Appleが約560億円も投資する先に未来はあるのか

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30代でのセミリタイアを目標に頑張る30代(就職氷河期末期の世代)。 派遣社員から転職を5回して、年収1000万円を超えた(副業含め)のちに起業。 バカを行動力で補うタイプ。 最近は投資をようやく覚えて、そっちにハマりぎみ。 お金に悩まない生活を目指して勉強してます! 運用実績はこちらで公表しています。【累計利益1,367,444円】 追記:この前、週間SPA!に投資家として取材されました~!



Appleは、先日発表された月額制ゲームし放題サービス「Apple Arcade」のゲームタイトルに5億ドル(約560億円)も投じてると報道がありました。

Apple Arcadeの独占タイトルには、さらに開発費の上乗せもしているとのこと。

うーん、果たしてこれはうまくいくのかどうか…。

ぼくはPCゲーム(Steam)、PS4、Nintendo Switchを所有していて、ゲームをそれなりにやっています。

一般的なゲーマーから見て、果たしてApple Arcadeは成功しそうなのかどうかを考えてみました。

結論としては、「バトルロワイヤル系などのオンライン対戦ゲームでヒット作を出せるかどうかにかかってる」と思っています。

Appleが約560億円も投資する先に未来はあるのか

SteamとPSの2018年に売り上げたゲームを見てみる

現状、どんなゲームが売れているのかを確認してみることは大事です。

PCゲームの巨大プラットフォームSteamにおける2018年の売り上げ上位はこんな感じ。

  • Far Cry5
  • Warframe
  • Tom Clancy’s Rainbow Six
  • Sid Meier’s Civilization
  • Rocket League
  • Counter-Strike
  • MONSTER HUNTER
  • Assassin’s Creed Odyssey
  • Grand Theft Auto V
  • PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS
  • The Elder Scrolls Online
  • Dota 2

大作ゲームから、基本無料プレイで課金させるモデルまでバランス良く揃っています。

この中で月額固定遊び放題と相性が良さそうなのは…

PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDSやRocket Leagueでしょうか。

PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS(略してpubg)は、100人のオンラインプレイヤーが、最後の1人になるまで生き残りをかけて争うバトルロワイヤルゲームです。

バトルロワイヤルゲームは一世を風靡し、今ではほかにも「フォーナイト」「Apex Legends」など超有名&売り上げもものすごいタイトルが出ています。

バトルロワイヤルゲームは一つの島ですべてが繰り広げられるのが基本となっており、ゲーム開発も大作ゲームと比べればコストが安くすみます。

さらにオンラインでの対戦が白熱することもあり、口コミで広がりやすいのも「Apple Arcade」にとっては非常に重要なポイントですね。

Rocket Leagueもオンライン対戦をメインとしたゲームで、レースゲームとサッカーゲームを融合させたような面白さがあります。

こういったゲームもApple Arcadeと相性が良さそう。

逆に、アサシンクリードやモンスターハンターなどの大作ゲームはApple Arcadeとは相性が悪い感じがします。

PS4で2018年に売れた日本のゲームも見ていきましょう。

  • モンスターハンター:ワールド
  • The Last of Us Remastered
  • ペルソナ5
  • スーパーロボット大戦V
  • ウイニングイレブン 2018
  • グランツーリスモSPORT
  • コール オブ デューティ ワールドウォーII
  • ゴッド・オブ・ウォー
  • 実況パワフルプロ野球 2018
  • Marvel’s Spider-Man

家庭用ゲーム機で出てるだけあって、大作ゲームが多くなっています。

こういったゲームと「月額好きなだけいろんなゲームが遊び放題プラン」は相性があわなさそう。

もし相性が良いのであれば、すでにPS4もそういうシステムになってるはずです。

めちゃくちゃハマってる「SEKIRO」のようなゲームはApple Arcadeに期待できるか

ぼくが今ハマっているゲームは、SEKIROです。

日本のフロム・ソフトウェアが作成したいわゆる「死にゲー(何回も死んで練習してクリアすることに達成感を得るゲーム)」なのですが、世界的に評価されています。

グラフィックの緻密さ、アート性、ストーリ性、ゲーム性などが評価されて、2019年3月22日の発売から10日たらずで200万本という実売実績を残しました。

プラットフォームはSteam、PS4、XBOXとマルチになっており、どのゲーム機でも遊べます。

とにかく面白い反面、難易度が高すぎるためやる人を選ぶゲームなんだろうなぁ…という感じも否めません。

こういったゲームが果たしてApple Arcadeで出てくるかというと、それは非常に疑問です。

おそらくApple Arcadeでは、超ライト層(ぽちぽちするだけで良いスマホゲーなどをメインにやる層)をターゲットにしてくるはず。

そういった人たちにはこのゲームはまったくウケません。

レビューでは★1つの嵐になるはず。(実際のSEKIEOは、ゲームレビューサイトで90点以上の高評価が多いです)

アプリでもそうですが、低評価がたくさんつくものはダウンロードされなくなりますよね。

そのためこういった尖ったゲームは出づらくなるはずです。

そう考えるとApple Arcadeが出たからと言って、ほかのゲームプラットフォームがなくなることはなさそうです。

まとめ:Apple Arcadeは、どれだけライト層を取り囲めるかにかかっていそう

Apple Arcadeは、主にスマホゲームをメインにしたプラットフォームになると思っています。

日本で主流のスマホゲームと言えば、「課金してナンボ」的な「ゲーム性よりも射幸心を煽るもの」が好まれています。

パチンコにハマる層とも似てるこの層に、月額使い放題ゲームサービスが果たしてウケるのかどうか…。

海外では成功したとしても、日本ではなかなか苦戦しそうな予感がしています。

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