カナダの大麻産業はまだ買いの時期じゃなさそう

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30代でのセミリタイアを目標に頑張る30代(就職氷河期末期の世代)。 派遣社員から転職を5回して、年収1000万円を超えた(副業含め)のちに起業。 バカを行動力で補うタイプ。 最近は投資をようやく覚えて、そっちにハマりぎみ。 お金に悩まない生活を目指して勉強してます! 運用実績はこちらで公表しています。【累計利益1,367,444円】 追記:この前、週間SPA!に投資家として取材されました~!



カナダで大麻が合法化して、はや6ヶ月ちょっと。

売上高は予想のはるか下となりました。

これはかなり深刻な問題で、そうそう簡単に解決する感じでもありません。

うーん、思ったより様子見する期間は長くなりそうですね…。

なぜ大麻産業の売上高が予想よりも大幅に下回ってしまったのかをまるっと書いていきたいと思います。

カナダの大麻産業が期待はずれという話

娯楽目的の大麻は、4億ドルの予想にたいして1億ドルの売上高

アークビュー・マーケット・リサーチが算出したところによると、合法化初日から年末までの売上は1億1250万米ドルでした。

しかし、大麻企業の予想は4億米ドルとかなり強気だったんです。

僕は、大きな要因が2つあると考えています。

「広告打てない」「闇市場のほうが安いし今まで通り」というこの2つ。

これを打開するには政府がしっかりと規制をコントロールする必要があり、企業レベルでどうこうなる話じゃなさそうです。

期待はずれな理由その1:広告がうてない

以前にも書きましたが、カナダでも大麻関連の広告は禁止されています。

広告が打てない商品というのはかなり商売が難しいですよね。

とくに競合が多い(闇市場含め)なかで、広告なしで勝ち残るのは至難の業です。

参考記事:【定点観測】大麻銘柄の株式は買いのタイミングか

期待はずれな理由その2:闇市場のほうが安い

政府が認可した大麻業者から買うよりも、闇市場のディーラーから買えば半額程度で手に入ります。

しかも闇市場のほうが、いままで市民との関わり合いが深かった分、馴染みもあって買いやすそう。

カナダのトロントにいる人に聞きましたが、大麻をやってる人自体は少なくないみたいです。

金曜日の夜はあちこちで大麻を吸ってる人を見かけたとのことなので、需要があることは間違いないですね。

規制がしっかり整備されるまでは、この状況が続きそう

闇市場が規制されるまでは、このままの状況が続くことは間違いなさそうです。

品質が同じで価格が安いほうがあったら、そっちを買う人が多くても不思議はないですよね。

政府が認定業者をしっかりと守って、それ以外を規制するまでは投資も慎重にならざるを得ません。

広告に関しても、規制がゆるくなるのを待つばかりです。

まとめ:合法的な大麻ビジネスが花開くのはもう少しかかるか

まだ合法化が始まって6ヶ月ほどです。

政府も現状を把握して、対応策を打ち出すはず。

今のうちに株を仕込んでおくのもアリかもしれませんが、懸念点は2つあります。

  • まだ株価が下がる可能性
  • 株を買った企業が競合に負ける可能性

これらがクリアになったら株の買い時ですね。

ちなみにぼくはまだまだ様子見をしています。

大麻企業のETF(ETFMGオルタナティブ・ハーベストETF)もあるにはあるんですが、日本の証券会社ではまだ買えないみたい。

総合的に考えると、大麻産業の株に投資をするのはちょっとハードルが高い状態です。

需要は間違いなくあるので、闇市場の規制が行われるのを待つばかりです。

現地の人にもいろいろ話を聞いてるので、まとまったらこちらもレポートしていきたいと思います!

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