幸せな働き方の実践法則No.1:イソップ童話「3人のレンガ職人」

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30代でのセミリタイアを目標に頑張る30代(就職氷河期末期の世代)。 派遣社員から転職を5回して、年収1000万円を超えた(副業含め)のちに起業。 バカを行動力で補うタイプ。 最近は投資をようやく覚えて、そっちにハマりぎみ。 お金に悩まない生活を目指して勉強してます! 運用実績はこちらで公表しています。【累計利益1,367,444円】 追記:この前、週間SPA!に投資家として取材されました~!



この記事のあなたに役立つポイント:どんな仕事でも楽しく働ける考え方。

「仕事の考え方一つで、あなたの人生がシアワセになる」

今回は、イソップ童話に学ぶシアワセな働き方をご紹介します。

3人のレンガ職人という話を聞いたことはありますか?

そんなに有名な話じゃないので知らない方も多いかも…。

この話がこれがまた、いい感じにシアワセな働き方を教えてくれるお話なのです…。

話の流れを紹介しつつ、あなたの働き方にどう役立つのかを書いていきますので、ぜひ参考にしてみてください。

幸せな働き方の実践法則No.1:イソップ童話「3人のレンガ職人」

3人のレンガ職人のあらすじ

旅人が、旅の途中でとある街にたどり着きました。

いい天気だったので適当にぶらぶらしていると、建設現場で3人の男が働いています。

その3人の男達に「君たちはなにをしているの?」と旅人が訪ねました。

1人目は「レンガを積んでいるだけだよ」と答えます。

2人目は「カネを稼いでいるんだ」と答えます。

3人目は「歴史に残る素晴らしい教会を建てるんだ!」と答えました。

さて、ここで問題です。

5年後、一番出世してがっぽり稼いでいるのは3人のうち誰でしょう?

このお話でなにが言いたいのかというと…

なにが言いたいのかというと、3人は同じ仕事をしているのに、それぞれ「何のために働くのか?」が違っているということです。

1人目は、作業としての仕事、つまり労役(ろうえき)として働いています。

2人目は、金を稼ぐこと、つまり稼業(かぎょう)として働いています。

3人目は、使命としての仕事をしています。

さて、この3人の内で、仕事がデキる人、そして仕事を楽しんでいる人は誰でしょうか?

3人をそれぞれ詳しく分析していきますので、一緒に見てみましょう。

同じ仕事をしていても、幸福度合いは考え方で変わる

1人目の考え方「ただレンガを機械的に積めばいいや」

心の中では「あ~かったるい…はやく終わらないかな…上の人に言われたとおりにレンガを積む繰り返し…飽きるわ~」と思っています。

思考的にはネガティブですね。

自分のやっている仕事に価値を見出していないので、スキルの上達もしませんし、仕事も楽しくありません。

仕事は「他人ごと」だと考えています。

この人の5年後の姿・・・違う作業現場でレンガを詰み続けています。やっていることも、賃金もまったく変わりありません。

2人目の考え方「お金を稼ぐためにがんばらないと!」

この人は、「仕事自体はなんだっていいんだけど、とにかく生きるためにおカネを稼がなきゃ!」と考えています。

レンガを積む仕事に特に興味はありません。

お金が貰えるからやっているだけです。

思考的にはネガティブでもポジティブでもなく、働くことに興味がない状態です。

興味がないので、レンガ積みのスキルは上達しませんし、仕事を楽しんでもいません。

仕事は「他人ごと」だと考えています。

この人の5年後の姿・・・いろんな職業を転々とし別な場所で漁師になっていました。漁師としてのスキルを培ってきたわけではないので、賃金はレンガ積みのときと変わりません。

3人目の考え方「自分のやっていることは、世の中にとって価値がある」

最後の1人は、「自分がレンガを積んで、歴史的に名を残す大きな教会を建てるんだ!」と思っています。

自分の仕事に、意義を見出していますね。

意義を見出すとなにがいいのかというと…

自分の仕事が誇らしく、働いてて楽しい

のです。

レンガ積みという仕事に対し、大変ポジティブに考えています。

仕事にたいしてポジティブに考えると、「あ、ここをもっとこうやったら効率がいいかも…」とか「この部分の設計、こうしたらもっとカッコよくない…?」といった工夫が生まれます。

その結果、仕事のスキルがアップし、さらに仕事が楽しくなります。

この人は、仕事を他人ごととは考えていません。

この仕事は自分ごと、つまり、自分がやりたいと思ってやっているのです。

この人の5年後の姿・・・レンガ積みの仕事っぷりが評価されて、別な大聖堂の建築主任に昇格していました。賃金はぐーんと上がっています。

あなたの働き方はどのタイプ?

