ぼくはトルコリラは買いません。
なぜかと言うとめちゃくちゃ単純で、「トルコリラを買ってるのはほとんど初心者ばかりだから」です。
いくら高金利とはいえ、価格が下がってしまったら元も子もありません。
でもトルコは上がる!と思っちゃう人は多いんですよね…。
なぜ人はトルコリラを買ってしまうのか?
ガンガン解説していくので、ぜひ参考にしてみてください~!
簡単な目次
ぼくがトルコリラを買わない明確&簡単な理由
買ってる層(買わされてる層)を調べると初心者ばかり
トルコリラを買ってる人をググってみると、投資経験の浅い人ほど買っている印象がありました。
銀行の窓口でよく売れてるのも、トルコリラ系の投資信託だったりします。
そもそも銀行の窓口で買う、という行為自体が投資家としてはかなり初心者(もしくは時代に取り残された)感があるのは否めません。
だって、ネット証券で買えば手数料が安い投資信託がたくさんあるわけだし…。
ということで、トルコリラを買ってる人は初心者ばかりなのです。
初心者ばかりが買う商品が儲かるかというと、儲かるわけがないですよね…。
トルコの情報はネットやテレビでしか得られず、それでわかった気になるとアブナイ
どんな情報も、「誰かの利益になるから流している」という原則があります。
テレビのニュースなんて、ちょっと調べると偏向報道だらけなのがわかりますよねw
ネットのニュースも偏向がありますが、複数のソースを検証することでテレビよりはまともな情報精度が得られます。
ただ、それでも現地で実際に体感するのに比べると、情報の質に雲泥の差があります。
「トルコの人口は約8000万人で、若年層の拡大で経済が活性化する」
「トルコは若年層が多いから将来性がある」
「欧州や新興国向けの輸出がスゴい」
「国内の観光産業が強い」
など、証券会社や銀行のレポートを読んでわかったように錯覚してしまいがちです。
実際のチャートはどうなってるでしょうか。
誰がどう見ても下がってます。(上下逆さまに見たら上がって見えますが…w)
トルコのポジティブなニュースだけを信じて買ってしまうと、この暴落に巻き込まれてしまいます。
誰かが発信したニュースを鵜呑みにする危険性がよく現れています。
特に、ぼくらより上の世代はテレビ世代なので、テレビニュースの言うことを鵜呑みにする傾向があります。
そういった人たちはいいカモになっているはず…。
テレビ・芸能人を信じて失敗する例
トルコリラに限らず、テレビを見て投資判断をして失敗する例は数多くあります。
例えば、赤字になるシェアハウスを売ってたかぼちゃの馬車事件もそうです。
被害にあった人は「テレビCMをやってて芸能人が出てるから信頼できる会社だと思った」と言っています。
仮想通貨では、芸能人のガクトが宣伝してたスピンドルという通貨があります。
スピンドルのチャートはこんな感じ。
ええと、4円くらいだったのが、現在0.3円です。
しかも出来高がめちゃくちゃ少ないから売るに売れないはず…。
さらに初期にICOで買った人は1スピンドルを250円で買ってるはずなので、それが0.3円というのはヤバすぎます。
ガクトはツイッターでこの件は完全にスルーしてますが、ファンは相変わらず多いようで…w
テレビで有名人が進めているから大丈夫、というのは完全に幻想です。
まとめ:初心者が集まる”甘い話”には注意
儲かりそうな話を聞いたときは、まず深呼吸をしましょう。
そして自分の周りを見渡してみるのです。
周りに集まってる人は初心者ばかりではありませんか?
過剰な宣伝は聞こえてきませんか?
芸能人が不自然なまでにヨイショしてませんか?
相場はいつだってカモを探しています。
甘い話には注意して、自分が信じれる投資だけをしていきましょう!
そらすけの運用実績もまるっと公開しています!
ぼくが始めて資産運用をしてからの月別実績も正直に公開しています。
ぼくは鉄板のETFをメインにしたポートフォリオを組んでいます。
こちらの記事でしっかりと書いてあるので、ぜひ参考にしてみてください~!
参考:【初心者でカモられない】投資のはじめどきの考え方