リップル(XRP)が急落中です。
まぁ予想通りって感じですね…。
今回の急落はリップル社やXRPが原因ではありません。
仮想通貨のほとんどが下がってますしね。
原因は「基軸通貨であるビットコイン(BTC)のマイナー撤退が続いてる」ことが大きな要因と見ています。
そしてこれはかなり根深い問題でもあるので、記事にしてみました。
簡単な目次
リップル(XRP)急落!ビットコインが基軸通貨である限界
ビットコインがヤバイ。PoWの限界がきたか
ビットコイン(BTC)の急落が止まりません。
もとはと言えば、ビットコインキャッシュのゴタゴタが全ての発端となってる気がします。
- ビットコインキャッシュの中で、意見が対立、2つに分かれることになる。
- それぞれの陣営が相手を認めず潰そうとする。
- ビットコインキャッシュSVとビットコインキャッシュABCに分かれる。
- SV陣営のクレイグ・ライト氏は、120万BTCを保つと言われる超金持ち。
- ビットコインキャッシュ戦争で、SVもABCも毎日数千万円の赤字を出す。
- 資金確保のために、クレイグ・ライト氏がBTCを売りまくる。
- BTC価格が暴落。
- さらにクレイグ・ライト氏は、「SVこそが本物のビットコイン」と言い始める。
- BTCの価格が下がりすぎて、マイニング業者が赤字になり始める。
- マイニングが撤退。←イマココ。
という感じがものすごくするんですよね…。
基軸通貨であるビットコインの価格が下がると、ほかのトークンも影響を受けて下がります。
残念ながら、XRPも完全に影響受けてます。
ビットコインはPoW(プルーフ・オブ・ワーク)というアルゴリズムを採用していて、これにはビットコインを採掘し続けるマイナーという存在が必要不可欠です。
ビットコインのマイナーが減ってくるとどうなるか
ビットコインのマイナーが減ると、大手マイナーに集中します。
大手マイナーというのはほぼ中国のマイナーだけになるので、かなり大きな問題が発生してきます。
- ビットコインは非中央集権なのが大前提だったのに、中央集権的になる。(すでになってた感あるけど…)
- 数社のマイニング業者だけで全体の51%にあたり、攻撃をしようと思えばできる状態になる。
- 今後もさらに価格が下落すると、マイニング業者が誰もいなくなる。
ビットコイン(BTC)が基軸通貨である以上、この不安定さは変わらない
ビットコインからビットコインキャッシュが分裂したのも、大手マイナーの利益がさらに欲しいという気持ちが大きかった気がします。
そして今回のビットコインキャッシュの分裂騒動も、誰もが儲けたい一心で攻撃しまくった結果、自滅してる感があります。
結局、ビットコインは一人のおじさん(クレイグ・ライト氏)が手持ちのBTCを全部売ったら、それこそ終わってしまうかも知れません。
経済的合理性に基づいて「そんな損することはしないだろ」という前提で組み立てられてたものが、あっけなく破壊されることになるのかも…。
ビットコインのETFなんて現状はあるわけない…と思う理由
もう一つの下げの要因として、ビットコインのETF承認がさらに延期されたというのもありそうです。
とはいえ、ビットコインのこんな状況でなぜ逆にETFが承認されるかもと思ったのか…。
どこからどう見ても、現在のビットコインは不安定すぎますし、問題点が多すぎます。
- 1人の大量保有者だけで価格を大きくコントロールできるし、実際にしてる可能性が高い。
- スケーラビリティ問題はまだ解決されていないので、人が増えるとうまく機能しない。
- マイニング業者がほぼ中国にいるというある意味、中央集権。
- 開発者とマイナーの対決がいい方向に行ってるように見えない。
これらが解決する日もくるのかも知れませんが、しばらくはなさそうですね…。
そんな感じなので、ETFは承認されない可能性が高いと思ってます。
まとめ:リップル(XRP)が安定するには、仮想通貨の基軸通貨にならなければいけないのかも
ビットコインが基軸通貨である以上、XRPの価格が安定することはなかなか難しそうです。
しかも今回の下げは、一体どこまで下がるのかまったくわかりません。
ちょっと前までXRPは20円くらいまで下がるかもと予想してましたが、BTC次第ではもっと下がってしまうかも…。
ちなみにぼくは36円、35円、33円でちょっとずつXRPを買い増ししてました。
有言実行です。(でもやっぱり下がりすぎてるとツラい)
今年は仮想通貨で損をした人、すごい多いんじゃないかな…。
なんとか利益を出していきたい…!!w
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