IT冷戦のゆくえ。中国が米国を抜かす日が来るのか

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30代でのセミリタイアを目標に頑張る30代(就職氷河期末期の世代)。 派遣社員から転職を5回して、年収1000万円を超えた(副業含め)のちに起業。 バカを行動力で補うタイプ。 最近は投資をようやく覚えて、そっちにハマりぎみ。 お金に悩まない生活を目指して勉強してます! 運用実績はこちらで公表しています。【累計利益1,367,444円】 追記:この前、週間SPA!に投資家として取材されました~!



中国のファーウェイが独自OSを搭載することで、完全に中国vs米国という構図になってきました。

そもそもいままでも中国国内では建前上、様々なサービスが禁止されています。

例えば、

  • Google検索
  • ヤフー検索
  • Gメール
  • グーグルマップ
  • YouTube
  • フェイスブック
  • ツイッター
  • タンブラー
  • 任天堂
  • Instagram

などなど、日本では普通に使えているものがほとんど使えません。

その代わり、中国産の似たようなサービスを使えるという状況です。

日本など海外に輸出してるファーウェイスマホにはそういった規制はありませんが、もともと中国国内での米国製サービスはほとんどが使えない状態でした。(VPNなどの抜け道はあるけど)

そしてさらに今回GoogleのAndroidOSの使用を禁止したことで、インターネット上でも中国と米国の間には大きな溝がうまれることとなります。

中国のOSが世界的にどう広がっていくかを考えると、米国製のものよりも普及する可能性があるのがなんとも怖いところ。

なにが怖いって、中国って普通に政府の検閲があって自由な言論が認められないことなんですよね…。

日本が中国に取り込まれたときには、言論の自由はなくなると思ったほうが良いです。

個人の投資においても、いままでは「長期投資は米国のETFを買っとけば間違いない」というのがセオリーでした。

S&P500を見ても、なんだかんだでずっと価格は上昇しています。

これはいままで「結局は米国が世界最強の国」だったからです。

今後、中国がどんどん進出していけば米国も安穏とはしていられないんじゃないかな…。

その点を考えると、これからの長期投資は、S&P500連動ではなく、全世界に投資できるトータルワールドストックETF【VT】が安定だと思います。

全世界を対象にした株式市場ETFはなぜ良いのか?【VT】の投資評価

VTの国別割合はいまのところ、

国名 割合
米国 54.9%
日本 8.1%
英国 5.5%
カナダ 3.0%
中国 3.0%
フランス 3.0%
ドイツ 2.8%
スイス 2.4%
オーストラリア 2.2%
韓国 1.6%

このようになっています。

米国の企業が非常に多いですが、そのうち中国の比率がどんどん高くなっていきそう…。

IT冷戦をふまえて、今後の投資はなにに気をつけたらいいのか考えてみました。

IT冷戦のゆくえ。中国が米国を抜かす日が来るのか

アフリカを支配するのは中国?

これから大きな市場として見込めるアフリカは、中国が膨大な資金でバックアップしています。

その結果、自然と中国産のスマホが主流となり、アプリやサービスも中国産のものになっていきます。

アフリカ市場を中国が抑えたも同然になり、米国は太刀打ちできなくなりそう。

EUは中国と米国のどっちにつくのかまだよくわかりません。

日本は…左翼系の人たちが異様なほど中国と韓国に媚びているので、中国寄りになるのかなぁ…。

米中の対立は長期化し、その煽りを受ける日本

中国は強国路線、軍拡を続けており、米国はそれを見過ごすわけにはいかないレベルまで来ました。

中国は昔から政府系のハッカーが米国や日本の企業に侵入し、様々なデータを盗んできたと言われています。

それらをもとに更に独自の発展をした中国製のサービスは、クオリティ的には米国と大差ないものになります。

その上、激安なので低所得層が多い国ではそりゃ流行るだろうな、という感じです。

日本の一部でファーウェイが流行ってるのもわかる気がする…。

あとは日本のメディアがどうニュースにするかですね。

朝日らへんは「米国がファーウェイをいじめてる!日本は中国を応援しよう」的な感じでいいそうw

それを鵜呑みにして「ファーウェイを応援する!」みたいな人も多くでてきそうです。

経団連も中国とズブズブな感じなので、お金の流れは中国寄りかなぁ…。

うーん、日経平均も下がりそうw

まとめ:IT冷戦で冬の時代が来そうな感じ

終わりが全然見えない米中の経済戦争。

長引くことは間違いなさそうです。

5Gの覇権はどちらがとるのかな~。

インドは中国のスマホがものすごく多いですし、インフラ整備も中国が協力しています。

インドに中国抑止はできません。

中国と対抗できるのは米国だけなわけですが、対抗するべき時期がちょっと遅かった感じもするんですよね…。

中国は強大で勢いもあります。

それだけに簡単に勝てる相手ではありません。

IT冷戦はまだ始まったばかりなので、あと数年は続くと覚悟しておいたほうが良さそうです。

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