まだまだ可能性を秘めている大麻銘柄。
「ティルレイ」「クロノス・グループ」「オーロラ・カナビス」「トゥルーリーブ」「メッドメン・エンタープライズ」「キュラリーフ」などなど、売上高が四半期で30億円を超える企業も出てきました。
とはいえ、まだまだ予想が難しい大麻銘柄。
カナダでは大麻が合法化されましたが、意外と現地では「合法化前とたいして変わってない」との声もあります。
大麻企業がさらに規模を拡大して、巨額の利益を上げるのはまだもうちょっと先になりそうですね…。
そういえば、米国では「ウェルネス」というキーワードがブームになっています。
ウェルネスというのは、米国のハルバード・ダン医師が提唱した「輝くように生き生きとしている状態」という意味です。
心身ともにすこやかで幸せ!ってことですね。
このウェルネスには大麻がいい影響をあたえるのではとも言われており、その点からも今後の市場形成が期待できるんじゃないかと思っています。
将来有望なのは間違いない大麻業界、果たして今は買い時なのか考察してみました。
簡単な目次
【定点観測】大麻銘柄の株式は買いのタイミングか
ティルレイ【TLRY】の株価はだいぶ落ち着いてきた
去年の大麻バブルのときには200ドルくらいまで上がっていて、ぼくも結構儲かりました。
利確したあとに「期待値だけで価格を上げてる」と書きましたがまさにその通りでした。
熱狂が冷めた今、63ドルくらいになっています。
ぼくが買ったのもたしか60ドルくらいだったんですが、やっぱりこれくらい(もしくはもうちょい下)が適正なところなんじゃないかな…。
ティルレイは大手企業のアンハイザー・ブッシュ・インベブ(ベルギービールが有名な酒類メーカー)と合併企業を作っています。
スイスの製薬会社ノバルティス傘下のサンドとも医療用大麻製品を開発・販売する業務提携を結んでいます。
合法化が進む国が増えれば、順調に成長しそうな感じがします。
クロノス・グループ【CRON】はアルトリア・グループから投資を受けている
クロノスグループは、マルボロやフィリップモリスと言った日本でも有名なタバコメーカーのアルトリア・グループから約2000億円(18億ドル)の投資を受けています。
タバコを吸う人は年々減っているとはいえ、その販売経路はいたるところに広がっています。
法律が変わって大麻もそれを活用できるようになれば、売り上げは大きく変わってきそう。
大麻は合法なところでも、テレビコマーシャルができないですしね…。
株価は下がり気味ですが、このまま終わる感じはしません。
業界を牽引しているキャノピー・グロース【WEED】
キャノピー・グロースには、コンステレーション・ブランズが約4500億円(42億ドル)ほども投資をしています。
コンステレーションはアルコール飲料事業を展開する会社で、米国、メキシコ、ニュージーランド、イタリア、カナダなどで販売しています。
商品の中でも突出して強いのがビールで、「コロナ」の米国販売権を持っています。
42億ドルも投資をしてるのは、かなり本気ですよね。
この企業も期待は大きいと思います。
まとめ:今、大麻産業がイマイチなのは「広告が打てないから」
現在、大麻産業は割と落ち着いた値動きをしています。
その理由はさまざまだと思いますが、売り上げが飛躍的に伸びない理由は「広告が打てない」ことに尽きるはず。
カナダでも大麻関連の広告は禁止されています。
商品のパッケージにもでかでかと警告ラベルがありますし、色の制限もあるとか。
なによりテレビコマーシャルができないのが痛いですよね…。
日本でも、ためしてガッテンなどで「○○が体にいい!」と大した根拠もなく番組を作っただけで、次の日にはスーパーからその商品が売り切れるという現象があります。
ネットの広告でも禁止されているのもツライところ。
「ウェルネスに大麻は良い」という風潮になってくればCMも解禁されるはずなので、その時を待つのみです。
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