2018年の新機種予約開始が本日行われました。
ぼくは、ほかの人がどれくらいこのイベントに熱狂してるのか肌で感じるために新宿の家電量販店へ。
そこで感じたもろもろや、ツイッターでの反応などから考察した結果、
アップルの株価は良くてヨコヨコ、下がる可能性も高い。ただし、認可次第でそうならない可能性もアリ(理由は下で)
という予想をたてました。
なぜそう思ったのかもろっと書いていきますので、ぜひ参考にしてみてください~。
簡単な目次
【新機種予約でわかった】アップルの株価予想
新機種の予約は行列なし!アップルのスペースにはお客さんが10人ほど
2018年9月14日16時からiphoneとAppleWatchの予約が開始されました。
ぼくは念の為、15時30分くらいに行ったんですけど、ほかに予約待ちしてる人はほぼおらず、ガラガラ…。
店員さんとのんびり話ができるくらいでした。
新宿はApple製品の予約ができるお店がたくさんあるとはいえ、さすがにこんなに人がいないものか…という感じ。
ちなみに店員さんに聞いたところ、AppleWatchのseries3(一個前の世代)のときは、30人ほど行列ができていたそうです。
Appleのオンラインショップも特に混雑でつながらないということもほぼなく、スムーズに購入できる余裕がありました。
ドコモのオンラインストアは一時的につながらなくなったみたいですが、それはただ単にドコモのサーバーが弱すぎただけのような気もしますw
全体的に以前のような熱狂はまったくなくなったという印象を受けました。
予約開始から3時間ほど経った今、オンラインショップで買おうとすると2、3週間待ちになります。
以前のiPhoneだったらこの時間にはすでに1ヶ月待ちとかになってたと思うので、やっぱり人気は下がってるのかな…。
新型iPhoneがあんまり売れてなさそうな理由としては、
- iPhoneXと比べて、普段使いではさほど変わらない。(大きさとカラーバリエーションくらい)
- ほかのAndroidスマホと比べて、やたらと高い(ブランディング的に高級路線にいってる)
というのがあると思います。
スマホというデバイス自体が、もうすでに製品ライフサイクルでいうと成熟期の後半から衰退期に入っている印象は否めません。
iPhoneだけだったら、株価は下落する可能性が高い
ほかの国のiPhoneは売れてるかも気になるところです。
中国ではHuaweiやOPPOなどの中国メーカーが人気で、iPhoneよりも廉価でそこそこのスペックのスマホが主流になってきています。
新興国でも廉価なスマホが主流(おもにAndroid端末)となってきており、やたらと高いiPhoneはさほど人気がありません。
そう考えるとAppleはピンチですよね…。
ですが!
AppleにはAppleWatchがあります!
原価率がやたらと良いAppleWatch
今回でたAppleWatch series4の原価はまだわかりませんが、Apple Watch Sport(以前のシリーズ)の製造原価率はアップル製品の中でももっとも低い約24%という分析があります。
4万円のモデルだと製造原価が約1万円なので、iPhoneより単価は安いけどアップルにとっては旨みは大きいです。
今回のseries4がもし同じくらいだとしたらものすごい利益を出す商品ということになりますね。
しかも今回のAppleWatchは、今までよりもヘルスケアに特化したコンセプトになっていて、中高年が欲しくなるようなモデルになっています。
スマートウォッチでは初めて心電図を測る機能を搭載したもの大きいところ。
ただ、認可の問題でアメリカでしか使えないのが残念です…。
そのうち日本でも認可がおりればseries4で心電図を測れるようになるため、おじさんたち向けにロングセラー商品になる可能性を秘めていると思います。
うまくAppleWatchがiPhoneの不振をカバーできれば、株価はヨコヨコになるんじゃないかな~という予想をしています。
(まだiPhoneが不振と決まったわけではないですがw)
アップルはいつの間にか、腕時計業界でもナンバーワンになっていた
2017年の時点で、腕時計業界ナンバーワンだったロレックスをAppleWatchが売上で抜いています。
2016年度の売上はなんと6,600億円超とのこと。
それだけ売上がスゴい割に、今までは自分の周りでAppleWatchを持ってる人は20人に1人くらいしかいませんでした。
それが今回のseries4で、いままでAppleWatchを持ってなかった層が興味を持ったらさらに売上が伸びるのは間違いなさそう。
現に、いままで「AppleWatchってなんかダサい」と思ってたぼくもseries4は欲しくなってすぐに予約しちゃったくらいです。
AppleWatchのseries4は、アップルにとって主力の商品になるかもしれない可能性を秘めていると思います。
まとめ:アップルの株価予想は、iPhoneではマイナス、AppleWatchではプラス
日本でも一時期は誰もがiPhoneを持っていましたが、今はそれも落ち着いてAndroidスマホを持つ人も増えてきました。
iPhoneって高いわりには「高級ブランド」っていう位置づけが弱い気がするんですよね…。
高級ブランドというよりは、ただの高いスマホというイメージになってしまっているのが最大のネックだと思っています。
新宿のマルイにあるアップルストアでも、店員さんがポケットに手を入れながら説明してたりと高級感とは程遠い接客だったし…。
iPhone単体の魅力は数年前に比べて落ちてしまっているのは間違いなさそう。
しかし、AppleWatchを含めて考えてみると、アップルはやっぱりスゴいという印象になります。
スマホが今の形を変えるまで(MRデバイスなどになるまで)は、iPhoneは苦戦すると思います。
AppleWatchがそこをうまく持ち上げてくれれば、アップルの株価も安泰なのかな~というのがぼくの予想になります。
アップルの株を買うときは、AppleWatchがどれだけ市場に浸透するのか、その点をよく見ているといい買い時、売り時がわかると思います!
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製品ライフサイクルをiPhoneに当てはめると、
導入期:市場に初めて投入されるとき。徐々に販売数が伸びる期間。(初期型iPhone)
成長期:製品が市場で受け入れられ、大幅に利益が得られる期間。(iPhone6sくらいまで)
成熟期:製品が試乗の潜在的購入者のほとんどに行き渡り、販売が原則する期間。(iPhoneXくらい?)
衰退期:緩やかに製品の売上が現象する期間。(iPhone XS/XS Max)
という感じが近いかな~。