仮想通貨ウォレットのGatehubで、2300万XRPがハッキングの被害にあいました。
対象となったアカウントは80~90アカウントのようです。
2300万XRPのうち1310万XRPはミキシングサービス(誰が送り主かわかりづらくするサービス)によってロンダリングされています。
ハッキングの原因は複数あり、いまのところ不明とのこと。
Gatehubはリップル社も推薦しているウォレットだったのが痛いです…。
もしGatehubにXRPを保管しているのであれば、ほかの場所に移動させておきましょう。
XRPの価格は微妙に上がっていますが、これがなぜなのかも考えていきます。
簡単な目次
XRPがハッキングされ2300万枚が被害に。価格が上昇したのはなぜなのか
被害総額約10億円。ハッキング検知はおよそ1周間前
Thomas Silkjaer氏が日本時間5月31日の時点でハッキングの痕跡を発見。
その後、Gatehubやマネーロンダリングした取引所にハッキングの可能性を伝えたとのことです。
そして大々的に報じられたのが日本時間6月6日深夜。
価格は43円から45円ほどに上っています。
XRPの価格はなぜ上昇したのか?
理由はいくつか考えられますが、一番濃厚なのは「盗まれたXRPを賠償するためにXRPが買われる可能性があるから」ではないでしょうか。
盗まれたXRPはアドレスが監視されてるためにそうそう簡単には売られないと予測されているのかな…。
もし賠償するためにXRPが買われるとしても、10億円分なのでほとんど市場は動かなさそうでもあります。
XRPの直近24時間売買ボリュームはおよそ82億円。
10億円分を何回かに分けて買ったとしてもそんなに上がらなさそうですよね。
だからこそ、現在の価格も45円止まりになってるのかも知れません。
以前にあった韓国Bithumbのハッキングは内部犯の可能性が高い
XRPがハッキングされたのは今回が初めてではありません。
とはいえ、韓国Bithumbであったハッキングは内部犯の可能性が高いと言われています。
BithumbでハッキングされたときはEOSという別の仮想通貨も約14億円ほどハッキングされており、XRP自体に脆弱性があったわけではありません。
今回のハッキングとはまた少し違った原因なので、まとめて考える必要はなさそう。
まとめ:XRPはヤバいのか?現時点ではXRP自体に問題はなさそう
現時点では、XRP自体に致命的な脆弱性があるとは思っていません。
Gatehubになんらかの脆弱性があった可能性が高いです。
それはそれで困ったことなんですけどね…。
どのみち、ニュースで流れれば「XRPはハッキングされる!なんか怖いから買うのやめとこ」と思う人は大勢いるはずです。
割と大きな売り圧になりそうな予感もしなくもないような…。
リップル社が買い支えてればそんなには下がらない可能性もありますが、30円台にまた逆戻りする可能性も否めません。
でもこうやって用心してると、逆に価格が上がったりもするんだよな…笑
ついでに言うと、仮想通貨のハッキングはめずらしいものではありません。
5月にもバイナンスという取引所でビットコインが7,000BTC(約44億円)が盗まれました。
今回のXRPが約10億円なのでその4倍近くですね。
でもビットコインマキシマリストは、嬉しそうに「XRPが盗まれた!」って騒ぐんだろうなぁ…笑
今回の件がどれくらいの売り圧になるのか気になりますね。
もし価格がガツンと下がったら逆に買うポイントだと思って注視していきます。
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