3月25日の発表で、Appleが4つの新しいサービスを始めるとわかりました。
- オリジナルコンテンツ配信のApple TV+
- オリジナルのゲームを集めた月額制サービスのApple ARCADE
- iPhoneと連携するクレジットカードのApple card
- 月額制で雑誌読み放題サービスのApple NEWS+
うーん、正直どうなるのか微妙感が漂っています。
それぞれに強力なライバルがいますし、そう簡単に覇権は握れなさそう。
Googleのクラウドゲームサービス「STADIA」は超革新的で話題性&未来感がバリバリだったのに対して、Appleは「あぁまぁそうだよね」くらいのインパクトしかなかったのが残念。
株価も下がっています。
ちょっと前にあった新製品発表も「外見変わらずで中身がちょっと早くなった」程度なのでパッとしませんし、そろそろ落ち目なのか…という気もしてきました。
Appleは米国株のETFに大きな割合で入ってるので、株価が下がると割と困ってしまうんですけどね…。
ぼくが長期目線で保有してるVGTもAppleの割合は14.32%とかなり高めです。
新しいサービスがうまく大衆に受け入れられればいいんですが、いまのところ「Apple信者の一部しか使わないんじゃない?」という気もします。
それぞれのサービスをみていきましょう!
簡単な目次
Appleは落ち目?新しいサービス群は成功するのか
発表で流れたレトロテイストなオープニングフィルム。
さすがAppleはセンスいいです。
オリジナルコンテンツ配信のApple TV+
オリジナルコンテンツを配信するApple TV+。
2019年の秋にサービス開始予定となっています。
これに対するAppleの予算は20億ドル。
すでに先行してるネットフリックスはその6倍くらいの額を投資しています。
ぼくはネットフリックスとAmazonプライムに加入してるんですけど、ここからさらにApple TV+に入るかというと…入りません。
さらにAppleTV+は、家族で見れる番組しかないとのこと。
Appleの最高責任者ティム・クックが暴力表現を嫌っていることもあり、オリジナルコンテンツは全年齢が見れるものになりそうです。
クリエイターが超自由に作れるネットフリックスとは大きく違いますね。
これが果たして良い判断なのか…。
制作側としては、自由な環境のほうがやりやすいので「アレもダメ、コレもダメ」というAppleTV+よりもネットフリックスでの制作を好む可能性があります。
オリジナルのゲームを集めた月額制サービスのApple ARCADE
月額制で、100種類以上のオリジナルゲームができるApple ARCADE。
イベント内では金額設定は明かされていません。
うーん、これもどうなのかな…。
ぼくは「知らない100種類のゲームよりも、自分がやりたい1種類のゲーム」をやりたい派です。
いまもSEKIROというゲームにめちゃめちゃハマってるんですが、このゲームの価格は約7,000円ほど。
月額制がどれくらいになるのかわかりませんが、もし1000円程度だとするとSEKIROのようなクオリティのゲームは難しそうな気もします。
ちなみにぼくが激推ししているSEKIROというゲームはこんな感じ。
ニンジャ!カラクリ!妖術!忍殺!みたいな。イヤーッ!
これくらいのレベルのゲームが果たしてApple ARCADEで出てくるのか…?
正直、こういうめちゃめちゃ人気のゲームはサブスプリクションモデルよりも単発で売ったほうが制作側は儲かる気がします。
iPhoneと連携するクレジットカードのApple card
iPhoneでApple Payを使うときに、簡単に使える独自のクレジットカードを開発したよ!という話です。
これは結構便利そう。
iPhoneからサインインしてすぐ使える
- いくら使ったかがわかりやすい
- どこで使ったかも記憶してくれている
- 支出をカテゴリ分けしたり、曜日ごとの支出をグラフ化することも可能
- 支払いの2%をキャッシュバック!
- 延滞料、年間手数料、国債手数料、限度超過手数料なし
- カード番号もセキュリティコードも有効期限もなし
いいじゃん…!
特に「家計簿をつけなくてもこれで支払いすればすべて管理される」というのがいいですね。
支払いの2%もキャッシュバックされるし、主婦の方なら普段のお買い物はこれでいいんじゃないかと思います。
ただ日本の場合はいまだに現金払い信仰が根強いので、この便利さに気づける人がいったいどれくらいいるのかは気になるところ。
paypayみたいなめんどくさいQRコード決済に比べたら100倍いいサービスだと思います。
月額制で雑誌読み放題サービスのApple NEWS+
月額制で雑誌読み放題になるというサービス。
どこかで聞いたことあるような…と思ったらAmazonのUnlimitedですね。
Apple NEWS+は月額約1000円なので、Amazonと似たようなサービスになりそうです。
うーん、これはどうなんだろうと思ったら、なんとウォール・ストリート・ジャーナルも読めるとのこと。(WSJの購読料は月額999円)
ぼくが唯一購読してる新聞がウォール・ストリート・ジャーナルなので、日本語も対応になったらApple NEWS+に変えてもいいかなと思わせます。
ただ、残念ながら日本はまだ対応していません。
まとめ:便利なものもありそうだけど、すべてが成功はしなさそう
全体として「便利な感じもするけど、ユーザーの囲い込みができるだけの魅力があるかというと微妙」という感じです。
Apple Payに入れるApple cardが一番良さそうかな…。
逆に一番ダメそうなのはApple TV+とApple ARCADEですね。
どちらもいいコンテンツが出てくればどんどん会員数を伸ばせると思うんですが、制作側にとって制約が大きそうなのが気になります。
Appleの売り上げを増やすためにも、サブスプリクションモデル(月額制)は成功させてほしいところ。
今後の加入者数がどうなるのかウォッチしていくと、株価の上がり下がりが判断できそうです。
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