現在、もっとも有望な未開拓市場と言われているインド市場。
いつかは来る…はずなんですが、最近は全世界的な株式市場の停滞によってあんまり良い感じにはなっていません。
チャートで見ても、1年単位だと下がってますね…。
そんなインド市場ですが、良いニュースがありました。
それは、「中国と同じように、他国のITビジネスを締め出す」という方向性を打ち出してきたことです。
これがうまく行けば、中国のアリババやテンセントのようにインドのIT巨大企業ができてくるはず。
そうなれば本格的に、インド株バブルが到来すると思っています。
簡単な目次
【インド投資の魅力】外資ITを排除して成長した中国の後追いが始まった
数億人がネットを使用するインドの魅力
インドは貧富の差がものすごい国ですが、それでも数億人がネットにつながって買い物などのサービスを楽しんでいます。
現在、インドのインターネット経済はアマゾンやウォルマート、フェイスブックなどの米国企業がメインになっており、とくにアマゾンは市場シェアの50%を超えています。
規模で言ったら中国市場よりもさらに大きくなる可能性があり、非常に魅力的です。
現状のインド株価指数が上がらない理由としては、
- 政治が不安定
- 汚職がヒドい
- 貧富の差がすごい
- 地域によってはまるで別の国のような違いがある
というのが主なポイントだと思いますが、これに加えて自国(インド)のIT企業で急成長してるところがないのもネックになっているはず。
もしインドで、中国のアリババやテンセント、米国のグーグル(アルファベット)やフェイスブック、アマゾンのような企業が出てくれば、ものすごく株価が上がってくることが予想できます。
海外IT企業の締め出しを始めたインド
このまま米国企業がイケイケでシェアを伸ばすのかと思いきや、ここに来て他国のIT企業の締め出しをインドが明確にしてきました。
数カ月後(5月まで)に総選挙が控えていることもあり、インドの政治家が他国のIT企業への圧力を高めて、国内の企業を育てる方向にシフトしているのです。
政治家にとっても、自分の息のかかった自国の企業が成長するほうが旨味があるので、自然な流れとも言えます。
インド通信省のアルナ・スンダララジャン次官は、「国内企業の成長を促す支援策を導入する予定がある」と話したそうです。
これがうまくいけばインドのIT特区であるバンガロールが、米国のシリコンバレーを抜く可能性だってあり得るかも。
ただし、実際どういう施策を打ってくるかはまだ明確ではないため、先走ってしまうのは気をつけておきましょう。
米国企業のインドでのロビー活動はさほど効果なし
インドでの他国IT企業締め出しを受けて、ロビー活動をする企業が増えてきました。
しかしさほど効果もみられず、インドの「中国化」は止められないようです。
ちなみに中国が他国の企業を締め出して自国の企業を成長させた結果はこんな感じ。
波は大きいものの、確実に上がってきてます。
これと同じような感じにインドもなっていくのかも…。
まとめ:米国と中国の経済戦争と関係なしに上がっていきそうなインド
ファーウェイの件もあることですし、米国と中国の経済的な摩擦は今後も大きくなっていきそうです。
そうなるとどちらもダメージなしではいられず、日本も株価は低迷しそう。
そこでもしかすると、インドが台頭してくる可能性もあります。
2022年あたりまでにはインド株バブルがくるんじゃないかな…。
中国株バブルのように数年で5倍くらいになる可能性もあるので、仕込めるときに仕込んでおこうと思います。
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