全米企業エコノミスト協会(NABE)の調査によると、エコノミスト(経済学者もしくは財界人)の約8割が2021年末までに景気後退すると予想しています。
まぁ、素人が見てもたしかにそれくらいでしそうな感じはありますよね…。
間違えてはいけないのが「2021年末まで」という部分です。
2021年に景気後退する予想が多いわけではなく、一番多いのは2020年です。
なんか当たってるような気もするこの予想、どういう対応をしていくべきなのか考えてみました。
ソース:ブルームバーグ 米経済は2021年までにリセッション入りへ、エコノミストの約8割予想
簡単な目次
8割が2021年までに米国経済が景気後退すると予想
2019年2月25日に発表された調査によると、
調査期間:1月30日から2月8日
景気後退すると予想する年 | 割合 |
2019年 | 10% |
2020年 | 42% |
2021年 | 25% |
それ以降もしくは意見なし | 23% |
という結果になっています。
比較として、過去の全米企業エコノミスト協会(NABE)の調査も調べてみました。
調査期間:2018年8月28日から9月17日
景気後退すると予想する年 | 割合 |
2019年 | 10% |
2020年 | 56% |
2021年以降 | 33% |
過去の調査と比べてみると、2020年の景気後退予想は低くなってますね。
ちなみに2007年の11月に実施した調査では、「今後1年以内にリセッション(景気後退)する可能性は50%以上」と予想しているエコノミストは50人中9人でした。
50人中9人なので…18%が「景気後退する可能性は50%以上あると判断」したわけです。
その当時のチャートがこちらになります。
おもいっきり景気後退してますね。
この結果をみた感じでは「エコノミストと言っても、予想を当てるのはムズカシイ」ということのようです。
当たらないと考えれば2020年の景気後退はない?
エコノミストの予想が当たらないと考えると2020年の景気後退は逆にないんじゃないかとも思えます。
そうすると2019年中に景気後退が起こって2020年で底打ちする可能性もあったりして…。
むしろ8割が2021年までに景気後退すると予想してるから、それすら外れる可能性もあります。
とはいえ、今回は結構当たりそうな気もするんだよなぁ…とか考えると「結局、誰かの予想は当てにならない」という当たり前の結論になっちゃいますねw
個人的な予想は「米国経済は政治的なものが強すぎてわからない。日本経済は2020年前後でヤバくなりそう」
米国経済は、米中のハイテク機器競争がどうなるのかで大きく変わってくると思います。
利上げのタイミングもどうするんだろうという感じですが、中国が大きな影響力を持ち始めている今、自分から進んで米国の力を落とそうとはしないはず…。
よくわからない状態なので、資産運用は現金の比率を高めたほうが良いと思っています。
そして日本経済は2020年前後でヤバくなる可能性はかなり高く、そしてその影響は今までにないくらいの大きな下落になってもおかしくありません。
日本株を長期保有で買うにはちょっと微妙な時期なんじゃないかなと思っているので、ぼくは積極的には買いません。
日本もなんとか実態をともなった好景気になって欲しいところです。
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マイナスになったときは、温かい目で見守っていただけるとさいわいです…。