中国のBAT,TMDとは?GAFAとの大きな違いも解説

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30代でのセミリタイアを目標に頑張る30代(就職氷河期末期の世代)。 派遣社員から転職を5回して、年収1000万円を超えた(副業含め)のちに起業。 バカを行動力で補うタイプ。 最近は投資をようやく覚えて、そっちにハマりぎみ。 お金に悩まない生活を目指して勉強してます! 運用実績はこちらで公表しています。【累計利益1,367,444円】 追記:この前、週間SPA!に投資家として取材されました~!



中国のBATとは、中国で大きな力をもつネット企業「バイドゥ」「アリババ」「テンセント」の巨大3企業の頭文字です。

中国ではいままで他国のIT企業参入を制限して、国内のネット企業を着実に育ててきました。

日本でもアリババやテンセントは韓国系企業(ソフトバンクのPAYPAYやネイバーのラインPAY)などを通じて着実にその支配を強めてきています。

米国のGAFAとは違った影響力を持つBAT。

しかしその力もだいぶ3社の中で明暗がわかれてきたようです。

※GAFAについてはこちらで詳しく書いていますので、よかったら読んでみてください。→GAFA、FANGの意味は?株は今から買っても間に合う?

中国の次世代を担うと言われているTMD「トウティアオ(企業名バイトダンス)」「メイトゥアン」「ディディチューシン」もあわせてまるっと紹介していきます!

中国のBAT,TMDとは?GAFAとの大きな違いも解説

BATの中で勝ち組と負け組が明確になってきた

アリババやテンセントは独自の経済圏を持ち、ネットでの影響力をグングンのばしています。

逆にバイドゥはほかの2社が強くなっていくにしたがって、どんどんと使われなくなっているようです。

アメリカ企業で例えると、

  • アリババ・・・Amazonのような商品を買うサイト。商品を探すときはアリババ内で検索する。
  • テンセント・・・ウィーチャットというSNSがある。Twitterのように、話題を探すときはウィーチャット内で検索する。
  • バイドゥ・・・Googleのような検索エンジン。しかし検索結果が自社サービスに偏ってるとの不満の声が多く、評価は高くない。

こんな感じになります。

Googleの検索エンジンはめちゃくちゃ優秀で、バイドゥはそこまでのレベルではないかな…。

そもそも中国は検閲がものすごく厳しいので、検索結果もかなり政府にとって都合の良いものが並ぶことになります。

そうなると、アリババやテンセントのサービスのように外部の検索エンジンを使うことなく、快適にネットを使える企業がグングン伸びていくことになるわけです。

バイドゥの囲い込み戦略には大きなライバルが出現

バイドゥも危機感があるのか、ニュースフィード機能をつけたアプリを出して利用者を増やす作戦にでました。

しかし日本でも有名なティック・トックと呼ばれる動画アプリや、人気ニュースアプリ「今日頭条」を作ってるバイトダンスという企業が強力なライバルとして立ちはだかります。

