Twitterでリップラーな方々を見ていると2極化しているようです。
現実派リップラー・・・あと1.2年は価格が上がらないのを想定してる。むしろ今以上に下がることも覚悟している。
希望派リップラー・・・まだ年末に400円行くことを期待している。人によっては1,000円もあると信じている。
ホルダー同士、ここまで見解が違う通貨というのもなかなか珍しいんじゃないでしょうか。
ちなみに、ぼくは現実派リップラーです。
リップル(XRP)は毎日、なんらかの好材料(銀行などの金融機関との提携、取引所に上場など)が出ていますが、それでもまったく価格に反映されません。
それがなぜなのか、そして希望派リップラーの方には、「短期で稼ぐつもりならほかの通貨も見て損はないよ!」というのを合わせて書いて行こうと思います。
簡単な目次
リップル(XRP)は好材料でも上がらない理由
リップル(XRP)が好材料でも上がらない理由その1:バブルの後遺症
なんだかんだ、これが一番の原因だと思います。
日本でもXRPを買おうと思えば簡単に買えちゃいますが、そもそもほとんどの人が「仮想通貨?この前にニュースでバブル崩壊したってやってたやつでしょ?」というレベル。
2018年1月までの仮想通貨バブルは、完全に実需を無視した「投機的なバク上げ」でした。
仮想通貨がなにかまったくわからないままに「これからのすごい通貨だから買う!」みたいな感じで近所のおばさんにも買われてたのが仮想通貨バブルだったのです。
希望派リップラーの方としては、「去年、いきなり何倍にも価格が上がったんだから、今年もそうなる!」という意見の方もいます。
しかし去年上がったのは仮想通貨全体に浮かれた空気があったのが大きく、今年はそれに比べると悲観もしくは無関心となっています。
この雰囲気の中で価格を上げるのは相当難しい感じがしますよね…。
リップル(XRP)が好材料でも上がらない理由その2:知名度がまだほとんどない
リップル社がなんなのか、XRPはなんなのかなんて知ってる人は、ほぼいないも同然です。
Twitterでリップルの情報を日々追っているリップラーからすると「え、みんな知ってるでしょ!」と思ってしまいますが、世間ではBTCとXRPの違いが分かる人はレアキャラです。
そんな人達に「リップル社はどんどんいろんな銀行と提携してるよ!」と言ってもピンとくるはずもありません。
それに比べてテレビCMをしまくってるソフトバンクのICOは、「ICOってあんまりわかってないけど、儲かりそうだしみんな買ってるから買ってみよう!」という人がものすごくいます。
リップル社も、ソフトバンクと同じくらいCMを流しまくれば価格は上昇するかも知れない…w
リップル(XRP)が好材料でも上がらない理由その3:まだ準備段階である
リップル社がいろいろがんばっているためリップラー内での話題性には事欠きませんが、まだ準備段階を脱してない感はあります。
全世界の銀行をつなぐという目的が壮大すぎて、そうそうすぐにできるものではありません。
長い目でみていく必要があります。
リップル(XRP)が好材料でも上がらない理由その4:枚数が多い(時価総額が高い)
トークンの発行枚数が多いと、それだけ価格の変動が起こりづらくなります。
発行枚数の比較をしてみるとこんな感じ。
仮想通貨名 | 発行枚数上限 |
ビットコイン(BTC) | 2100万枚 |
リップル(XRP) | 1000億枚 |
イオス(EOS) | 10億枚 |
ライトコイン(LTC) | 2100万枚 |
イーサリアムは発行枚数の上限はありませんが、いまのところ1億枚くらいです。
圧倒的にXRPは枚数が多く、時価総額も1兆円を超えています。
時価総額が低いアルトコインだと数百万円分を買っただけで価格が目に見えて上がることもありますが、さすがにXRPの規模だとそんなことは起こりません。
リップル(XRP)が好材料でも上がらない理由その5:基軸通貨のBTCに引っ張られる
前に比べると、BTCの影響は減ってきてるとは思いますが、やっぱりまだ基軸通貨というか時価総額1位のBTCの影響は大きいと思います。
ビットコインが上がれば仮想通貨全体が上がるし、ビットコインが下がれば仮想通貨全体が下がる…。
これもそのうち市場が成熟してくれば解決すると思いますが、まだその時ではありません。
リップル(XRP)が好材料でも上がらない理由その6:高値で掴んだ人がたくさんいる
XRPは一度400円まで上がりました。
ということは、そこらへんで買ってしまった人もたくさんいるということです。
損が少なくなるか少し利益がでたら売ってしまいたいと考えてる人も多く、それは大規模な売り圧となって価格を抑えてきます。
もし次にXRPが400円を超えるとすると、そのものすごい売り圧をはねのけるだけの力が必要です。
まとめ:好材料は市場への影響なし。短期でチャンスがある仮想通貨を狙うのも一つの手
XRPは中期、長期的にみて成功するかどうかというトークンだです。
短期的に価格が上がるためには、仮想通貨全体の「底を脱した!」感が広まらないと難しいはず。
それが今年にあるかというと…うーん、どうでしょうね…。
短期でバク上げを狙ってるのであれば、XRPのような時価総額が高いものではなく、もうすこし上がりやすそうなものを狙うのもいいと思います。
ちなみにファクトム(FCT)は、1ヶ月で5倍近くの価格になっています。
2018年11月14日に415円だったのが、12月6日に約2,100円になっています。
日本人でファクトムに注視してた人はほとんどいないので、持ってた人はスゴいかもw
ただ、これはなんとなく仕手筋っぽい気もしますしこの流れに乗っかるのはそうとうリスクが高そう…。
これからファクトムが上がった明確な理由がわかってくればいいけど、どうかなぁ…。
でも短期でここまで上げるのはスゴいですよね。
「長期で上がる(かもしれない)のなんて待てない!」という方は、XRPじゃなくて別な仮想通貨を狙ってみるのも一つの方法だと思います。
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