そろそろ投資をはじめないとなんかヤバそうな気がする…そんな年齢になってきたあなた。
ぼくは今30代なのですが、投資をはじめる年齢は若ければ若いほどいいと実感しています。
いやーホント、親が投資をしていてそういう教育を受けてた人って、だいたい若くしてめちゃくちゃ資産持ってるんですよね…。
でも、投資をはじめるのに手遅れということはありません!
適切な投資をしていけば、資産を2倍、3倍、10倍にすることだって可能です。
ただし、初心者が陥りやすい罠には気をつけてください。
ぼくが勧めない投資は「不動産」「FX」「株の短期売買」の3つです。
不動産は魑魅魍魎(ちみもうりょう)が跋扈(ばっこ)する恐ろしい世界なので、素人は食べられちゃうだけです。
FXはレバレッジと言って自分の持ってるお金の何倍もかけれるために、損失額がハンパなく大きくなり、電車に飛び込んでしまう人もでます。
株の短期売買は儲かりそうな感じがしますが、株で勝ててる人は全体の5%しかいません。
大事なことなので最初に書きますが、専門知識がないと勝てない分野に投資してはいけません。
不動産はその道のプロがゴリゴリ稼ぎまくってますし、FXや株も機関投資家に勝てるわけがありません。
ではぼくら素人はどうやって投資をしたらいいのでしょう?
それは…プロに運用してもらうのが一番なのです!(他人まかせ!!w)
一言でプロに運用してもらうと言っても、そのやり方は様々。
今回紹介するのは、ぼくが実際に運用する投資先です。
ぜひ参考にしてみてください!
簡単な目次
初心者でもできる100万円のおすすめ投資をまるっと公開
最初に知っておきたい複利のハナシ
まず最初に投資において非常に重要な「複利」の話をします。
そんなん常識だから知ってるよ!という方はこの項目を飛ばしてください。
複利というのは、投資をして利益がでたときにそれを元手に加えることで、次の利益をさらに大きくしていくというものです。
どういうことかというと、100万円の元手で年間10%の利益がでるものに投資したとします。
1年目は100万円(元手)プラス10万円(利益)で110万円
2年目は110万円(元手)プラス11万円(利益)で121万円
3年目は121万円(元手)プラス12.1万円(利益)で133.1万円
…とこのように、利益がもらえるごとに元手が増えていき、さらに大きく利益が膨らむという仕組みが複利です。
ちなみに100万円で年間10%のリターンがある場合、10年経つと259万円くらいになります。
投資をしなかった場合と比べると、その差なんと約2.5倍!
いかに投資をしないとマズいか、そして早めに投資をはじめたほうがいい理由をわかってもらえたでしょうか?
もちろん、どんな投資もマイナスになることだってあります。
リーマンショックのときは多数の投資家ががっくりきました。
でもリーマンショック以降はまた経済は立ち直り、プラスの利益になっています。
「リーマンショックで資産が減った…でもそのままほっといたら2018年にはトータルでプラスになった!」という人も多くいます。
どうやってうまくリスクを低くしつつ、年間のリターンを大きくするか…そこが投資の重要なポイントなのです。
そんなわけで、ぼくが厳選しまくった初心者にもおすすめできる投資を紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください!
おすすめ投資その1:最先端の技術で増やす!AIが投資先を選択してくれるロボアドバイザー
リスク:低め
年間のリターン予想:10%前後
投資ができるサイト:ウェルスナビ
世はまさにAI(人工知能)時代!
賢いAIがあなたの代わりに投資をしてくれるサービスがあります。
ロボアドバイザーと言って国内でも9社ほどありますが、その中でも突出しているのがウェルスナビです。
スマホだけでもできちゃうので、非常に楽&簡単!
初心者の方にも優しくていい感じです。
ウェルスナビは、アメリカの株、日本やヨーロッパの株、新興国の株、アメリカの債権、ゴールド、不動産などにあなたのお金を分散して投資してくれます。
正直、アメリカの株とかヨーロッパの株が今はいい!って言われても具体的にどんな株を選んだらいいのかわからんですよね…?w
そんなときでも、ウェルスナビにお願いすれば自動で最適と思われる株を勝手に買っておいてくれます。
便利~。
ちなみにぼくが100万円をウェルスナビに預けた記事はこちらです。
おすすめ投資その2:昔ながらの方法で手堅く稼ぐ、ETF
リスク:普通
年間のリターン予想:13%前後
投資ができるサイト:楽天証券などの証券会社(海外のETFが買えるところ)
突然ですが、ぼくらの身の回りのものってアメリカの会社のものが多くないですか…?
