ついに発表された、HoloLens2!
いやーこれ、思ってた以上にスペックが高いですね。
HoloLensというのは、バイザー型のMR(拡張現実)デバイスなんですが、この動画を見てもらうとどんな感じなのかわかりやすいと思います。
Say hello to #HoloLens2. pic.twitter.com/eVBQ9OUeM1
— Microsoft HoloLens (@HoloLens) February 24, 2019
まだコンシューマー向けという感じではなく、企業で使われるのを前提としています。
例えばこんな感じとか
#HoloLens2 will launch with a suite of solutions. Today we’re announcing Microsoft Dynamics 365 Guides.
Guides will empower employees to get up to speed faster on complex tasks, machinery, and equipment. pic.twitter.com/YumGOMkUH3
— Microsoft HoloLens (@HoloLens) February 24, 2019
パーツがどこにあって、どんな感じで組み立てればいいのかを、現実世界に映し出しています。
紙のマニュアルを見ながら作業するのより確実で、わかりやすいですよね。
いやースゴいですわ…!
この技術がどれだけスゴいのか、そしてどんな未来があるのかを語りたいと思います!
結論としては、「マイクロソフトはWindowsだけじゃなかった」という感じ。
今回の発表は、長期目線で株を買ってもいいかもな、と思わせる内容でした。
簡単な目次
マイクロソフト株は買いかも。HoloLens2で本気な未来を垣間見た
HoloLens2の主なスペック
軽く今の所わかってるスペックはこんな感じです。
- 前モデルから視野角が2倍以上広くなった(52度くらい?)
- ピクセル密度も2倍(高精細)
- アイトラッキング(目の動きで操作できる)
- 超緻密なハンドトラッキング(指の一本一本を判別できる)
- 産業向けにすぐ使えるアプリが入っている
- 価格 3500ドル(約388,000円)
- 月額 125ドルでレンタルもできる
- 予約 2/25から開始
めちゃめちゃスゴいな、と思ったのが現実にないピアノでメリーさんのひつじを弾いているところ。
デモをみた感じ、ほぼリアルタイムで指の動きをトレースしています。
このため、HoloLens2ではコントローラーを必要としません。
アプリは全部、指の動きで操作できちゃってます。
産業で使うときは特にですけど、コントローラーなんて邪魔で持ってられないですよね。
HoloLens2になって「実際に仕事で使えるレベル」に仕上がったと思います。
企業ごとにできるカスタマイズ性能
マイクロソフトがガチでHoloLens2を産業分野で広めたいんだな、とわかるのが「それぞれの現場にあったカスタムが可能」というポイントです。
例えばこれ。
ヘルメットと組み合わせて使うタイプのHoloLens2です。
工事現場で、実際の施工と3DCADで作った設計図を重ねてみることができれば施工ミスも減るはずなので、HoloLens2は有効に使えそう。
普及を促進するオープンプラットフォーム
マイクロソフトの慧眼というかスゴいところは、このHoloLensのプラットフォームをオープンにしたことです。
HoloLensで使えるアプリの配信はマイクロソフトの専用ストア以外でも可能になるので、より門戸が開かれるようになります。
ウェブブラウザもマイクロソフトのEDGEだけでなく、GoogleのChrome、MozillaのFirefoxなどが使えます。
これ、地味だけど仕事で使うことを考えると結構重要なポイントですよね。
個人で買うのにはまだ早いけど、その可能性は示されている
HoloLens2は正直、まだ個人で買うレベルの商品とは言えません。
そもそもアプリのほとんどが企業向けなので、買ってもやることがないです。
ただ今回の発表でゲームによく使われているUnreal Engine 4がHoloLens2に対応するという発言がありました。
Unreal Engineはゲームを作る上での土台となるもので、これを使うことで効率的に高クオリティなゲームを作成することができます。
どれくらい高クオリティかというとこれくらい。
ゲームを作るときにHoloLens2が使われて、そこからさらに月日が経つと、消費者がHoloLensシリーズを使って遊ぶようになる…そんな感じの流れが簡単に想像できます。
個人向けにでるのは早くてもあと2.3年はかかりそうですが、スマホの爆発的な普及と同じ道をたどるのは間違いなさそうです。
その頃には、Appleがシャレオツなのを出してきたり、ファーウェイが格安高性能なものを出してきそうですね。
フェイスブックのOculusとはどう違うのか
フェイスブックはOculusというデバイスを開発していて、VR(バーチャルリアリティ)での先駆者的存在です。
Oculusシリーズは視界がすべて仮想空間になるので、HoloLensのようなMR方式よりも安価にデバイスを製造することができます。
現在販売されてるOculus Liftは45,000円くらいなので、HoloLens2の39万円とは大きな差がありますよね。
しかもVRデバイスはすでにコンシューマー向けに販売されていて、あとはスペックをどんどん上げていくだけの段階に来ています。
ぼくの感覚的には、VRのほうがHoloLensなどのMRの普及よりも早いんじゃないかな…。
どのみち、どちらかだけが生き残るというものではなく、どちらも進化し続けるものと考えています。
今は、
- フェイスブック・・・SNSの大御所
- マイクロソフト・・・Windowsを作ってるとこ
- アップル・・・iPhone
という感じですが、将来的には、
- フェイスブック・・・VR関連すべてのサービスに携わる
- マイクロソフト・・・MRデバイスで新たなライフスタイルを作り上げる
- アップル・・・シャレオツなMRデバイスを開発(iGlassとかになりそうw)
という感じで、利益を生み出す部署もそれぞれ変わってくるんじゃないかなーと思います。
まとめ:マイクロソフトはやっぱりすごかった
HoloLens2は、思った以上に進化を遂げていました。
いやー時代の流れって早いですね…。
とはいうものの、これ単体で利益を生み出すかというとまだ微妙な気がします。
次のHoloLens3あたりで普及速度が加速していくような感じがしますね。
何はともあれ、マイクロソフトはMRデバイスでの第一人者になることは間違いなさそうです。
2025年の大阪万博のときには、MRデバイスをつけながら歩く人も出てきそう…!
そんな未来を想像していると、マイクロソフトの株は長期保有でもいいかな、という気になってきます。
2019年2月25日のマイクロソフト株価
株価 | 110ドル |
1年トータルリターン | 19.98% |
直近配当利回り | 1.66% |
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