この記事のあなたに役立つポイント:働くことがイヤになったときの気分転換になります。
仕事に追われている方なら誰もが、「もう働かないで一生ぐうたらしてたいんご…」って思ったことがあると思います。
ぼくもブラック企業に勤めているときは、1日に150回は思ってました。
働かなくてもお金がもらえる…そんなことが実は国によってはマジメに議論されています。
ベーシックインカム、という言葉を聞いたことはありませんか?
これは、すべての国民に最低限の生活を送るだけのお金を定期的に支給する制度のことです。
フィンランドではこれを実際に試験運用していました。
もしかするとそのうち日本でもベーシックインカムが適応されるかもしれません。
そうなったとき、あなたは本当にシアワセになるのでしょうか?
仕事をしなくても、お金が貰える世界であなたはどうなるのか…。
今回は、そこのところを深掘りし、シアワセの本質に迫っていきたいと思います。
簡単な目次
幸せな働き方の実践法則No.5:もし働かなくてもよい社会になったら
数年後、AIや機械化によって仕事がなくなる人が増えます
これはほぼ確実な話なのですが、AI(人工知能)の発達や機械化によって、「誰でもできる仕事や単純作業」というのはどんどんなくなっていくことになります。
例えば…
- 銀行の窓口係
- 会社の受付係
- 経理・事務員
- 警備員
- 学校事務員
- クリーニング屋の店員
- 電気の検針員
- 電話オペレーター
- 電話販売員
などがなくなる可能性が高いと言われています。
ほかにも、自動運転車が主流になれば、タクシーの運転手は少なくなりますよね。
さらに長距離トラックの運転手も少なくなります。
経理AIを導入すれば、経理の人は削減されます。
中国ではすでにある無人コンビニを日本でも導入すると、レジ打ちの人はいらなくなります。
メガバンクの三菱UFJ銀行ですら、AIによる効率化を元に1万人の人員削減を掲げています。
このように効率化を消費者が求めると、それによって職を失う人が出てきます。
そのときにもしかすると、失業した人の受け皿として、ベーシックインカム制度が日本でも適応されるかもしれません。
では、本当に働かなくても人はシアワセになれるのでしょうか?
「そんなもん当たり前じゃろ!ワシャぁ毎日大五郎(焼酎)を飲んでぐうたらしたいんじゃ!」という声も聞こえてくるような来ないようなですが、実は、仕事は人間のシアワセと密接な関係があるのです。
大多数の人は、仕事がないとノイローゼになるという話は本当か?
およそ約100年前に、イギリスの経済学者で、ジョン・メイナード・ケインズという偉い人がいました。
この人いわく、
仕事をしないでも人生を楽しめる人はごくわずか。多くの人は目的を失い、暇を持て余し、ノイローゼになってしまう。
と言っています。
果たしてこれは本当なのか…。
毎日仕事に追われている方だったら、「いやいや、仕事しないでもお金もらえるなら絶対に仕事しないしwww」って思いますよねw
ぼくもそう思ってたんです。
で、あるとき、2ヶ月間くらいなにもしなくてもいい時期がありました。
貯金はそこそこあり、お金の心配をしなくても大丈夫だったので、悠々自適に過ごそうとしたのですが…。
最初の1週間は、自由を謳歌しました。好きなときに好きなものを食べ、好きに寝て遊ぶ夢の生活です。
2週間目は、ちょっとした旅行に行ったりしました。これもまた楽しかったです。
3週間目になると、ちょっと変化が生まれてきます。平日に遊べる相手はほとんどいなく、みんな働いているので、1日を1人で過ごすことが多くなってきました。
4週間目、世間とのズレが大きくなってきて、孤独を感じるようになります。そしてやることといえば、家でYouTubeをずっと眺めてるだけ…。
5週間目、自分に気力がなくなっていることに気が付きました。ここらへんから体調も悪くなってきます。なにもしてないのに、心拍数が上がったり不安感に襲われるようになりました。
6週間目、自由なはずなのに、なぜかあんまり楽しくありません。体調も悪くなって、夜も寝れません。
…。
結局、ぼくは仕事をすることにしました。
ただし、自分のイヤな仕事はしません。
起業して、自分の好きなことだけをするようにしたんです。
会社に勤めて自分の好きなことだけやってたら、クビになっちゃいますもんねw
自分の好きな仕事をやり続けてみると、だんだんと気力も戻ってきて、生活にハリも出てきました。
なんだかんだ、やっぱり働くことって大事なんだな…と思ったのです…。
そういえば、高齢者がボランティアや交通整理の仕事をしてるのをよく見ますが、あれもきっと「なにか仕事をしないと自分の体調、精神がヤバくなる」のがわかっているからなのかもしれません。
ご褒美が毎日あったら、ご褒美にならない理論
昔まだ小さい子供だったときに親から「今度のテストをがんばったらケーキ買ってあげるね」と言われたことはありませんか?
普段あんまり食べれないケーキを、テストがんばればもらえるというのは、ご褒美です。
もらったら嬉しいですよね。
でも、毎日なにもしなくてもケーキをもらえたらどうでしょう?
それは特別なことではなくなります。
毎日みそ汁を飲むのと一緒で、ご褒美にはなりません。
それと同じで、毎日仕事をしない日々が続くと、仕事をしない日は特別じゃなくなってしまうのです。
仕事をがんばっているからこそ、たまにある休日が楽しい…そういう考えもある、ということです。
そうは言っても、週休3日くらいあればさらにいいような気もしますけどね…w
働く=イヤなことをこなすでは決してない
そもそも日本では、仕事=イヤイヤやることみたいな風潮が一部ではあります。
「自分、社畜だわーw」…みたいな自虐を聞いたことはありませんか?
自虐をしていると、シアワセは遠のいてしまいます。
ホントは好きなことを仕事にしてるのに、自慢にならないように照れ隠しで言ってるならいいんですけど、そうじゃない場合は要注意です。
働くのであれば、自分が好きなことをやるようにしましょう。
働くと言ってもいろいろあり、ボランティアみたいな「社会的な仕事」もあれば、ゲーム実況みたいな「趣味の延長からの仕事」もあります。
ぼくらの時代はテクノロジーの進歩によって、なくなる仕事もあれば、遊びが仕事になるようにもなってきました。
AIや機械化でなくなる仕事もあれば、YouTuberやゲーム実況者、ブロガー、個人輸入、個人モデル、インスタグラマー、ウーバーイーツなどあらたに増えた仕事もあります。
誰でもできる単純で面白くない仕事が減り、それぞれの個性を活かした仕事が増えているのです。
そして、仕事と遊びの区別が段々となくなってきています。
もしあなたが「仕事はイヤなもの。でもお金を稼ぐためにしょうがなくやっている」と思っているのでしたら、その感覚を変えてみてください。
世の中にはたくさんの仕事があります。
いままであなたの人生では登場しなかったような仕事だって、世界にはたくさんあるのです。
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僕自身、転職アドバイザーはよく利用してましたが、その人のススメ通りに転職しないこともありましたw
でも、「転職してみたいけど、やる時間が…」と言い訳したり、遠慮したり、めんどくさがってなにも行動しないと、あなたの人生はいつまでも変わりません。
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