景気がヤバくなる日本で儲かりそうな株の選び方

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30代でのセミリタイアを目標に頑張る30代(就職氷河期末期の世代)。 派遣社員から転職を5回して、年収1000万円を超えた(副業含め)のちに起業。 バカを行動力で補うタイプ。 最近は投資をようやく覚えて、そっちにハマりぎみ。 お金に悩まない生活を目指して勉強してます! 運用実績はこちらで公表しています。【累計利益1,367,444円】 追記:この前、週間SPA!に投資家として取材されました~!



日経平均株価が上がる下がるという点で考えると、どうしてもただの予想になってしまいます。

今回は”確実に起こる事象”をもとに、どんな会社が利益を増やすのか考えてみました。

大きく分けて、

  • 少子高齢化で儲かりそうな企業
  • 移民増加で儲かりそうな企業

この2つです。

少子高齢化はほぼ間違いなく確実におこり、2020年、つまり来年には女性の半分が50才を超えます。

そして2024年には3人に1人が65才以上になるので、道を歩けば高齢者ばかり、ということに…。

移民についても法律はどんどんゆるくなってきており、これからさらに外国人が爆増していくことになります。

これらがおこると、果たしてどんな企業が儲かるのか…まるっと考えてみました。

景気がヤバくなる日本で儲かりそうな株の選び方

少子高齢化で儲かりそうな企業その1:医薬品メーカー

高齢者が増えると、薬や医療、診察や治療などが盛況になります。

現在の日本にいる高齢者の平均貯蓄額は2,000万円で、それをなにに使うかといったら健康のために使う場面は多くなりそうですよね。

医療関連銘柄は通常、値動きが小さくディフェンシブな銘柄と言われています。

それが高齢者が増えて市場がどんどん大きくなるにつれて、株価もグングン上昇…!するかもしれないっ…!

主な医療品関連銘柄

【4543】テルモ 医療機器
【4502】武田薬品工業 国内製薬首位
【4507】塩野義製薬 抗HIV薬がメイン
【4523】エーザイ 神経系・消化器刑が強い
【4503】アステラス製薬 国内第2位
【4530】久光製薬 鎮痛消炎剤首位。サロンパス
【4540】ツムラ 医療用漢方薬で国内シェア8割超
【4536】参天製薬 緑内障、華麗黄斑変性などの眼科用医薬品首位
【AAPL】Apple ヘルスケア機器(Apple Watch)

少子高齢化で儲かりそうな企業その2:介護関連企業

高齢化が進むにつれ、介護をする人もたくさん必要になってきます。

介護で働くひとは薄給で激務というかなり大変な状況にさらされていますが、業界自体は今後も大きくなっていくことが予想できます。

主な介護関連企業

【2168】パソナグループ 企業の福利厚生業務の運営代行、直営保養所の運営
【2374】セントケア・ホールディング 入浴サービスなどの訪問介護
【2393】日本ケアサプライ 介護保険の対象となる電動ベッド、車椅子などの福祉用具のレンタル及び販売
【3201】ニッケ 羊毛の会社だが、不動産業や介護事業なども行う
【2144】やまねメディカル なごやかレジデンスというブランドで、サービス付き高齢者向け住宅を展開
【4355】ロングライフホールディング 富裕層向けの有料老人ホームを展開

少子高齢化で儲かりそうな企業その3:葬儀関連企業

医薬品、介護ときたら…葬儀関連企業もやはり忙しくなってくるはずです。

今はイオンなどが格安葬儀を行って価格破壊がおきていますが、それもおそらくいまだけ。

今後は亡くなる方の数に比べて、火葬場の数がどんどん足りなくなっていきます。

そうなると、亡くなってすぐに火葬をすることができずに順番待ちになることも…。

できるだけ早く火葬したい、というニーズに答えるためには料金が上がる(高いプランは優先的に火葬される)ことも予想できます。

事実、株式会社ティアの資料によると葬儀件数は年々増えています。

葬儀件数
2013年 6,862件
2014年 7,301件
2015年 8,019件
2016年 8,413件
2017年 9,161件
2018年 10,248件

