株価が暴落するのはなんとなく予想がつく…そんなときに利益を出すにはどうすればいいでしょうか?
…なんでこんなことを考えているのかというと、遅くとも2019年の後半あたりから日本の株式市場が暴落をはじめそうな気がしているからです。
理由はいくつかあるんですが、
- 10月の消費税増税(予定)
- オリンピック関連の建設ラッシュによる特需の消滅
- 不動産価格の下落によってスルガ銀行の不適切融資のツケが表面化
- 少子高齢化問題
- アンダークラスの増加
ここらへんが主なところかな…。
…という感じなので、ぼくの選択肢としてはいくつかあります。
- 全部、海外ETFに投資を変える。
- 日本株関連をすべて引き上げて現金で持っておく。
- ベア型の投資信託でがっつり利益を取りに行く。
1番は、これはこれでリスクが高くなります。
もともとぼくは海外ETFのほうが比率として高いので、これ以上そこに突っ込むとアメリカ市場が暴落したときに泣きそうなことになるかも…。
2番は、安定っちゃ安定なんですけど、なにもせずにぼんやりしていても利益は増えません。
暴落する!って思っているなら、それに賭けるべきです。
というわけでぼくは3番を選ぶことにします!
ベア型の投資信託とはどんなものか、ばっちり研究してみましたー!
簡単な目次
株価暴落で損をするどころか利益を出すためには
ブル・ベア型の投資信託とは?
相場の世界では、チャートが上向きのことを「ブル(雄牛)」といいます。
牛が角を下から上に突き上げるイメージですね。
逆にチャートが下向きのことを「ベア(クマー)」といいます。
くまがツメで上から下に振り下ろして攻撃するイメージです。
株式市場が暴落するぞこりゃ!って予想したときは、「ベア型」の投資信託を買うことで高いリターンを狙うことができるのです!
ベア型の投資信託ってなに?
ベア型は、株価指数が下落した時に利益が発生します。
下落したらしただけ、その分に近い利益が発生するというわけ。
まさに下落相場にオススメな投資信託ですね。
ベア型投資信託はレバレッジがかかっているものがある
有名なベア型の投資信託は、楽天とSBIから出ています
どちらもトリプルベアなので、およそ3倍の値動きになります。
普通のベアの値動きの3倍の利益(もしくは損失)がでるため、少額でもウハウハになる可能性があります。
投資信託だけじゃなく上場投信(ETF)でもベア型のものがあって、こっちも悪くありません。
投資信託と比べてコストが低めですし、リアルタイムで売買できるのが魅力。
ただ、現状はETFだとレバレッジは高くても2倍しかありません。
うーん、それを考えると投資信託もアリなんですよね…。
ベア型の投資信託とETFを比較してみる
ベア型の投資信託と上場投信(ETF)を比較してみます。
まずはSBIと楽天の投資信託から。
SBI日本株3.7ベアⅢ | SBI日本株3.7ベア | 楽天日本株トリプル・ベアIII | |
基準額(8/24時点) | 9445円 | 828円 | 2102円 |
純資産 | 341百万円 | 5838百万円 | 4,028百万円 |
償還日 | 2021年5月10日 | 2019年2月5日 | 2019年6月14日 |
買う時の手数料 | 約2.16% | 約2.16% | 約2.16% |
年間の費用 | 0.8964% | 1.0044% | 1.0044% |
SBIの投資信託だと、SBI日本株3.7ベアⅢのほうが年間の費用が安めですね。
ただ、純資産の額が少ないのが気になりますが、できたばかりの投資信託なので今後増えていく…はずw
そもそもSBI日本株3.7ベアのほうは、償還日が2019年2月5日とかなり早いので買っても意味がなさそうです。
※投資信託で償還日が来ると、その時の価格で戻ってきます。償還日が延長になる場合もあります。
うーん、SBIだったら買うのはSBI日本株3.7ベアⅢかなぁ。
楽天はというと、やっぱり償還日が早めなのがネックですね。
ぼくの予測だと、2019年の後半から暴落すると思っているのでそのころにはこの投資信託はなくなってますw
ETFだと基本的に運用期間は無期限なので、償還日の心配はありません…が、上場廃止はありえます。