アリババやテンセントくらい巨大になると、そうそう簡単にライバルは出てきませんが、バイドゥの場合はちょっとピンチかも…。

BATの株価比較

バイドゥ、アリババ、テンセントの株価を比較してみると、その明暗がよりハッキリ見えてきます。

青色がバイドゥ、オレンジがアリババ、緑がテンセントです。

バイドゥはほぼ横ばいですね…。

アリババもかなり株価は上昇してるんですが、テンセントに比べるとインパクトが薄れます。

テンセントめちゃめちゃすごい伸びだなぁ…。

こうしてみると、バイドゥは割安な株に見えますが、将来性を考えると…ちょっと簡単には買えません。

うーん、昔のmixi(SNS)がソシャゲで大成功したくらい、まったく違うジャンルで成功しないとあんまり伸びないかも…という感じがします。

中国でBATの次にくると言われているTMD

TMDのTは、バイトダンス

Tなのになんでバイトダンスなんだよって思うかも知れませんが、これはニュースアプリ今日頭条(トウティアオ)から来ています。

バイトダンスは日本でもティック・トックでかなり有名ですよね。

ニュースアプリのトウティアオは日本では馴染みがありませんが、中国ではまさにトレンドのアプリのようです。

ちなみにティック・トックはもともと別企業(Musical.ly)だったのですが、バイトダンスが10億ドルで買収しました。

10億ドル…1,100億円…。

TMDのMは、メイトゥアン

フードデリバリーサービスのメイトゥアン。

アリババが出資している出前アプリ「ウーラマ」のライバルです。

メイトゥアンの出資者はテンセントで、どちらもBATの資本が入っています。

メイトゥアンはさらに配車サービスも行っているので、米国でいうところのUberみたいな感じですね。

TMDのDは、ディディ

Uberと同じ配車サービスの中国版がディディです。

先程のメイトゥアンもライバルなので、TMDの中でもパイを奪い合ってる感じがしますね。

さらにディディは自動運転技術にも力を入れており、中国で自動運転といえばバイドゥが有名なので、そこともライバルになります。

TMDはBATほど大きくなるかは微妙なところ

TMDがそれぞれ有力な企業であるのは間違いありませんが、BATほど巨大企業になるかというとそれは難しそうな感じもします。

結局、ネットの旨味があるところはアリババやテンセントが抑えているので、それ以上に後発企業が大きくなれるかというと微妙な感じ。

むしろ、有望な企業がでてきたらアリババやテンセントが買収(もしくは出資)するんじゃないでしょうか。

実際に、メイトゥアンにはテンセントが出資してるわけですし、なんだかんだ言って中国の主力企業は今後もBATであり続けると思います。

BATとGAFAの大きな違い

一番の違いは「中国かそうでないか」です。

GAFAはどれも、多国籍企業として中国以外の世界何十カ国で同じようなサービスを展開しています。

それに対しアリババやテンセント、バイドゥの主なマーケットは中国になります。

特にバイドゥの検索エンジン「百度」は日本で使われることは…まずないんじゃないかなぁ(中国政府の検閲が厳しすぎて)。

まぁ、このまま中国に経済的に侵略され続けて、日本が中国の属国になったら強制的に百度を使うことになると思いますが、しばらくはなさそうです。

そして次に大きな違いが「政府の思惑で企業が動くかどうか」になります。

中国の企業は、どんな企業であれ中国政府に逆らうことはできません。

政府と企業が密接な関係になっており、まさに中国政府の企業という感じ。

GAFAもロビー活動をしているので米国政府との距離は近いものの、政府の命令で動く企業ではありません。

これがどういうことかというと、ぼくらが中国企業のアプリを使う時、そのデータは中国政府にも渡ってる可能性が高いということです。

中国人はすでに「社会信用システム」が稼働していて、SNSでの行動が悪かったり反政府的活動をすると、個人の評価が下がって行動に制限がかかるようになっています。

これがユートピアとなるのかディストピアとなるのかはまだわかりません…。

中国アプリを使用していれば、日本人も中国の信用スコアを気にして生きていくことになる未来もありえなくはないです。

どのみちGAFAにしても「社会信用システム」は遅かれ早かれ組み込まれると思うので、どこの企業を信用するかという話になってきます。

中国政府を信用するのか、巨大多国籍企業を信用するのか…。

ぼくらが選べる選択肢は、思ったよりも少ないのかも知れませんね。

まとめ:結局、BATやGAFA、TMDの株は買いなの?

正直これは、中国と多国籍企業、どっちが反映する?という話だと思います。

中国は力も勢いもある国ですが、いまいち外国人にとってはホントのところがよく見えません。

それに比べると、GAFAのほうが投資判断はしやすいかな~と思います。

実際、ぼくが持ってるETFは、GAFAのほとんどが組み込まれてるVGTです。(ETFとは?

VGTなら長期保有してもいい銘柄なんじゃないかな~と思ってるので、あと数年は保有したいところ。

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新しいもの好きにおすすめな米国情報技術セクターETF【VGT】というインデックス投資

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