現在、あなたがどんなETFを選んで買っていても、ほとんどの場合リターンがプラスになっていると思います。
ETFサイコー!!って感じですよね。
しかし、今後もずっとこれが長続きするとは限りません。
不況時にも超暴落せず、その後の成長を見込めるETFを選ぶことが大事です。
範解答的をするなら、バンガードのS&P500ETF【VOO】が一番リスクが低くて手堅いと思います。
ただ…。
自分で1つだけ選ぶとしたらこれではありません。
ぼくが選んだもの、それは米国情報技術セクターETF【VGT】です。
簡単な目次
1つだけETFをオススメするとしたら、ぼくは迷わずこれにする
なぜ米国情報技術セクターETF【VGT】を選んだか
答えは簡単で、「今後もデジタルな世界は広がり続けるから」です。
あなたは、近年、凄まじいスピードでデジタルな世界とリアルな世界との融合が始まっていることに気づいているでしょうか?
金融ではフィンテック(ファイナンステクノロジー)として電子マネーが浸透してきています。
日本はまだ電子マネー決済が遅々として進まないですが、中国ではアリペイで支払いをすることが一般的になってきています。
日本も遅かれ早かれ電子マネーでの決済が一般的になるのは間違いないはず。
ぼくの周りでリサーチした結果、年収が高い人ほど電子マネーやクレジットカードでの支払いがメインでした。
居酒屋はクレカ、コンビニは電子マネーといった使い分けをすることで、小銭管理というめんどうな作業がなくなるからです。
そして、広告業界ではGPSが活用されてきています。
新宿のビックロに行ったときにラインで広告が出たことはありませんか?
これは、ユーザーの位置情報をもとに効果的な広告を配信するという次世代の広告配信を行っているのです。
こういった広告配信ができるのは、スマホを持っているという前提がないと成り立ちません。
一昔前はスマホの存在自体なかったのに、いつの間にか僕たちの生活に欠かせないものとなっていますよね。
今後はさらにデジタルがリアルな世界に踏み込んでくることが予想されます。
いわゆるMR(ミクスチャードリアリティ・複合現実)という技術が核になってきます。
例えば、マイクロソフトのホロレンズというゴーグルを掛けると、現実世界にあたかも映像が飛び出してきているかのように見ることができます。
この京都で行われたイベントでは、バーチャルなお坊さんが美術品の解説をしたり、風神雷神が飛び出してきたりします。
正直、今はまだゴーグルが大きくてダサいので、毎日これを使おう!という気にはなりません。
しかしスマホ(携帯電話)の歴史を見てみると、面白いことがわかります。
スマホのもととなる携帯電話も昔はめちゃくちゃデカくて、ごくごく一部の人(新しいもの好き)な人しか使っていませんでした。
これを肩掛けして使ってた時代もあったんです…(さすがにぼくは使ったことないですがw)
この当時はきっと「わざわざ電話を持ち歩かなくても、公衆電話があるじゃんwww 電話なんてわざわざ持ち歩かないよw」と言われていたはず。
しかし今では、手のひらサイズで洗練されたデザインのスマホを誰もが使うことができ、実際に多くの人が使っています。
これと同じことが、MRの世界でも起きることは想像に難くありません。
こういったデバイスを作りそうなテクノロジーの銘柄を網羅してる(はず)なのが、米国情報技術セクターETF【VGT】なのです!
近い将来、スマホの画面は今のような小さい画面ではなく、目の前に広がるようになると予想しています。
メガネ型のデバイスを掛けると、自分が見ている景色にデジタル情報が融合していく未来です。
例えば服やさんでジャケットを手にとってみたとき、視界の隅っこに「この服に似合うオススメパンツコーデはこれ!」と言った感じで相性のいいパンツをオススメしてくれるようなイメージです。
めちゃくちゃ便利じゃないですか…?(ちょっと怖くもあるけど)
テクノロジー企業の株を直接買わない理由
そんなにテクノロジーの未来が素晴らしいなら、直接そういった会社の株を買ったほうがリターン大きそう!と思うかもしれません。
しかし、将来有望なテクノロジー企業を見つけ出すのは至難の業です。
現在、アップルはスマホ市場で圧倒的な売上を誇っています。
ですが2007年、iphoneが初めて発表されたときにここまで流行ることを想定できた人はほとんどいません。
それだけ将来、革新的なデバイスを発売する会社がどこになるかを予測するのは難しいことなのです。
マイクロソフトのホロレンズ、フェイスブックのOculusシリーズなどが、MR、VR(バーチャルリアリティ)では有名ですが、ほかに競合が出てくるのは間違いありません。
でもどの会社が出したものが爆発的なヒットをするかわからないので、テクノロジー銘柄が大集合した米国情報技術セクターETF【VGT】を買うのが一番確率が高いと思っています。
テクノロジー銘柄は米国だけで大丈夫か
米国情報技術セクターETF【VGT】はその名の通り、アメリカの銘柄に限定されています。
はたして、次世代のテクノロジーは米国企業から出てくるのでしょうか?