ティア直営店のみの葬儀件数を見ても傾向はあきらかです。

それに伴い経常利益も右肩上がりなので、これはやはり株式は買いなのかも…。

主な葬儀関連企業

【2485】ティア 東海地方を中心に、葬儀会館ティアを展開
【2344】平安レイサービス 冠婚事業と葬儀事業の両方を展開
【3041】ビューティ花壇 生花祭壇や会場の装花、供花事業を展開
【4656】サン・ライフ ブライダル、式典、介護、シニアライフ事業を展開
【8230】はせがわ お仏壇、霊園、墓石事業、納骨堂事業などを展開
【9042】阪急阪神ホールディングス 葬祭サービス「エルテノ」を子会社に持つ

移民増加で儲かりそうな企業その1:人材派遣業

少子化のあおりもあり、人手不足が叫ばれてる現在。

移民がどんどん入ってくれば、仕事を斡旋する企業もうるおいます。

というかすでに外国人労働者は増加しており、厚労省の調査では2017年10月時点で127万9000人を突破しているそうです。

特にIT分野では人材がたりなさすぎることもあり、これからどんどん成長していきそうな感じがします。

単純労働だと正社員じゃなくて派遣社員も増えそうですね。

派遣切りされて仕事がなくなり、犯罪に手を染めるしかない人が増えるとかして、そのうち大問題になりそうだけど…。

主な外国人材に力を入れている派遣業

【2181】パーソルホールディングス 外国人材の派遣を強化
【2415】ヒューマンホールディングス 外国人のIT人材の採用を開始
【2362】夢真ホールディングス ASEAN諸国を中心として外国人実習生の支援
【2146】UT 製造業派遣の大手
【2162】nms 人材派遣・受託開発・製造請負業などを展開
【2427】アウトソーシング 工場製造ラインへの人材派遣・外国人実習生の管理補助業務
【6028】テクノプロ・ホールディングス 技術系人材派遣の大手

移民増加で儲かりそうな企業その2:セキュリティ関連企業

移民増加はメリットだけではありません。

仕事があるうちはいいですけど、もし仕事がなくなったらどうなるでしょうか。

生きるためには、仕事をするか犯罪をするかしてお金を稼がなくてはいけません。

そして移民の全てが善良な市民になるという保証もありません。

治安はどうしたって悪くなっていきます。

という予想のもと、警備会社・警備サービスも悪くない投資先なはず…。

主なセキュリティ関連企業

【9735】セコム 警備業首位
【2331】綜合警備保障(ALSOK) 警備業大手
【9740】セントラル警備保障 ホームセキュリティ契約の保証で、振り込め詐欺の保険金つきというのもある
【3302】帝国繊維 テロ対策機材全般、検知器などを製造
【7751】キヤノン 防犯カメラの製造。街角や工場などに設置されるネットワークカメラの最大手

移民増加で儲かりそうな企業その3:安い外食チェーン

移民が増えて労働人口が増えるということは、それだけ職にありつけない人も出てくる可能性があります。

さらに賃金が上がることもなく、単純労働はより安く、一部のエリートだけが高い給料をもらうという貧富の差も今以上に大きくなるはず…。

そうなってくると、庶民の味方は安い外食チェーンになってくるかもしれません。

主な安い外食チェーン

【9861】吉野家ホールディングス 誰もが知ってる牛丼の吉野家
【2702】日本マクドナルドホールディングス セットが意外と安くないマクドナルドだが、世の中に合わせて低価格帯を出してくるはず
【7550】ゼンショーホールディングス すき家を展開
【3198】SFPダイニング 24時間やってる磯丸水産が主力
【2882】イートアンド 餃子の王将を展開

まとめ:探すといろいろある、こんな時代だからこそ輝く企業

日本の経済でいうと楽観視はできそうにないですが、そんな時だからこそ稼げる企業もあります。

あとは買うタイミングをいつにするかですよね…。

ちなみに今回紹介した株は、3.4年くらいの期間で持てば利益がでそうかな~という感じ。

急いで買う必要もないと思っているので、当初の予定通り2019年は保守的な運用をしつつ、じっくり選んでいこうと思います!

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