たった数日でビットコインが２倍以上にあがった５月ですが、ちょっとよくないニュースが出てきました。
USDTというドルにペッグした通貨を発行しているテザー社が、よろしくないことをしていたみたいです。
BREAKING: Tether admitted in court that it used some of its reserves to buy Bitcoin. The judge said: "Tether sounded to me like sort of the calm in the storm of cryptocurrency trading. And so if Tether is backed by bitcoin, how is that consistent" https://t.co/22w3xY8mc8
— Larry Cermak (@lawmaster) May 21, 2019
※ドルにペッグというのは、ドルと価値を連動させている通貨のこと。USDTの場合は、1ドルがほぼ１USDTになるように固定されています。
今回の件でテザー社は、お客の預かり資産であるビットコインを、自らがビットコインを買うために利用したと認めました。
つまり、自分で発行してるUSDTでビットコインを買ってビットコインの価格を上昇させて、さらにお客から預かってるビットコインでまたビットコインを買って価格を上昇させてたということもあり得たわけです。
うーん、これってかなり大問題なのではという気持ち。
今のビットコイン価格が実はテザー社が自作自演してた結果だったとわかったようなものだとすると、暴落してもおかしくないですよね。
その割には、ビットコイン価格はまったくと言っていいほど変動していません。
これからどうなるのか、考えてみたいと思います。
簡単な目次
ビットコインが暴落する？Tether（テザー）社が価格のパンプを認めた
ビットコインの価格が変わらない理由は、テザー社はパンプさせてたとみんながもともと気づいていたから？
仮想通貨関連のツイートをよく見ている方なら、「テザー社は昔からやってることがアヤシイ」という噂は聞いたことがあると思います。
今回の結果も、やっぱりそうだったかと思ってる人が多そう。
つまるところ、それも織り込み済みの価格で現在の価格になってる…という考え方もできなくはないです。
とはいえ一般的にビットコインを買ってる人たちがそこまで知ってるかというとそんなこともなさそうですよね。
逆に今回の件がどれだけBTCの価格に影響があるのかまだわかってないからこそ、価格が変わってないのかも知れません。
BTC価格をテザー社がある程度操作してたと知れ渡ってからが暴落？
今後、さらに調査をしてテザー社のやってることはBTCにとって良くないことだったと世間に広まったときに暴落する可能性はあります。
しかしビットコインの価格を操作しているのはテザー社だけではなく、ビットコインのマイニング業者や一部の取引所、大口投資家もやってると思うんですよね…。
彼らも損をしたくはないはずなので、もし暴落するとしてもある程度の価格（6500ドルとか）でストップする可能性は高いと思っています。
まとめ：ビットコインを買う場合はちょっと様子をみてもいいかも
正直なところ、なんでこんなにビットコインの価格が動かないのか疑問です。
もしかしたらしばらくしてからようやく価格が下がってくるのかも知れません。
どのみち、価格が上がる要素ではないので今いそいでビットコインを買う必要はなさそうですね。
ぼくもしばらく様子見をしていこうと思います。
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