中国では、すでに警察が顔認証メガネを使って実証実験をしています。
警察がその眼鏡を使って人を見ると、指名手配されているかどうかがすぐにわかるという、まさに次世代の警察グッズです。
VR市場も中国はそこそこ大きく、今後、中国のテクノロジー企業が大躍進する可能性も少なくありません。
ただ、中国という国の特殊な事情(政府がめちゃくちゃ強すぎ)があるので、全世界に広がるかは難しいところですね…。
MRデバイスはその特性上、プライバシーがものすごく重要視されます。(普段の自分の見ている情報が筒抜けになる可能性など)
中国企業は、中国政府と密な連携を取っていることが多く、そういったプライバシーの問題を気にする人は少なくありません。
日本も意外とVR市場は少なくありませんが、うーん、VRデバイスを開発してデファクトスタンダードにできるだけの企業があるかというと…。
あるとしたらSONYとかかなぁ…でも難しい気もする…。
SONYはその昔、「音楽を歩きながら聞ける」という超革命的な「ウォークマン」という発明をして一世を風靡(ふうび)しました。
今もその気概があるのかと言えば、うーん、SONYは革新的な企業ではなくなってる感じがしています。
Androidスマホ(エクスペリア)もたいしてほかの企業と差別化できてないし…。
革新的な企業というイメージからは程遠い印象です。
あ、ZOZOTOWN(株式会社スタートトゥデイ)がやってる採寸の必要がない服選びができるzozoスーツは革新的だったので、そういった企業がどんどん出てくるといいですよね。
なんとか日本の企業にがんばってもらいたいところですが、可能性は低めと見ています。
そう考えると、次世代のスマホ、と呼べるレベルのデバイスを作る確率がいちばん高そうなのはやっぱり米国企業なのかなと…。
もちろんどうなるかは誰にもわからないところですが、現状から判断すると米国企業推しは間違ってないと思っています。
第4次産業革命は世界規模で起こる
日本でもちょこっと言われている第4次産業革命。
別名インダストリー4.0とか言われています。
ようはテクノロジーの進歩によって産業革命しちゃうぜ!って感じです。
キーワードとしては、IoT(モノのインタネット化)とAI(人工知能)、ロボットてな感じ。
それぞれに共通してるのが、「クラウド」や「ビッグデータ」などですが、それらのほとんどはインターネットが根本にあります。
こういったものを駆使するとどういうメリットがあるのかというと、作業の効率化、コストの削減などになります。
逆に機械に仕事を奪われてしまう人も出てくるので、工場で働いてくる人は大変かも。
まとめ:テクノロジーは人類と共に進化する
テクノロジーの進化は、おそらくまだまだ止まることはなさそうです。
ぼくは割と社会不適合者なので、昔の働き方(1つの会社の中で年功序列で働く)というのがニガテです。
インターネットテクノロジーが発達していたからこそ、転職活動もスムーズに行き、人生の決断における様々な情報を知ることもできました。
そしてネットがあるからこそいろんな人と出会えたと思っています。
テクノロジーは今のところ、ぼくらの生活を良くしてきてくれています。
そして今後も、しばらくはその可能性が高そうです。
そういった理由から、ぼくはETFを1つだけ選ぶとした場合、米国情報技術セクターETF【VGT】を選ぶのです。
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実際に現在保有していて、割といいリターン(というかかなり割がいいリターン)を得ています。
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