米国の株式市場はなんとか回復してきていますが、ここから更に上るかはまだわからないところ…。
株価が上がるポイントがあるとすれば、「国境の壁予算の解決」が一つの大きな節目となりそうです。
そしてその協議は今週から3週間に渡って行われるそうなので、それまでにうまいこと解決したら株価も上昇していくと予想しています。
この協議の流れ次第では、株式を購入する絶好のタイミングとも言えるかも…!
簡単な目次
【株価上昇ポイント】米国はメキシコとの国境の壁を建設できるのか
米国政府の一時閉鎖は一時解除、3週間の協議でどうなるか
1月25日、トランプ大統領は連邦政府の一部閉鎖を3週間の一時解除をすると発表しました。
すでに過去最長となった一時閉鎖ですが、ひとまずは安心と言ったところです。
ただしこの協議がまたもやうまくいかなかった場合は、2月15日から一時閉鎖が再度始まる可能性もあります。
この一時閉鎖の原因は、「メキシコとの国境に壁を作る予算を出すか出さないか」というトランプ氏と民主党の争いが元になっています。
トランプ氏→国境に壁を作って不法移民を防ぐので予算が欲しい(57億ドル、約6800億円ほど)
野党・民主党→そんな予算は出せない
トランプ氏→言うこと聞かないなら一部閉鎖だ!
という感じで、日本だとまずありえない状況になっています…w
一時閉鎖によって35日間もの間、約80万人の連邦政府職員の給与がストップしていました。
今回の一時的な解除を受けて、無休だった職員には速やかに給与が払われるそうです。
いやー政府職員もなかなかツラいですね。
日本の役人だったらまずそんなことはありえないだろうな…。
とにもかくにも、2月15日前後には米国市場のトレンドが見えてくるはずです。
いまのところ、S&P500を見るとこんな感じ。
12月22日から一部閉鎖が始まって、24日には最安値の2351ドルをつけました。
ここから上がってきてはいますが、以前の上昇トレンドに戻るにはまだ材料が足りないような感じがします。
協議がうまく行けば、また上昇トレンドに戻る可能性は高くなるはず!
予算の承認が降りなかった場合は、「非常事態宣言」の発動も
トランプ氏は「議会で公平な合意ができなければ、政府は2月15日に再び閉鎖する」と言っており、さらに議会の承認を得ずに政府の予算から壁の建築費を捻出することができる「非常事態宣言」の発動も視野にいれているとのことです。
非常事態宣言を発動すれば、確かに壁の建築費はでますが、法廷闘争になる可能性があるのでよりめんどくさい事態になっていきそうな予感もします。
そういったリスクももちろん考慮した上での決断だと思うので、トランプ氏の行動力というか、意思決定力はすごいですね…。
民主党は絶対に壁を作りたくないのか
トランプ氏に反対している野党の民主党は絶対に壁を作りたくないようですが、多少の譲歩はあるようです。
今すでにあるフェンスや、車止めポールの交換費や国境警備隊の増員などには前向きに考えているとのことなので、そこらへんが落とし所なのかなという感じ。
移民はどんな問題を起こすのか(ドイツの移民政策の場合)
トランプ氏が懸念している移民問題、実際そんなに問題があるのか気になったので、ドイツの移民政策を調べてみました。
ニュースはあんまり信用できないので、現地にいるドイツ人の少女が語るリアルな日常動画を参考にします。
ドイツの少女の語る移民政策、動画の抜粋
- 正直すごく怖いをして生活している
- 午後6時ころにスーパーに行ってとても怖い思いをした
- 難民のフリをして不正に入国して問題を起こす人たちがいる
- 移民のグループがにらみながら囁きあってる中、必死に走ってスーパーまで行った
- ドイツは彼らにすべて破壊された。
- ドイツだけじゃなくフランス、スウェーデン、オーストリアもそう
- ベルリンで難民が「ドイツ人は皆殺しにしてやる!」と叫んでいた
- なぜこんな状況が続いてるのか理解できない
- 大人は「子供は口出しするな」と言っているが、子供(若者)も怖い思いをしているので他人事じゃない
- 難民からの暴力はニュースでよく見るので怖い
- アンゲラ(首相)はなにもしないで見てるだけ
- 男性へ言いたいこと「あなたの国の女性と子供を守ってください」
- わたしたちは外に出かけるのが本当に怖い
- 日没後の一人ショッピングはできない
- わたしたちは怖いので助けて欲しい
- 移民がデモを起こして特定の宗教を押し付けていた
- 移民がデモをしてもお咎め無しなのに、ドイツ人がデモをするとすぐにニュースになる
- アームズ・レングスの原則「暴漢とは1メールほど距離を保つ」は実際にはまったく役にたたない
- Tシャツを着てるだけで、難民から汚らわしい!と暴言を投げかけられた
- ドイツは破壊されているのに、政府は助けてくれない
- ドイツ人は政府に保護されないのに、移民は医療などが保護される
生々しい話ですね…。
そういえば日本でも「日本人は大嫌い!」と主張してる人もいますが、今後は移民緩和政策によってそれもさらに大きなことになっていきそうです。
ドイツ政府と日本政府の共通するところは、「自国民より移民を大切にする」というところがバッチリ当てはまってるのでなんとなく日本の将来が透けて見えますね。
うーん、移民政策のすべてが悪いわけじゃないと思いますが、やり方を間違えると取り返しのつかないことになりそう。
トランプ大統領が米国に移民が増えてカオスになるのを危惧するのもわかる気もする…。
まとめ:国境の壁は果たして作られるのか?2月15日までの株式予想
移民問題は発言者の政治的背景、利権などによって意見がものすごく分かれるものです。
うまく協議がまとまって2月15日を迎えれば株式はまた上昇していく可能性が高そう。
しかし、もしうまくまとまらなかった場合は、「非常事態宣言」のリスク、「難民問題」のリスク、「政府機関一時閉鎖」のリスクが降りかかることになり、株式市場は冷え込みそうです。
それを考えると、2月15日までこの協議がどうなるかを見極めることが、株式売買の一番の判断材料になると言えそうです。
結論としては「協議がうまくまとまりそうなら買い」だと思いますし、「その逆なら売りもしくは様子見」でいきたいと思います。
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