イーマクシススリムに100万円を投資しているそらすけです。
さて、ぼくの一押しなイーマクシススリム バランス(8資産均等型)ですが、これはどんなところが良いのかというと…
- 各国の株式、各国の債権、各国の不動産に均等に分散投資されている。
- 投資信託のわりには手数料(年間費用)がめっちゃ安い。
- もちろん安定のノーロード(購入手数料なし)
こんな感じです。
この投資信託は、いわゆるバランス型インデックスファンドというものになります。
リスクをなるべく少なく、長期間ほったらかしで大丈夫そうな投資信託と言えば、これが鉄板です。
ただし、リスクは少なくなるものの、なくなるわけではないので注意してください。
例えば、2018年10月に米国金利値上げの報道で米国株が全体的にガクッと下がりました。
その結果、ほかの国々の株価も軒並みさがったんですよ…。
結局のところ米国がコケると、どこに分散してても下がるものは下がります。
ただし、このバランス型ファンドの場合は債権などにも投資しているため、株式だけのファンド(投資信託)よりも下がり幅が少なくてすみます。
バランス型の投資信託は、”世界的な暴落時には損をしちゃう可能性もあるけど、株だけを持つよりは損をしないためにそこそこ安心できる商品”と心得ておきましょう。
世界的に長期間で見たら、株価は上がり続けています。
投資信託の場合、短期で損切りするよりも長期目線でがっぽり利益を出す作戦がハマっているので、ぼくはこのイーマクシススリム バランスも長く持つつもりです!
イーマクシススリム バランス(8資産均等型)を他と比較・評価してみた
いろんな会社のバランス型の投資信託と比べてみた。
商品名 | 購入手数料 | 1年間の費用(運用管理費用など) |
イーマクシススリム バランス(8資産均等型) | ノーロード(手数料無料) | 0.17172% |
三井住友トラスト 世界経済インデックスファンド | 販売会社によって異なる(3.24%が上限) | 0.54% |
セゾン グローバルバランスファンド | ノーロード(手数料無料) | 0.6% |
大東投資信託 iFree 8資産バランス | ノーロード(手数料無料) | 0.2376% |
DCニッセイワールドセレクトファンド(標準型) | 販売会社によって異なる | 0.216% |
イーマクシス バランス(8資産均等型) | ノーロード(手数料無料) | 0.54% |
各社、いろいろありますね~。
費用でいうと、やっぱりイーマクシススリム バランスが一歩抜きん出ています。
そしてこれらはすべてバランス型なのですが、内訳がそれぞれ違っていて各社の特色が出ています。
内訳を比較しないことにははじまらないので、それぞれ見ていきましょー!
イーマクシススリム バランス(8資産均等型)の投資割合
8資産均等型というだけあって、まるっと全部が均等に分かれています。
国内株式、先進国株式、新興国株式、国内債券、先進国債券、新興国債権、国内リート、先進国リート。
リートというのは不動産投資のことです。
そしてそれぞれの株式は、さらに各国の良さげな企業を何十社、何百社とセレクトされていて、ものすごい分散した投資になります。
世界の経済が総合的によければ、利益はかなりでますし、世界の経済が悪いときは、債権などでダメージを減らすことができる布陣ですね。
三井住友トラスト 世界経済インデックスファンドの投資割合
こちらのファンドは、株式と債券がそれぞれ50%という感じになっています。
リートはなしでバランス型がイイ!という方にピッタリな感じ。
先進国が多いのも特徴的かも…。
日本と新興国株式が少なめになっています。
たしかに、結局のところ今一番勢いがあるのは先進国(というか米国)なので理にかなった割合だと思います。
やるな、三井住友トラストアセットマネジメント…!
セゾン グローバルバランスファンド の投資割合
こちら、正式名称をセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドと言います。
ぼくの大好きなバンガード社のインデックスファンドを利用した投資信託ですね。
内容としては、やっぱりこれも株式と債券が50%ずつになってます。
米国の割合がかなり高く、これまた実用的な配分だと思います。
いいですね~。
欧州が多いのがちょっと好みが分かれそう。
あと中国、インドなど長期的にみて成長しそうな国が少なめな印象もあります。
ただまぁ、現在の経済状態で考えるとこれがいいのかも…。
結構、好き嫌いが分かれそうな感じです。
大東投資信託 iFree 8資産バランスの投資割合
これは…ひょっとしてイーマクシススリム バランス(8資産均等型)とほぼ似たような構成…!?