さて、あなたの仕事の仕方は、この3人のうちのどれに近いでしょうか?

ぼくの話を正直にします。

最初に工場でライン工をしていたときは、1人目のレンが積みと同じく「ただ言われたことをやるだけ」でした。

その時はまったくもって、スキルも上がらなければやる気もでてなかったと思います…。

これを読んでいる中で社会人としてがんばっている方は、2人目の「カネを稼ぐため」という人も多い気がします。

自分の仕事が「これなんの役に立つんだろ…」と疑問に思ってたり、「別に面白い仕事でもないんだよな…」と思ってるのは、別に変なことではありません。

なぜなら、今の社会では

仕事は大変でツラいもの、と無意識に教え込まれている

からです。

これ結構ヒドい話ですよね…。

でも、ちゃんと自分の仕事にやりがいを持って、楽しく仕事をしている人達もたくさんいます。

ぼくも最初は「仕事なんてやりたくね~」って思ってたのが今では「仕事楽しい!」になってます。

ツラい仕事をしてきた方は「仕事が楽しいとかキレイゴトだろwww」って思うかもしれません。

しかし、楽しい仕事はちゃんとあります。

そして、人それぞれ楽しいと思える仕事は違うのです。

同じ仕事でも、考え方次第でシアワセかどうかが変わる

あなたが働いている仕事にたいして、その仕事をすることで誰が喜ぶのかを考えてみましょう。

…。

具体的に思いつきましたか?

それが魅力的に感じるようであれば、今の仕事はあなたに合っている仕事です。

レンガ積み職人の3人目と同じように、自分の仕事に誇りをもって楽しく仕事をすれば、評価も自然とされていくはず。

もし、自分がやっている仕事が「やらされている仕事」「特に興味がない仕事」だとしたら、その仕事をしてもあなたはシアワセにはなれないかもしれません。

ぼくと同じように転職をすることをオススメします。

レンガ積み職人の1人目は、ダメな人なのか?

レンガ積み職人の1人目は「ただレンガを積むだけの仕事」と考えてました。

この人に「これは歴史に名を残すかもしれない教会になるんだ!だからもっと張り切って働こう!」と言ったとします。

もしこのレンガ積み職人がそういうことに興味があれば、「そうなのか!それならやる気が出てきた!」となります。

でも興味がなければ、「いや、別に自分は歴史に名を残す教会とか興味ないし…」となっちゃいますよね。

人はそれぞれ興味をもつ対象は全然違います。

そのレンガ積み職人に「実は山の上で木を切る、きこりって職業があるんだけど…」と言ったら「なにそれ!おもしろそう!それはやりたい!」ってなるかもしれません。

なにが言いたいかというと、「自分が興味あることを仕事にしたほうがダンゼン良い」ということです。

昔の人は、簡単に転職できなかったので与えられた仕事をやるしかありませんでした。

でも今の時代はサクッと転職できます。

ぼくは「自分が興味がある仕事」を見つけるために5回も転職しました(回数が多いのはさすがに不器用すぎだと自分でも思いますw)

ぜひ、あなたも今やっている仕事をあらためて考えてみて下さい。

レンガ積み職人の3人目のように「仕事にやりがい」を感じているなら、その仕事を楽しくやれます。

しかし、もしやりがいを感じないのであれば、その仕事はあなたにあってないのかもしれません。

現代社会では様々な仕事がありますし、どんな職業にだってなれる可能性はあります。

あなたがシアワセになる働き方もきっとどこかにあるはず…!

それを探すのも、探さないで最初から諦めてしまうのも、あなた次第、あなたの行動で変わることなのです。

最初の一歩は控えめでも、行動することが大事

あなたがやりたくない仕事、興味がない仕事をやっている場合、そこから抜け出すように行動することが大事です。

まずは、働きながらでも、転職サイトを覗いてみましょう。

無料で登録できるので、どんな求人募集があるのか見てみるだけでもいいと思います。

きっとあなたの知らない世界が見えてくるはず。

ぜひ、あなたの好きな仕事を見つけて、楽しく仕事をしていきましょう!