とはいえ、それを心配してたらETFには投資できないのでぼくは気にしませんw
ETFの比較にいっていましょ~。
TOPIXベア2倍上場投信【1356】 | 日経ダブルインバース上場投信【1357】 | |
基準額(8/24時点) | 2483円 | 1190円 |
純資産 | 8,779百万円 | 113,221百万円 |
出来高 | 55,400株 | 13,042,099株 |
最低売買単位 | 10株 | 1株 |
年間の費用 | 0.75% | 0.8% |
レバレッジ | 2倍 | 2倍 |
日経平均ベア2倍上場投信【1360】 | ダイワ 上場投信-日経平均ダブルインバース【1366】 | |
基準額(8/24時点) | 2851円 | 3105円 |
純資産 | 28,316百万円 | 6,844百万円 |
出来高 | 542,840株 | 105,173株 |
最低売買単位 | 10株 | 1株 |
年間の費用 | 0.75% | 0.75% |
レバレッジ | 2倍 | 2倍 |
ダイワ 上場投信-TOPIX Wインバース【1368】 | ダイワ 上場投信-日経平均インバース【1456】 | |
基準額(8/24時点) | 3620円 | 6970円 |
純資産 | 1,100百万円 | 7,652百万円 |
出来高 | 2,455株 | 45株 |
最低売買単位 | 1株 | 1株 |
年間の費用 | 0.75% | 0.75% |
レバレッジ | 2倍 | 1倍 |
楽天 ETF-日経ダブルインバース指数連動型【1459】 | 日経平均インバース上場投信【1571】 | |
基準額(8/24時点) | 4605円 | 1606円 |
純資産 | 10,300百万円 | 19,628百万円 |
出来高 | 174,993株 | 205,419株 |
最低売買単位 | 1株 | 1株 |
年間の費用 | 0.35% | 0.8% |
レバレッジ | 2倍 | 1倍 |
日経平均ベア上場投信【1580】 | ||
基準額(8/24時点) | 4310円 | |
純資産 | 12,637百万円 | |
出来高 | 9,270株 | |
最低売買単位 | 10株 | |
年間の費用 | 0.75% | |
レバレッジ | 1倍 |
調べてみたらめっちゃあった…w
出来高がなさすぎるものは入れていません。
選び方としては、純資産が高いもの、出来高がちゃんとあるもの、年間の費用(信託報酬)が安いものにします。
レバレッジ2倍だと、日経ダブルインバース上場投信【1357】が圧倒的な出来高なので、これかな…。
ちょっと信託報酬がほかのに比べると0.05%高いけど、まぁ仕方なし…。
レバレッジ1倍だと、日経平均インバース上場投信【1571】ですね。
日経ダブルインバース上場投信【1357】についてもうちょい詳しく
インバースというのは逆、という意味なので、ベアと同じ意味合いになります。
正確には(NEXT FUNDS) 日経ダブルインバース上場投信と言って、運用会社は野村になります。
日本の証券会社だったらどこでも買えるんじゃないかな…。
組入銘柄は、日経225先物となっています。
これは日本を代表する225者の株価の平均値を加工したものになり、日本の代表的な株価指数として知られています。
先物は売りから入ることもできるので、日経225先物を売るのもアリと言えばアリですが、レバレッジが大きすぎるのであまりオススメできません。
やっぱりレバレッジは2倍くらいでいいんじゃないかな…(前にFXで痛い目を見たので弱気)
結論:暴落時にオススメなのは、日経ダブルインバース上場投信【1357】
日本の株式が暴落するで!って思ったら、日経ダブルインバース上場投信が良さそうという結論になりました。
ETFなので、普通の株式を買うのと同じ感覚で買えます。
ぼくは、日本株式はまだそんなに暴落しそうな感じはないので、しばらく買うつもりはありません。
オリンピック前後あたりを狙っていこうと思います。
基本的に、ブルはゆっくりベアは急激って感じなので、タイミングを見逃さないようにしなきゃですね。
どうなるかな~。
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