FRB（米連邦準備制度理事会）は、今月（12月）の利上げは決定として、その後は「様子見」するんじゃないかという話になってきています。
ちょっと前までは「来年もがんがん利上げするで」ってなってたのに…。
一応、まだ利上げはする方向みたいですが、思ってたほど順調にガンガン上げてく感じではなさそうです。
簡単な目次
米国、来年の利上げは様子見！？株価は上がるのか
FRBも景気予測が難しい現状に苦慮しているのでは
経済指標的には全然悪くない米国。
失業率もかなり低い水準になっていて安定していますが、これが逆に「終わりの始まり」である可能性があります。
さらに原油安が物価を下押しすることで、景気はそんなに加熱しないでいい感じに落ちついた場合、わざわざ利上げをすぐにする必要性も少なくなります。
中国との貿易戦争もハーウェイのCFOを逮捕したことでどうなることやら…。
当初FRBが思い描いていた景気の良さとは違って来てそうですね。
利上げが延期されても株式は上がらない可能性が高い理由
もし利上げが延期されたとしても、株価は上がらないような気がします。
利上げが延期されるということは、「景気の見通しがそんなに良くないと判断された」ということ。
「利上げを延期するくらい景気の見通しが良くないなら、今のうちに持ってる株式は手仕舞いするか…」という人が増えても不思議はありません。
今の米国株式の好調をさせているFAANG銘柄がそろそろ失速もしそうですし…。
さらにファーウェイの逮捕がいろいろと尾を引く可能性もあります。
ちなみにこれをカナダ政府に依頼したのは、ニューヨーク東部地区連邦地方裁判所とのこと。
今回ファーウェイのCFOを拘束、米国へ連行することをカナダ政府に依頼したのはニューヨーク東部地区連邦地方裁判所であることが判明。ここは5年くらい周到に準備した後で逮捕状を出す裁判所として有名です。裁判所自体はブルックリンにあります。つまりトランプ大統領の指示ではないということ。 https://t.co/TI6LfoG7nx
— 広瀬隆雄 (@hirosetakao) December 6, 2018
なるほど…。
日本経済への影響は大きそう
米国株式が失速すれば、日本株式も失速しそうです。
それはさながらビットコインが暴落するとほかの仮想通貨がすべて暴落するように…。
日本株式が失速というよりは、世界的に不景気になると思うので、分散投資もあまりリスクヘッジにはならない感じがします。
日本の不動産も都内で空室が増えてきたみたいですし、結局来年はJPY（日本円）で持ってるのが一番賢いのかも…。
まとめ：投資は待つことも重要…資金はIPOに使おう
日本、米国ともに楽観視できないという予想はそのままです。
長期視点でのETFはそのまま、現金で持ってる分はIPOのブックビルディングに使う作戦です。
ぼくの勝率（というか当選率）は、6月から始めてちょうど半年間で50社くらいに参加して1社100株だけ買えました。
GA technologiesという会社なんですけど、3700円で100株買って5780円で売れたので20万円くらいの利益です。
特にリスクもあんまりないので、IPO参加はオススメですよ！（なおソフトバンクはリスクがありそうなので未参加ｗ）
不況にはETFとIPOで立ち向かうべし！です。
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マイナスになったときは、温かい目で見守っていただけるとさいわいです…。