イスラエルの歴史家、ユバル・ノア・ハラリ氏は、「人類は現在も進化中で、科学技術の飛躍的な発展によって”神”のような存在「ホモ・デウス」に進化していく」と考えているそうです。
あと数十年でそのような世界が来ると予想していますが、ぼくもそうなるだろうなぁ…という感じがしてます。
もしそういう世界が来た場合、人類の全てがホモ・デウスになるわけではありません。
有能な人のみが進化をしていき、大半の人は労働者としての役割すらなくなった”無用階級”となります。
そんな未来は果たしてシアワセなのか、ぼくらは生きる意味があるのかまるっと考えてみました。
簡単な目次
日本は大不況を超えて無用階級が生まれるという予想
どう考えても支えきれない高齢者問題
現状の税制では今後、大量に発生する高齢者を支えることはできません。
働ける世代も少なくなっちゃいますしね…。
まともな少子化対策が一つもできてなかったことに対するツケです。
そこで国としてできることと言えば、
- なにをするにしても税金を取る(死ぬ時も志望消費税がかかる)
- 貯金してるお金にすら税金を取る(貯蓄税)
- 年金を払い始める期間を超高齢に設定する
- 年金を減らす
- 医療保険の適用範囲を減らす
- 移民を入れまくる
この中で一番ヤバいのが貯蓄税で、これをやられると死ぬまで働き続けなければいけなくなります。
まさに「夢も希望もない状態」になってしまうわけですね。
ちなみに各種利権を持ってる政治家などの上級国民は、毎年名義貸しするだけでも稼げるのでたとえ貯蓄税が導入されてもリッチな生活はできそう…。
有権者のほとんどが老人の日本では貯蓄税は大反対されるはずなので、さすがに実現しないと思います…。
とはいえ、「お金持ちからもっと税金をとれ!」みたいな論調をテレビで有名人に喋らせれば、民衆はアホなので法律が通る可能性もあります。
移民の問題についても、まともな政策ナシにガンガン入れているのが現状です。
この傾向は2020年オリンピックに向けてさらにエスカレートし、国内のいたるところにチャイナタウン、コリアンタウンなど外国人しかいないようなエリアがどんどんできるでしょう。
そうなってくると、日本国内で言語の壁ができてきます。
さらに少子高齢化で絶賛大不況の中、移民が優先して仕事につけるというわけでもありません。
仕事がない若者が増えれば必然的に治安は悪くなります。
ちなみに2030年には日本の人口1/3が65才以上になってきます。
10年ほど先の未来なので実感はわきませんが、これを読んでる方のほとんどはバッチリ生きてる時代です。
政府は「労働力の現象を和らげるには高齢者の活用が必要」とハッキリ言っています。
つまり、「死ぬまで働け」ってことですね。
ツラい…。
大不況時代が終わったあとは、無用階級社会がくる
少子高齢化に端を発する大不況の終わりは、子供がぽこぽこ生まれまくることによるものではありません。
むしろ労働者が必要ない世界がやってきます。
すべての製品の製造工程で、さらなる自動化が進んでいき、多くの労働者は職を失います。
1800年代の産業革命では、職を失った人も多くいた代わりに新しい仕事もたくさん生まれました。
しかし今度おこる産業革命では、「一部の有能な人以外を必要としないシステム」が出来上がります。
AIが作る新商品、3Dプリンターによるオンリーワンのカスタム商品の流行、自動運転による長距離輸送などなど、現在でもその兆候は見えていますよね。
世の中が最適化とは程遠いほど、多種多様な人が生きれる世界でした。
Amazonができるまでは地方の小売業が生きていたことを見るとわかりやすいですよね。
良い商品が出てそれを誰もが享受できる世界になるということは、有能な人以外を必要としないシステム(人力部分は最小限)が構築されているということです。
この段階になると無用階級という社会的に意味を持たない(消費者としては必要かもだけど)人が激増します。
有能な人はさらに能力を後天的に増やし、神のような存在になる
多くの人が必要となくなる中で、一部の有能な人たちは、神のような能力を手に入れるようになるはずです。
- ものすごい記憶力
- 人間の限界を超えた身体能力
- 不死
いまはSF的なフィクションでしかないことが実現する日はいつか来ますし、それはあと数十年(50年もかからないくらい)で来るんじゃないかな…。
ちなみに今から50年前は一般的にパソコンすらなく、インターネットなんてごくごく一部だけで試験的に運用されてたレベルです。
それを考えると、ぼくらが考える以上に人類の進化は早いはず…。
そして国は次第にその力を失っていき、企業が台頭してくる攻殻機動隊みたいな感じになりそうです。
無用階級はシアワセになるのか
ほとんどの無用となった人たちは、どうなるか考えてみます。
大まかな枠組みは神となった一部の人たちに委ねられると思いますが、そんなに悪いことにはならないはず。
やらなければならない仕事がなくなったことで、ボランティアが生きがいになる人も出てくるでしょうし、VRの世界だけで生きる人も出てくるかも知れません。
生活自体はベーシックインカム的な制度で生かしてくれる可能性は高そう。
どのみち全人類に「余裕」が出てくるんじゃないかな、と思います。
より自然と一体化した生活になり、争いはすべてコントロールされていく社会…。
マトリックスの世界だと人間は電池みたいになってしまいますが、効率が悪そうなのでそういうことはないんじゃないかな、たぶん…w
無用階級が生まれる段階になって初めて、誰もが自分のシアワセを実現できるようになる…といいなぁ!w
まとめ:しばらくは大変な時代が続くけど、無用階級が生まれる社会は悪くなさそう
少子高齢化、移民の大量流入によっていろいろと大変なことになりそうな日本ですが、ツラい時期が終わったあとはシアワセになれる時代がきっと来るはず…!
そのツラい時代を生き残るためにも、資産運用はしっかりしないといけません。
なんだかんだ言って、お金が大事な時代はまだまだ続きます。
というわけで、日本の今後に絶望せずがんばって生き残っていきましょう、というお話でした。
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