プロ転職師そらすけです。こんにちわ~。
ほかの記事でも書いていますが、ぼくは工場のラインで派遣社員として働いていました。
派遣社員…。
給料が低い仕事の代名詞とも言えますよね。
給料が低すぎて、晩御飯にヤマザキパンのミニスナックゴールドとか食べてました。
(美味しくて量もあって安いけど、カロリーと炭水化物がスゴいヤツ)
そこからなんやかんやあって、年収800万円を超えてからの独立、会社設立、的な感じで意外とハッピーにやっています。
あなたがもし給与が低いとしても、考え方を変えて行動すれば大丈夫です!
ぼくが給料が激低だったときに感じた、本当の恐ろしさ、そしてどうやってそこから抜け出したかをまるっとバッチリ書いていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事のしあわせポイントは
給料が低い仕事から抜け出して、欲しいものを買えるようになる方法
です。
簡単な目次
【体験談】給料が低い仕事の本当の恐ろしさと抜け出し方
まず、あなたの給料はホントに低いのか調べてみましょう
給料が低いなぁ…なんて思っていても、実はそんなに低くなかったなんてこともあります。
ほかの人達は実際にどんなものか、国から出てる資料を見てみましょう。
産業 | 20~24才の平均月収 | 25~29才 | 30~34才 | 35~39才 |
医療・福祉 | 21万円 | 24万円 | 26万円 | 28万円 |
教育 | 20万円 | 24万円 | 29万円 | 34万円 |
娯楽業 | 19万円 | 22万円 | 25万円 | 27万円 |
宿泊・飲食 | 18万円 | 21万円 | 23万円 | 25万円 |
不動産 | 22万円 | 24万円 | 29万円 | 32万円 |
金融 | 21万円 | 25万円 | 31万円 | 37万円 |
販売・小売業 | 20万円 | 23万円 | 27万円 | 30万円 |
運輸・郵便 | 20万円 | 23万円 | 26万円 | 27万円 |
これを見た感じ、そもそも平均値が思った以上に低いですよね…。
おいおい日本、大丈夫かよ…。
正直これくらいの給料で税金を引かれると、一人暮らしする費用だけで精一杯。
貯金なんてまったくできないですよね。
自慢じゃないですけど、ぼくが貯金をはじめたのは30代になってからでした(ホントに自慢にならない)
次はシンプルに年代別の平均値も見てみましょう。
年齢 | 平均月収 |
20~24才 | 21万円 |
25~29才 | 24万円 |
30~34才 | 28万円 |
35~39才 | 32万円 |
40~44才 | 35万円 |
45=49才 | 39万円 |
こんな感じになっています。
うーん、やっぱりどの年代も低めですね…。
あれー、調べてみるまではこんなに低いと思わなかったんだけどな…。
ちょっと心配なので、転職サイトのDUDAが出した年齢別の平均年収も参考までに見てみましょう。
年代 | 平均年収 |
20代 | 346万円 |
30代 | 455万円 |
40代 | 541万円 |
50代 | 661万円 |
※参考:DODA
うんうん、こっちのほうがよりイメージしやすい感じですね。
もしあなたの年収がこれよりも低かったら、転職を視野に入れたほうが良いかもしれません。
転職って、昔は結構ネガティブなイメージ(仕事できないやつがやるもんだ!みたいな)でしたけど、今は仕事できる人のほうが転職しまくってるイメージです。
ぼくは転職を5回してるので、親戚から「大丈夫か、こいつ…」と思われましたが、意外となんとかなりました。
というか、ぼくのほうが給与が上になっています。
転職しない勇気よりも、転職する勇気です!(それっぽいことを言っただけでさほど深い意味はありません。そのまんまw)
給料が低い仕事の本当の恐ろしさ
給料が低い仕事の本当の恐ろしさは、今この瞬間ではありません。
それよりも恐ろしいことが未来にあるのです。
本当に怖いポイント、それは、
職種によっては、年齢が上がってもほとんど給料が上がらない
ことです。
これは冷静に考えれば考えるほどにキツいですよ。
若い内は多少、給料が低くたってなんとかなります。
晩御飯がもやしオンリーだって、納豆3パックしか食べなくなってなんとかなります。
でも年を取ってくるとそうはいきません。
年齢が高くなったのに給与が低いといろいろと困ったことになります。
例えば…
- 食べ物を安いコンビニ弁当とかで済ませると体調が悪くなり、入院になることも。
- 結婚したら、それなりにお金がかかるのに元手がない。
- 周りの人はそれなりに高級なものを飼っているのに対し、欲しいものをガマンしなければいけない。
- 老後の蓄えがなくて不安になる。
- 婚活しても、年収が低いとほぼ相手にされない。
などなど…。
安酒を飲みまくって肝臓を壊して、ビールはいつのまにかオールフリー。
恋人が欲しくて婚活しても、年収が低いと誰からもオールスルー。
…そう、気がついたかもしれませんが、韻を踏んでみたかっただけです。
でも、こんな生活はイヤですよね。
今給料が低かったとしても諦めちゃいけません。
諦めたらそこで試合終了ですよ!
