どんどん安値を更新している米国の株価。
すぐに暴落とはならなそうなものの、不安材料はいくつかあります。
でも現在の経済指標は全然悪くないんですよね…。
これからたぶん起こるであろうリセッション(景気後退)と株価の下落。
そのどちらが先に起こるのかを考えてみました。
結論として、「今回は株価の下落が先」だと思います。
不安材料が連日ニュースになってる状態だと、みんながリセッションを警戒してその前に売ろうとするはず…。
ちなみにこの記事を書いてる時点での株価はこんな感じになってます。
ダウ平均株価は今月ずっと下がりっぱなし。
S&P500ももちろん同じ様に下がってます。
ナスダックもそこそこ下げてますね。
下げ率はS&P500が比較的マシです。
簡単な目次
米国株の売り時。リセッションが先か、株価下落が先か
リーマンショック時は株価下落が先
リーマンショックのときは、サブプライムローン問題をごくごく一部の人しか予見できてなかったこともあり、突然の株価下落から始まりました。
映画、マネー・ショート華麗なる大逆転でも題材にされていますが、住宅景気がバブルだと気づいてる人はほとんどいませんでした。
ちなみにマネー・ショートはNetflixに入ってれば観れるのでぜひ!オススメです。
今回は一般投資家すらリセッションを警戒している
サブプライムローンのときと違い、今回はニュースなどでさんざん「リセッションするかも!」という警鐘が鳴らされています。
わかりやすいところでいうと、「逆イールドに入ったから不景気になる」というもの。
2019年3月の後半あたりでニュースにもなってましたが、逆イールドが表れたので警戒せよという話です。
逆イールドとは米国債の長期利回りと短期利回りが逆転する現象のことで、別記事で詳しく書いています。
>>【予想】逆イールドで不景気突入!?あわ、あわ、あわてる必要はない!
この逆イールドはリーマンショックの1年前にも起こっていました。
つまり今回も1年後あたりで株価暴落が来るかも知れない…と誰もが予想するわけです。
となると、「暴落前に売り抜けたい!」と思うのが普通ですよね。
その結果、「実際にリセッションが起こる前に株価下落が起こる」という可能性が高いんじゃないかなーと思ったです。
注意すべきは2019年後半から2020年という感じ。
さらにもう一つの心配事として、「米中の経済戦争」があります。
中国は自国の企業と密接な関係にあり、うかうかしてると中国がものすごく強大な力をもってしまう可能性があります。
「ファーウェイは安くて最高だから買うぜ!」という人も多いですが、中国がいまやっていることを考えるとどうなんでしょうね…。
- 連続して起こる中国の領海侵犯
- 中国スパイが多く、弱腰対応しかできない日本政府
- チベット、ウイグルなどへの侵略と弾圧
- 沖縄での政治的な活動
などなど、中国が覇権を握ったときにどうなるかを考えるとあまりいい感じはしません。
米国もこのままの状況を見過ごすことはなさそうなので、米中の経済戦争は否応にも長期化すると見られています。
その結果、経済は一時的に低迷する可能性が高いので、これもまた景気後退の大きな要因です。
まとめ:誰もが警戒するリセッション。誰もが早く売り抜けたいと思う心情
株価はもはやチキンレースの様相を呈しています。
いつかはリセッションが来ると思うけど、まだ大丈夫かな~でも来る前に売り抜けたいな…という感じですね。
少し大きな下落が来たら、我も我もと多くの人が株を売ってさらなる下落が起こる気もします。
そうなったとき資金の退避先に選ばれるのは…仮想通貨、かな…!
というわけで、しばらくは株の投資を少なくして仮想通貨の動向をメインに追っていこうと思います。
ちなみにビットコインのETFが承認されるされると言われ続けて結局延期になっていますが、ぼくの予想としてはまだ当分は承認されないはずです。
ビットコインはマイナーのほとんどが中国ですし、価格操作も大口なら可能っぽいので、そんな不安定なものがETFに承認されるわけがありません。(たぶん)
ビットコインのマイニングを中国が禁止するとの話も出てきてるので、あと数年したらもしかしてその頃にはETFが承認されるかも…。
まだまだ仮想通貨は長い目で見る必要がありそうです。(バブルはまた近いうちありそうな予感もします)
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マイナスになったときは、温かい目で見守っていただけるとさいわいです…。