iphoneはアップルだし、サイト検索はグーグルだし、インスタはフェイスブック社だし、Amazonもアメリカ、ツイッターもアメリカ…。
そう考えると、やっぱアメリカの会社はスゴい!アメリカの株を買ってみたい!ってなりますよね。
でも実際のところ、アメリカのなんの株を買ったらいいのかよくわからなくなります。
たしかにアップルとかAmazonとか株価が上がりそうなものはわかりますが、実際に今買ってあとどれくらい上がるのかなんてさっぱりわかりません。
プロの人でも的確に予想するのは難しいのです。
そんなときに便利なのがETFというもの。
ETFというのはいろいろあって、おすすめなのがS&P500です。
S&P500というのは、アメリカで上場している代表的な会社500社の株価をもとに算出されるものになります。
…?
つまり、アメリカの代表的な株式会社が儲かってれば価格はあがり、儲からなければ価格は下がっていきます。
わかりづらいと思うので、チャートを見てみましょう。
見事にずっと上がり調子ですね。
これは、「アメリカの企業がずっと成長している」ということを表しています。
もちろんこの中には、アップルやAmazon、フェイスブック、グーグル(企業名はアルファベット)などが含まれています。
つまり、「個別の銘柄はなにを買ったらいいのかわからん!でもアメリカの株が欲しいんじゃー!」というときに超便利なんです。
S&P500というのは普通の株と同じでように、証券会社で買うことができます。
ぼくがおすすめするのがヴァンガードのS&P500というもの。
楽天証券で買うことができます。
S&P500は有名な投資家ウォーレン・バフェットも勧めています
ウォーレン・バフェットというのは超一流の投資家で、その資産はなんと840億ドル。
ええと、日本円にするだいたい9兆円…。
意味がわからないくらいの資産ですねw
そんなウォーレン・バフェットが自分の妻に対して「投資をするなら資産の90%をS&P500に投資しなさい。残りの10%は国債に投資しなさい」と言っています。
それくらい信頼度が高いS&P500。
ただ…。
ぼくはいつまでもアメリカが絶好調とは限らないんじゃないかなぁなんて思ったりもしています。
そこで次にくるのはどこか…と考えたときにぼくが思いついたのがインドです。
日本ではあまり知られていませんが、インドは今ものすごく成長しています。
例えば…
- インドの人口は若者が一番多い。
- インドのIT教育レベルは非常に高く、競争率も激しいためエリートがバンバン育っている。
- インドの理工系の卒業生は毎年100万人以上いる(日本は10万人程度)
- アメリカの大企業でインド人のCEOが増えている。
今の時代の覇者は、グーグルやAmazon、アップルといったアメリカのIT企業です。
しかし次の時代にはインドの会社がその立ち位置になる可能性は非常に高く、インドへの投資も魅力があると思っています。
とはいえインドの会社なんてまったくわからないですよねw
どんな株を買ったらいいのやら…ということで、インドのETF「NEXT FUNDS インド株式指数・Nifty 50連動型上場投信」をおすすめします。
これはインドの主要な会社の株価に連動していて、S&P500のインド版みたいなものと思っています。
S&P500とインド株式指数・Nifty 50連動型上場投信の両方に投資しておけば、リスクも低めでかつ、リターンも多くなるんじゃないかなーと期待しています。
もし万が一、リーマンショックみたいなのがきてアメリカがやばくなっても、インドに投資していることでリスクヘッジにもなる…はず!
おすすめ投資その3:宝くじより確率が高いIPO
リスク:低い
年間のリターン予想:20%以上
投資ができるサイト:SMBC日興証券などの証券会社
IPOというのは新規公開株のことで「ほとんどの場合、簡単に儲かります」
ただし、そんなイージーなものが誰でも買えるわけではありません。
会社が新規で上場するとき(株の価格が付くとき)に、株を買う権利を抽選で手に入れなくてはいけません。
この記事を書いてる直近で言うと、6/19にメルカリが上場します。
メルカリは超有名で、誰もが知っている企業ですよね?
そんなメルカリに株価がついたらかなり高くなることが予想されます。
そんなメルカリの株を事前に買えちゃうのがIPOなのです。
事前に株を買って、上場したとたんに売るだけで、2倍くらいの儲けになったりするのがIPOの醍醐味です。
抽選に当たれば最高!なのですが、やっぱりそう簡単には当たりません。
しょっちゅういろんなIPOの抽選に参加してる人ですら、年に1.2回くらいしか当たらないそうです。
とはいえ、年に1回抽選にあたって、それがもし2倍になったとすれば1年で100万円が200万円になるわけです。
めちゃくちゃ良くないですか…?
