上に行くのか下に行くのか、微妙なラインをふよふよしてる日経平均株価。
2019年の中頃になれば、その方向性がだいぶ明確になってくると思います。
それまでに準備することはしておこうというのが今回のお話でございます。
暴落の時に儲けるには…そう、株の空売りです。
「株価が高い時に空売りして、株価が暴落して安くなったときに買い戻しすることで、利益を得る」
シンプルイズベストなこの方法が一番なはず。
意外と個人投資家で空売りの経験がある人って少なくて、現物買いしてる人がほとんどです。
今回は意外と知られてない”空売り”の知識を整理して、きたるべき時に備えていきたいと思います!
簡単な目次
2019年、そろそろ株価暴落で儲ける準備をしよう
株の空売りの簡単な考え方
空売りは「株価が下がったら儲かり、上がったら損を出す」という鉄則があります。
まさに暴落で儲けるためにはうってつけの方法ですね。
空売りは以下の流れで行われます。
- 証券会社から株を借りる(借りる代わりに賃株料を払う)
- 借りた株を売る(これがいわゆる空売りで、最初に借りた分を買い戻す義務がある)
- 株を買い戻して証券会社に返す(株を売った時の額-株を買った時の額が利益)
という感じになります。
実際は、株を借りるという作業は発生しないで、”信用売”という方法で注文すればOK。
思ったよりも、やり方は非常に簡単です。
例えばAという会社の株価がこれから下がる!と思ったら、
- A社の株の”信用売”を注文する
- A社の株を100円で売る
- 株価が暴落する
- A社の株を50円で買い戻す
- 100-50円-賃株料-売買手数料=利益!
という感じ。
なにもない状態から株を売ることができるのは、証券会社から株を借りることができるためです。
ちなみにSBI証券の空売りは普通に株を買う画面でできます。
普段、株を買うときの現物買というボタンのよこっちょに”信用売”というのがあります。
ここで普段買う時とおなじように指値か成行か選んで、買いたい株数を入力すればOK!
空売りをするときの注意点
信用売りには損失の限度がないので、損切りは最初にしっかり決めておこう
普通に株を現物で買う時は、100円で買った株はどれだけ株価が下がっても0円以下にはならないので、最大で100円の損失です。
しかし、空売りの場合は損失に限度がありません。
もし株を空売りしたあとで、予想と逆の大きな値上がりをしたとします。
そうそうないとは思いますが、100円で買った株が1,000円になってしまったら900円の損失になります。
空売りをするときは、価格が上下しやすい中小型株の空売りは要注意!
なるべく時価総額の大きい株で最初は慣れておき、損切りラインを自分の中で明確にしておきましょう。
信用取引はレバレッジを掛ける分、リスクも高くなる
信用売や信用買というのは、レバレッジを約3倍までかけることができます。
つまり100円しか持ってなくても、300円分を買ったり売ったりできるということ。
金額が大きくなれば、利益も多くなりますが損失が出たときもその分多くなります。
レバレッジをかけすぎると、ストレスで寝れない夜が続くことになるのでオススメはしません。
ぼくは株じゃなくてFXの取引でレバレッジを掛けすぎて数百万円ほど損をした経験があります。
あれはもう経験したくない…!
まとめ:空売りは、”長い下げ相場”にこそ素人にもチャンスがありそう
普通のちょっとした調整程度の下げ相場だったら、ぼくは空売りを検討しないでそのまま株価が上がるのを待ちます。
しかし、今後はもしかすると長い下げ相場が来そうな予感もあるんですよね…。
その流れが明確になってきたときは、よりその影響を受けそうな企業の株を空売りしてみたいと思います。
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信用取引をするには、自分の使ってる証券会社で申し込みをしなくてはいけません。
だいたい1~2日ほどかかるので、あらかじめ申し込みをしておくのも手です。