があります。
いままでリスクの固まりみたいだった仮想通貨市場が、そういったムードの中でどうなっていくのか…。
世界経済がサエないまま仮想通貨市場も下がってく可能性はありますが、そうならない可能性もあります。
なんにせよ2019年にリーマン・ショック級の暴落は確率が低そうですが、それが起こるシグナルが出た時は、見逃さないようにしていきたいと思っています。
年末も下がりそうだなぁ…。(XRPも下がったらちょこっと買増しします!w)
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マイナスになったときは、温かい目で見守っていただけるとさいわいです…。