年をとっても給料があがらない職業は意外と結構あります。
派遣社員とかはまさにその代表ですよね。
僕自身、派遣をやっていたときは、将来どうするんだろうって感じでした。
同じ派遣をやってるおじさんとかが、自分とほぼ変わらない給料で働いているわけですからね…。
というわけで、5年間、派遣社員として工場で働いて絶望したぼくが選んだ道は、転職でした。
ぼくが転職するときに考えたポイントはただ一つ、
お金を稼げるスキルを磨ける仕事(しかも未経験で入れそうな会社)
です。
現実問題として、ぼくみたいになんの取り柄もない派遣社員が転職をしたところで、いきなり給料が高いホワイト企業に行けるわけもないですよね。
なので、最初は給料が低くても、スキルを身に着けれる仕事を探しました。(ここ、重要ポイントです!)
RPG系のゲームと一緒です。
レベルを上げていろんな技(スキル)を覚えていくことで、どんどん自分は強くなっていきます。
ちなみにぼくの場合は、デザインというスキルを覚えようとしました。
正直、デザイナーの年収は平均値でいうとそこまで高くありません。
世間一般の平均年収くらいです。
…が!
デザイナーは自分のスキルを使って副業をすることができるので、それもあわせたトータルの年収はかなり高くなってきます。
ぼく程度のレベルでも、年収600万円+副業200万円でトータル年収800万円くらいにはなります。
仕事をしてると自然と評判になってきて、人脈をたいして作らなくても、「友だちの会社でデザインできる人探してるんだけど…」みたいな話をもらえます。
1案件が5万円くらいで、それを1月で4案件やって20万円。
ほそぼそとしてますが、それが1年続いたら240万円にもなります。
給料が少し低くても、下積みの場合は問題なし…だけど
もしあなたが今、スキルを学ぶために給料が低めの会社で仕事をしているのでしたら問題はないと思います。
スキルさえ身につければ、自然と給料も上がっていくはず。
給料があがらない会社だったらその会社をあっさり辞めて、自分のスキルを高く評価してくれる会社に転職すればいいだけの話です。
一般的に、”転職活動”というと「必死になって探さなきゃ!」的なイメージですよね。
でも、自分のスキルに自信がある人は、余裕をもって自分の行きたい会社を選ぶことができます。
なぜなら会社がスキルある人を欲しがっているから!
ただし、スキルの種類によっては、上達しても給料は増えない、というのもあるので注意してください。
例えば調理師の場合、
年代 | 平均年収 |
20代 | 278万円 |
30代 | 327万円 |
40代 | 347万円 |
50代 | 349万円 |
※厚生労働省の賃金構造基本統計調査より
となります。
もちろん、すごい調理スキルを持って有名になってガンガン稼いでる人もいますが、それはホントにごく一部の人だけです。
料理が好きで調理師をやるのでしたら問題ありませんが、「給料を高くしたい!」と思って転職をしようと思うのでしたらあまりオススメはできません。
給料を高くしたいのであれば、高価値のスキルを学べる職種がオススメです。
例えば、
- 営業職
- デザイナー
- プログラマー
- システムエンジニア
などなど…。
そして転職サイトで探せば、未経験OKな会社は結構見つかります。
もし探し方がわからないのであれば、転職サイトに登録して、転職アドバイザーに相談してみるのも一つの手です。
無料でできるので、試しにやってみるのもアリですよ!
ぼくは5回中4回の転職で、転職サイトを使っていました(1回はヘッドハンティング的なアレです)
まとめ:給料が低いのであれば、道は転職しかない
今の会社で給料が低い…と悩んでいるのであれば、一番シンプルな解決策は転職です。
もちろん、今の会社に給料を上げるための直談判をしてもいいとは思いますが、がんばって交渉しても月収が1万円増える、とかそれくらいのレベルなはず。
それよりも、転職をして給与が高い会社にうつるか、給与が高い会社にうつるためのスキルを磨ける会社に行くほうがシンプルですし、効果的です。
大事なことは、
自分に価値を持たせるスキルを身に着けれる仕事かどうか
です。
自分自身に価値がないままでは、いつまでたっても給料が低いままになってしまいます。
「自分には価値がないからしかたないか…」なんて諦めないでください。
ぼくみたいなアホの子でもがんばればなんとかなりました。
なにをしたらいいのかわからないときは、転職アドバイザーに相談すると、今まで見えてこなかった道が見えてくるはず。
相談しても無料ですし、デメリットはまったくありません。
ぜひ、給料が高い仕事をする第一歩を踏み出してみて下さい!
~偉人が語るシアワセについての一言~
あなたの人生が本のように展開するストーリーであり、自分がその物語の著者であると想像しよう。・・・ロバート・ビスワズ=ディーナー(ポジティブ心理学サービスセンターの創始者)
静岡の片田舎で、工場と社員寮を行ったり来たりしつつ、ミニスナックゴールドを食べる日々…。
正直、将来がまったくわからんくて不安だった…。