世界競争力ランキング30位の日本。低下の原因を探る

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30代でのセミリタイアを目標に頑張る30代(就職氷河期末期の世代)。 派遣社員から転職を5回して、年収1000万円を超えた(副業含め)のちに起業。 バカを行動力で補うタイプ。 最近は投資をようやく覚えて、そっちにハマりぎみ。 お金に悩まない生活を目指して勉強してます! 運用実績はこちらで公表しています。【累計利益1,367,444円】 追記:この前、週間SPA!に投資家として取材されました~!



スイスのビジネススクールIMD(国際経営開発研究所)が、2019年の世界競争力ランキングを発表しました。

日本の総合順位はなんと30位。

項目内容は、

  • 経済力
  • 物価
  • 雇用
  • 対内投資
  • 財政状況
  • 法人税率
  • ビジネス法精度
  • 公的機関の対外開放度
  • 経営者の意識
  • 金融環境
  • 労働市場
  • 文化の閉鎖性
  • 基礎インフラ
  • 科学インフラ
  • 外国語能力
  • 通信費

などからなります。

これらの3分の2は統計データから、残りの3分の1は各国の経営者層のアンケート結果に基づいたものとなります。

30位ってヤバいですね…。

1989年から1992年までは1位だったのに、2000年には20位台、そしてどんどん下げて現在の30位です。

平和ボケしまくってる間にどんどんほかのアグレッシブな国に抜かされてる日本。

どうしてこうなってしまったのか調べてみました。

世界競争力ランキング30位の日本。低下の原因を探る

世界競争力ランキング2019の順位

順位 前年の順位 国名
1 3 シンガポール
2 2 香港
3 1 米国
4 5 スイス
5 7 アラブ首長国連邦
6 4 オランダ
7 12 アイルランド
8 6 デンマーク
9 9 スウェーデン
10 14 カタール
11 8 ノルウェイ
12 11 ルクセンブルク
13 10 カナダ
14 13 中国
15 16 フィンランド
16 17 台湾
17 15 ドイツ
18 19 オーストラリア
19 18 オーストリア
20 24 アイスランド
21 23 ニュージーランド
22 22 マレーシア
23 20 イギリス
24 21 イスラエル
25 30 タイ
26 30 サウジアラビア
27 26 ベルギー
28 27 韓国
29 32 リトアニア
30 25 日本
31 28 フランス

移民問題で揺れまくってるフランスの上というポジションな日本。

落ちるとこまで落ちたな、という感じです。

日本はビジネスの効率性がとんでもなく悪く、起業家精神がなく、AIを活用できない

項目別で見ると、ビジネスの効率性は46位になっています。

わら…えない!

サービス残業がうんぬんと言われていますが、それ以前に効率的じゃないという悲しい評価。

さらに起業家精神、ビックデータの活用及び分析は最下位です。

昭和かよ…。

自分に甘く責任転嫁をするツイートに15万のいいねがつく

Twitterで話題になったこちらの漫画。

上司の叱り方が悪いという話で、まぁその点は上司となる人はスキルを磨いたほうがいいよね、とは思うのですが…。

怒られる内容が「やるべきことを忘れて帰った」「寝坊した」というレベルの低さ。

これに対して「自分は新社会人なんだから仕事ができなくて当たり前!ネチネチいうな!」と開き直って漫画を書くパワーもスゴいですが、それに15万ものいいねがつくのも大丈夫かよ、という感じ。

そりゃこんなんじゃ国際競争に勝てなくて当然という感じもします。

ほかの企業の製品をパクってでも大きくなろうとする中国企業のアグレッシブさ

ファーウェイはスパイ活動をしていないと言っていますが、実際は「彼らは技術を盗むことに全精力を傾けていた」という記事もあります。

具体的には「マザーボードを盗んで持ち帰り、分解して模倣する」とのこと。

参考記事:ファーウェイによる窃取、元従業員らが明かす実態

当然、道義的にどうなのという問題なんですけど、それくらいアグレッシブに海外企業は動いています。

一方で日本では、「寝坊したことをネチネチ怒るな!」というツイートに15万いいね…。

両者の仕事に対する積極性はある意味対極とも言えます。

しかも日本企業は技術を盗まれることに対して無防備すぎます。

平和ボケした結果、寝坊して開き直る新社会人のご機嫌取りに右往左往してる間に、技術はどんどん海外に流失してるというなんともな現状。

日本の政治は不安だらけ

与党は異次元緩和、ガバガバな移民政策でその場しのぎしかできていません。

そして野党は与党をバカにするだけで、ロクな案も出さない状態です。

それどころか中国や韓国のいいなりにしかなってないというどうしようもなさ。

マスメディアも、朝日のように中国や韓国の利益を考えて日本にケチをつけたがることを隠しもしなくなってきています。

それらをふまえると、むしろ30位というのはかなり高評価なのかも…。

がんばるほどに税金を取られる日本

来年から年収850万円超の独身サラリーマンは増税となります。

つまりがんばって働いて給与を増やしても、支払う税金が増えるだけ。

そのくせ日本国籍じゃない外国人の生活保護を税金で賄うという太っ腹ぶりです。

日本人はいったい、なんのために働いて税金を収めているのか…。

まとめ:世界競争力ランキングは、今後もどんどん下がっていきそうな予感

これからの日本を考えてみると、なかなかに気が重くなってきます。

31位のフランスは移民問題で揺れまくってますが、日本も対岸の火事ではいられません。

ザルな移民政策とオリンピックに便乗して入ってくる不法入国者問題は必ず出てきます。

そしてその問題解決に使われるのは税金です。

これからもさらなる増税が待ち構えていることでしょう。

肝心の政治家はなにをしてるかといえば、

こんな感じでがんばっておられます。

日本の政治家の良い例ですね。

ちなみに有田氏の公開所得は1722万円とのこと。

税金の使いみち…。

ちなみに30代、40代の一般庶民は全体の4割が貯蓄ゼロというかなりマズい状態です。

これから増税につぐ増税で、果たして日本の景気は良くなっていくのでしょうか。

なかなかに厳しそうですね…。

しかし30代で貯金をしている人のうち、17%くらいは1000万円ほど貯金しているというデータもあります。

計画的にしっかりと投資をして増やしている人とそうでない人の差は、これからもどんどん広がっていきそう。

なるべく早いうちから投資をして、経験値をどんどん積み上げていきましょう!

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