ビジネスジャーナルにて、「アップル、任天堂を買収との観測広まる」との記事が公開されました。
めちゃめちゃ驚く話ですよね。
参考元記事:アップル、任天堂を買収との観測広まる
とはいえ、この記事をよく読んでいくとこう書かれています。
米金融専門誌バロンズの記事で「アップルよ、任天堂を買収すべし コンテンツとプラットフォームの相乗効果に期待」というがあっただけのようです。
え、全然、Appleが任天堂を買収するとの観測が広まってない気がするけど…オトナの事情的な言い回しでしょうか。
とにかく、いまのところはAppleが任天堂を買収するという話は出ていません。
なんかこう、煽りに煽っただけの記事という感じですが、一応どんなもんなのか考えてみることにします。
簡単な目次
Appleの任天堂を買収という噂は本当なのか【違いました】
Appleにとって任天堂の買収はいいよ!という経済誌の話
Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)が「大型の企業買収を検討している」と言っていることから「それなら任天堂がいいよ!」と金融専門誌バロンズが記事を出しました。
Appleと任天堂は相性が良くて特質が似通っているとのこと。
- 潤沢な現金を保有
- 利益率が高い
- 強いブランド力がある
- 忠誠心の高い顧客を持つ
というところが似てるから、Appleは任天堂を買収したほうがいい!…という話のようです。
この話が元で、任天堂株が一時期18%も上昇しました。
これは、誰かが高値で売り抜けるための策略だったりしない…?
任天堂にとってAppleに買収されるメリットはあるのか
Appleはゲーム市場では弱く、新しく始まるオリジナルのゲームを集めた月額制サービスのApple ARCADEもいまいちパッとしない感じです。
参考記事:Appleは落ち目?新しいサービス群は成功するのか
そのため、Appleが任天堂を買収した場合はAppleにとってメリットは大きそう。
でも任天堂にとって買収されるメリットがあるのでしょうか…。
Appleに買収されるということは、ゲームを出すプラットフォームが制限される可能性があります。
もしGoogleのゲームプラットフォームSTADIAがメインストリームになった場合、任天堂がSTADIAでゲーム配信をできなくなるかもしれないのってリスクですよね。
ちなみに、Apple ARCADEと違ってSTADIAはかなり革新的な内容になっています。
しばらくはごたつくかもしれませんが、未来を見据えているのはSTADIAだと思います。
参考記事:【株は買いかも】Googleがゲーム業界で最強になる?STADIA発表
任天堂は、敵対的買収の標的になってしまうのか
参考記事では、もともと任天堂株を大量に保有してた京都銀行や野村信託銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行、滋賀銀行が売りに出すために、安定株主が少なくなることが危惧されています。
買収防衛の役になっていた各銀行がいなくなることで、もしかしたらAppleに買収される…という可能性があるかもしれません。
でもそんな強引にやるかなぁと疑問ではあります。
正直そんなことが起こるとは思いません。
もしホントに買収されるのであれば、お互い納得しての買収になるはずです。
まとめ:Appleが任天堂を買収することはしばらくなさそう
任天堂の買収はAppleにとってリターンが多くても、任天堂にとってそうかは疑問です。
そもそも任天堂は現金めっちゃ持ってますし、経営に困ってるわけではありません。
Appleにすり寄るメリットがあるのかなーという感じです。
敵対的買収もしそうな感じはないし…。
そう考えると、Appleが任天堂を買収する確立はほとんどないはず。
逆にこういった情報に踊らされて株を買うと損をしそうな気がします。
冷静に情報を調べて、納得してから株を買いましょう!
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