宝くじで100万円を当てようとすると、サマージャンボプチの場合、当選確率は1万分の1しかありません。
ぼくなら宝くじを買わないでIPOの抽選にしますw
もちろん抽選にハズレたときはお金がかかることはありません。
ちなみにすべてのIPOが儲かるかというとそうでもなくて、5分の1くらいで上場したときの価格がマイナスになるときがあります。
IPOの募集してるからなんでも抽選に応募しちゃうぜ!ってのはダメってことですね。
とはいえ、誰もが知ってるような企業であればマイナスになることはほぼないと思ってます。
おすすめ投資その4:気分はエンジェル投資家!ソーシャルレンディング
リスク:普通
年間のリターン予想:8%
投資ができるサイト:SBIソーシャルレンディング、maneo(マネオ)、クラウドバンク
ソーシャルレンディングというのは、簡単に企業に投資できるシステムのことです。
SBIソーシャルレンディングで説明してみます。
あなたはこの図でいうと、投資家になります。
そしてSBIソーシャルレンディングで借りたい!っていう企業にお金を貸して、リターンをもらう、というのがこのシステムです。
実際に「お金を借りたい!」って言っている企業がどんなものか見てみましょう。
サイトにログインするとすぐにこんな感じで見れます。
ファンド名称というのが借り手なのですが、規約的に名称を出して良いのか不安だったのでぼかしてます。
予定の利回りが10%なので、100万円投資したら、1年で10万円の利息が作ってことですね。
いまのところこれに投資しているのは767名の投資家がいて、集まった金額はなんと1億円超え…!
すごいみなさん投資してますね。
ソーシャルレンディングのいいところは、自分が「このファンドに投資してみたいなー」って思ったところだけに投資ができること。
もしかしたら町中で、あなたが投資した会社の広告を見ることがあるかも。
デートの途中とかで「あ、俺、この会社に投資してたの思い出したわー(ドヤ顔)」なんて言うこともできちゃいます。
自分が興味ある投資先にだけ投資できるのはソーシャルレンディングの良いところです。
おすすめ投資その5:日本の景気に期待する、日経レバレッジ
リスク:ちょっと高め
年間のリターン予想:33%
投資ができるサイト:楽天証券などの証券会社
「日本の景気は良くなったってよくいうけど、そんな感じがしない!景気の良さを実感したい!」という方にピッタリなのが日経レバレッジです。
日経レバレッジというのは、日経平均株価という日本の225社の株価を元にしたものを参考にしています。
レバレッジの名のごとく日経平均株価の値動きの2倍あるので、儲かるときも2倍、損するときも2倍になりますw
日本の景気が良くなればそれだけ利益が増えて、日本の景気が悪くなればそれだけマイナスになってしまう日経レバレッジ。
実際にチャートを見てみるとこんな感じになっています。
2年間の動きなんですが、見事に上昇しまくってますね。
2016年には5,000円くらいだったのが、2018年の5月には12,000円くらいになっています。
2倍以上の価格になってる…。
てことは100万円分を2016年に買ってたら、240万円くらいにはなってるということです。
やっぱり日本の景気は良くなってたんですね(株価で見た感じ)
日本の景気はまだまだ上がるぜ!って思ったときに買うなら日経レバレッジです。
買い方としては、楽天証券で、楽天 日経レバレッジETF(1570)というのを買うのが一番簡単な買い方になります。
株の銘柄検索で1570と入れればすぐに見つかるはずなので、サクッと買えちゃうはず。
初心者でも増やせる100万円のおすすめ投資まとめ
5種類のおすすめ投資を紹介しました。
個別株を買うよりも、紹介したやり方のほうがリスク低く、いい感じに稼げる確率は高いです。
なによりも投資をしないで貯金してたところで、利息がほとんどつかないのってもったいないですよね…。
それなら早めに投資をして、投資をしている状態に慣れることが重要だと思います。
経験をしてる人と、聞いただけの人だったら全然結果が違ってきます。
ぜひ1万円からでも投資をしてみて、豊かな10年後をすごしましょう!
そらすけの運用実績もまるっと公開しています!
ぼくが始めて資産運用をしてからの月別実績も正直に公開しています。
これからはじめられる方も、ぜひ参考にしてみてください~。
【始めて投資をする方へ】初心者そらすけの運用実績ブログを公開!
マイナスになったときは、温かい目で見守っていただけるとさいわいです…。