8つに均等分散させるとなると、こうなっちゃいますよね。
それぞれのマザーファンド(例えば、国内リートなら東証REIT指数を参照してるとか)もかなり似てます。
DCニッセイワールドセレクトファンド(標準型)の投資割合
これは若干、株式よりなバランス型ファンドになっていますね。
ちなみにこれは、(標準型)と言われる商品で、ほかに債権重視型と株式重視型があります。
景気が良いときは株式重視型のほうがいいと思いますが、不景気に強いのは債権重視型です。
選べるのはなかなかおもしろいかも…。
ただ気になるのは、どのタイプでも国内の割合が非常に多いということ。
うーん、これも好き嫌いが分かれそうな感じですね…。
国内メインでバランス投資をしたい!という方にはピッタリだと思います。
過去の運用成績・利回りは?
イーマクシススリム バランス(8資産均等型)の2018年9月末の時点はこんな感じになっています。
なんかすごくダイナミックな動きをしてますねw
分散投資をしてたらもっと落ち着いたチャートになると思いきや、ワイルドに動いています。
過去一年で見るとこうなります。
騰落率 | |
過去3ヶ月 | 3.18% |
過去6ヶ月 | 4.29% |
過去1年 | 3.96% |
まぁ、そこそこ悪くないかな…?
微妙に良くもなく悪くもなくという感じです。
NISA、つみたてNISA、iDeCo(確定拠出年金)100円積立への対応状況
イーマクシススリム バランス(8資産均等型)のつみたてNISA、iDeCoへの対応はこんな感じになってます。
NISA | つみたてNISA | iDeCo | 100円積立 | |
楽天証券 | ◯ | ◯ | – | ◯ |
SBI証券 | ◯ | ◯ | – | ◯ |
カブドットコム証券 | ◯ | ◯ | – | – |
マネックス証券 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
SMBC日興証券 | ◯ | – | – | – |
分散投資がしっかりされているので、NISA向けな投資信託だと思います。
ただ、思ったよりリターンが少ないのは、米国以外の先進国がネックになってるのがいまのところ大きな要因です。
あと新興国の株式もイマイチですね…。
8資産均等型のリターンが良くなるかどうかは、ここらへんがあと数年で伸びてくるかどうかにかかってると思います。
まとめ:どのバランス型も一長一短。ぼくは一番安定してそうなイーマクシススリム バランスを買いました
こうして比較してみると、バランス型と一言で言ってもそれぞれ違ってて面白いですね。
各社、特色がしっかりでてると思います。
あとは世界経済がどうなっていくかで、どのバランス型ファンドが有利になるのかって感じですね…。
正直なところ、5年後の世界経済がどうなっているかを予測するのはかなり難しいことだと思います。
中国がどうなるかもわからないですし、米国の好調さもどうなるかわかりません。
日本は少子高齢化をどう乗り切るのかも不明です。
というわけで、予測が成り立たないときは全部に均等に投資しとけばいいじゃん!という感じで8資産均等型にしましたw
そもそもバランス型ファンドというのは、リスクをとって大きく勝ちを狙いにいく性質ではありません。
なるべくリスクを少なくしつつ、長期的に持っていたら資産がめっちゃ増えてた!というのを目指すものです。
そういったことを踏まえて、ぼくはイーマクシススリム バランス(8資産均等型)にしました。
もし、あなたが「世界はこうなる!」という予測ができているのであれば、それにあったバランス型ファンドを選ぶのもいいと思います。
そうでない場合は、とりあえず均等に分散投資しとこうというのも悪くない戦略ですよ~!
イーマクシススリム バランス(8資産均等型)の買い方
楽天証券、SBI証券、カブドットコム証券、マネックス証券、SMBC日興証券で買うことができます。
ぼくは証券会社10社くらいに口座を開設してみたんですけど、使いやすさは楽天証券とかマネックス証券かなぁ…。
パソコンで口座開設するのが一番はやいですが、スマホからでもできますよー!
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