【本当にヤバい?】ドイツ銀行の破綻が起きたらなにに投資するべきか

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30代でのセミリタイアを目標に頑張る30代(就職氷河期末期の世代)。 派遣社員から転職を5回して、年収1000万円を超えた(副業含め)のちに起業。 バカを行動力で補うタイプ。 最近は投資をようやく覚えて、そっちにハマりぎみ。 お金に悩まない生活を目指して勉強してます! 運用実績はこちらで公表しています。【累計利益1,367,444円】 追記:この前、週間SPA!に投資家として取材されました~!



破綻しても不思議じゃないと言われるドイツ銀行、つい先日も米投資銀行部門で2つの大型損失を出したようです。

融資金額は3億4000万ドル(約3.6億円)と15億ユーロ(約1800億円)で、ドイツ銀行がどれだけ損失を負ったのかはわかっていません。

米国からもサブプライムローン問題のときに市場操作して荒稼ぎしたという集団訴訟が起きており、その額はなんと約1兆4000億円です。

ほかにも金融緩和で利ざやが稼げないので、そもそもの利益が少なくなってきてるというかなりマズい状態…。

株価はこんな感じになってます。

うーん、ここ5年では30ユーロもあったのに、今は6.5ユーロです。

ちなみに2007年は100ユーロを超えていた時期もありました。

もし経営破綻をすると、リーマンショック級の影響(もしくはそれ以上)になると言われており、世界的な景気後退(リセッション)の引き金になりかねません。

で、本当に経営破綻まで追い込まれるかというと…政治的な話になってくるので誰の予想もあんまり当てにならないのかなーという感じがしてます。

リーマンショックのときは急にガクーンと下がったのに対し、ドイツ銀行はずっとまえから「なんかやばいよね」という感じで株価が下がってますし、単純に比べるわけにはいきません。

ぼくらができる最良の手としては、「もし破綻して景気後退になったときに、利益を上げる投資先の目星をつけておく」ことだと思います。

ドイツ銀行が破綻したらそれで最善の手を打ち、破綻しなくても最善の手になるように心構えをしておくのがベストです。

というわけで、もしドイツ銀行が破綻したら…ビットコインにお金が流れる可能性もあるのでは?と思いました。

その理由と現状を書いていきます。

【本当にヤバい?】ドイツ銀行の破綻が起きたらなにに投資するべきか

世界的な景気後退になったときに逃避先になるのは、国債?金?仮想通貨?

ドイツ銀行が破綻して世界的な景気後退の引き金となった場合、どこの国であろうと法定通貨だけを持ってるのは安心できません。

通常、景気後退の逃避先は米国や日本などの国債、ゴールドなどが一般的です。

リーマンショックのときは国債が人気で、ゴールドは短期的には価格が下落しました。その後、急上昇しています。

ゴールドのチャートはこんな感じ。

リーマンショック前は1000ドル前後くらいだったのが、710ドル前後まで下がってますね。

そのあと順調に価格は上昇して2012年には1800ドルを超えています。

ビットコインは2009年に誕生したので、リーマンショック時に買われることはありませんでした。

今はビットコインだけでも24時間の出来高が5兆近くあります。(バブル期はたしか9兆くらい)

個人レベルだったらいつでも換金できるくらいの流動性がありますよね。

逃避先としては候補に上がっても不思議はありません。

現在進行系で、香港の問題から資金がビットコインに流れてるという考察もされています。

香港のお金持ちは、中国に差し押さえられる危険性を察知して資金をビットコインにしてる?

香港に住むお金持ちは、個人の資産を海外に送り始めたというロイターの報道もありました。

参考記事:ロイター通信(英語)

この個人資産の移動はおそらくいろんなかたちで移動されているはずで、そのうちの1つの選択肢としてビットコインが選ばれてる可能性は多いにあると思います。

現にビットコインの価格はここ数日はずっと上がり続けです。

200万人もの規模の香港デモ(人口700万人)がはじまった6月16日からずっと上がり続けのビットコイン。

16日には95万円前後だったのが、27日には140万円前後の高値をつけました。

ビットコインがここまで上がったり理由はおそらく複合的なもので、香港からの資金が入っただけでありません。

しかし、大きな要因になってる可能性は高いと思います。

ほかに考えられる要因としては、

  • 各国の法規制の強化が明確化されてくる流れで、安心して買えるようになった
  • 世界経済はまだまだ上向きなので、市場に余ったお金が流入してきた

というのも大きいと思います。

経済が不安定なときになぜビットコインが買われるのか

ビットコインは法定通貨と違うのがまず第一にあると思います。

例えばもし国に預金封鎖をされてしまうと、現金をATMでおろすこともできません。

日本でも実は1946年2月17日と8月11日に預金封鎖が行われました。

今から73年前なのでちょっと昔ではありますが、日本でもそんな歴史があります。

さすがに日本が預金封鎖になることはそうそうないと思いますが、ほかの国ではありえる話です。

預金封鎖が起こったとき、ビットコインは保管方法次第では非常に有効な資産となりそうです。

最近の預金封鎖の例でいうと、

  • 2001年12月・・・アルゼンチン
  • 2002年7月・・・ウルグアイ
  • 2013年3月・・・キプロス

といった国で起こりました。

ビットコインのボラティリティには十分に気をつけよう

ビットコインは株よりもはるかに大きな値動きをします。

昨日の深夜のチャートを見るとその凄さがわかります。

ボラティリティ(価格の上下)が激しく150万円近くいった数時間後には128万円前後まで落ちています。

現物(直接ビットコインを買ってる)のであればこういった変動は気にしなくても大丈夫ですが、レバレッジを掛けた取引をしてる人はロスカットされる危険性が非常に高くなります。

株やFXと同じような感覚で高レバレッジで運用してる人はすぐに退場してしまうことになりそう…。

ビットコインに限らず株でもそうですが、急激に上がったものは急激に下るリスクがあります。

価格が上がってても損をする人は損をする

ビットコインのチャートを見てもわかるとおり、価格が上がってるからと言って誰しもが儲かってるわけではありません。

とくに初心者は気をつけましょう。

上げ相場で負ける人の理由は別な記事で書いたので、こちらもぜひ参考にしてみてください。

【投資】上げ相場なのに負け続ける人が多い理由はこの2つ

まとめ:世界的な景気後退になればビットコインが買われる展開もありえるが、逆もありえる

もしドイツ銀行が破綻して世界的な景気後退につながれば、逃避先としてビットコインが買われる可能性は大いにあり得ます。

しかし、まったく逆のパターンもあり得るのが怖いところ。

今は世界的な景気の良さで市場にお金が余ってるからこそ、ビットコインなどの仮想通貨市場へもお金が入ってる感じは否めません。

もし景気後退になったときに、誰もが保身的な投資をするとなれば…。

そのときはリーマンショックと同じで米国債にお金が集まることになり、仮想通貨市場から資金が引き上げる可能性だってあります。

景気後退になったときは、どっちに動くか見極めてからでも遅くなさそう

景気後退のときにビットコインの価格が上がるのか下がるのか、どちらのシナリオも考えられます。

景気後退が始まったときにどっちに動くのか見極めて投資をしても遅くはなさそうので、一番リスクが低いのはこのやり方かも…。

ぼくも慎重に見極めていきたいと思います。

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