ついに日本政府が、個人のルーターやwebカメラへのハッキングテスト「NOTICE」を行うことになりました。
2月20日から開始なので、あと8日後ですね。
一部では「国民のプライバシーの侵害!」という意見もありますが、あまりにもゆるゆるなセキュリティのままだとプライバシーの侵害どころかさらに重大な事件を引き起こす可能性があります。
2020年のオリンピックまでにはなんとか最低限のセキュリティ対策はさせておきたいというのが、日本政府の本音な気がします。
実際にどんな感じかというと、
- 個人が使用してるルーターやwebカメラに、推測しやすいパスワードを使ってログインを試みる。
- ログインできちゃったデバイスがあると、プロバイダ業者に通知される。
- プロバイダ業者は、セキュリティがガバガバなことを個人に通知する。
という流れになるようです。
問題は、国民に「ハッキング簡単にされちゃいますよ!」と言ってもちゃんと対策をするかどうかですね。
一応、対策方法は教えるそうですが、高齢者とかは理解できない人も多いんじゃないかな…。
ぼくらはどんなことに注意すればいいのか、まるっと解説していきます!
簡単な目次
日本政府が民間にハッキングテストをする理由とその対策
理由のその1:オリンピックは、ハッカー(クラッカー)に狙われやすい
他人のパソコンを乗っ取ったりする悪い人のことは、本来はハッカーではなくクラッカーと呼びます。
そして韓国で昨年開催された冬季オリンピックでは、オリンピック公式サイトが攻撃を受けてダウンし、スタジアム内のWi-Fiが使用不能となりました。
さらに、オリンピック放送にも影響を及ぼしたりと被害は甚大になったようです。
理由その2:個人で使っているルーターやIoT機器が踏み台にされる可能性がある
サイバー攻撃をしかける悪い人たちは、個人が使用してるルーターやIoT機器を乗っ取って、攻撃の手段に使うことがあります。
そのため、日本政府はオリンピックまでの期間に、「セキュリティがゆるいものは個人でなんとかして!」と強硬策にでたわけですね。
対策その1:スマホ、ルーター、webカメラなど、すべての機器はこまめにアップデートしよう
インターネットに接続されている機器は、新しいファームウェアがないか確認してもしあればアップデートしておきましょう。
スマホの場合はアップデート通知が来ると思うので、すぐにアップデートするのがオススメ。
ルーターは古い機種だと、通信の暗号化技術が脆弱なものしかサポートしていないものもあります。
ルーターの管理画面に入って、暗号が「WPA」しか選べないものは買い替えましょう。
WPAは簡単に暗号化が破られてしまいます。
WPA2が現在の主流です。
対策その2:パスワードをデフォルトから変えよう
パスワードを初期設定のままにしていると、知識がない人でも簡単にログインできてしまいます。
意外とルーターのパスワードを初期設定のままにしてる人って多いんですよね…。
もし自分がルーターの設定を買えたかどうかわからない場合は、
「ルーターの名前 設定画面」とググれば、設定画面が出てくるはずです。
対策その3:どんなに強固なセキュリティにしても、確実ではないと心得る
どんなにセキュリティ対策を万全にしても、抜け穴がないとは限りません。
とはいうもののセキュリティを万全にしておけば、それだけハッキングの難易度は上がり、より安全になっていきます。
常にハッキング技術は進歩しているので、自分の持っている機器はアップデートを最新の状態にしておきましょう。
まとめ:日本政府の侵入テスト「NOTICE」は、侵入されないのがセキュリティの最低条件
国立研究開発法人情報通信研究機構が行う今回のNOTICEと呼ばれる取り組みは、普通のセキュリティ意識があれば侵入されることはありません。
問題があるのは、「パスワードを初期設定のままにしたりわかりやすいもの」にしている場合です。
政府のテストでルーターやwebカメラに侵入されてしまうということは、悪い人たちも簡単に侵入できてしまうということ。
これからどんどんネットにつなぐ機器が増えていくことは間違いないので、あらためてセキュリティ意識を高めていきましょう!
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