転職を5回繰り返したプロ転職師そらすけです。こんにちは。
いや~世間一般では、30代の転職はキビシイなんて言われてますけど、それはあくまでも一般論的なお話。
転職のやり方さえ間違わなければ、30代でも余裕で正社員になることは可能です。
これを読まれているあなたがもし30代だったとしたら、ぜひ参考にしてみてください。
さて、転職が不利になる条件としてよく言われているのが、
- 転職回数が多い。
- 年齢が高い。
- 学歴がない。
などがあります。
それでも年代別平均年収より高めなところに就職できてますし、とくに転職で苦労したということもありません。
なぜぼくは年齢が高めでも転職ができたのか…。
今回はそれをまるっと書いていきます。
繰り返しますが、30代でも転職は全然イケます!
簡単な目次
34才でも転職できた!転職ができる年齢とは
転職年齢限界説はホントなのか?
まずはよくある転職年齢限界説を、「自分の経験を元に「そんなことはない!」と言っていきます。
いきますぞ~。
28才転職限界説
30代前半までにちゃんとした仕事の実績を作るためには、最低2年は仕事を覚える必要があるため、28才までには自分にあった会社を見つけるべき、ということだそうです。
たしかに実績を作ったり、スキルを身に着けておくのは非常に大事ですよね。
でも、そもそも20代前半で普通に仕事をしてたら、20代後半ではそれなりに実績もスキルも身についているはず。
逆にスキルが身につかなくてもったいないなーと思う働き方は、大企業に行って大した仕事を任せてもらえない場合ですね。
それに比べ、中小企業だと若くてもそこそこ大きい仕事を任せてもらえることができるので、実績を積みやすいです。
20代で転職を考えている方は、ぜひ中小企業も視野に入れてみてください。
大企業でしかできないこともありますが、大抵、実務は下請けに回してるものです。
その下請けの会社でスキルを学び実績を作るほうが、のちのちの転職には有利になってくるはず。
話がちょっとズレましたが、結局のところ実績は28才以前にも作れちゃうので、28才以降は転職できないということはありません。
もしなにも実績がないとしても、ゆーても20代です。
やる気と根性さえあって、待遇についてワガママいわなければ、例え実績がなくても割と転職はいけちゃうと思います。
28才は世間一般で言えばまだまだ若い年齢。
変なプライドを持たなければ全然転職は可能。
32才転職限界説
これは、「上司が年上であるギリギリの年齢が32才だから」というものみたいです。
転職先で、上司が年下というのがイヤだー!って話ですね。
…うーん、ぼくは上司が年下だったときもありますが、特に問題ありませんでした。
むしろ、年齢が上でも能力がない上司のほうがイヤですw
そういえば、ぼくが部長だったときに、40代の人を雇ったことがありました。
その40代の人はプライドがめちゃくちゃ高くて、僕に注意されるのがストレスだったみたいです。
年齢が下の人が上に立っているという状況は、「自分よりも年下のほうがその会社内において能力を認められているから」にほかありません。
ムダなプライドは捨てて、素直にスキルを学ぶ気持ちがあれば大丈夫です。
昔とくらべて年功序列が減った分、年下上司はどこの会社でもあり得ます。
年下上司がほとんどいないのは、一部の公務員と銀行くらい…?
35才転職限界説
これは35才で転職しても、キャリアアップするには年が上すぎるためという理由みたいです。
うーん、まぁたしかに、未経験職種にいくのは難しい年齢です。
35才までには、なんらかのスキルを身に着け、実績を残していなくてはなりません。
身につけるべきスキルとは、
- 業界知識や専門技能などの専門スキル
- マネジメント力
- ヒアリング力
- 提案力
- 営業力
- 社内調整力
などですね。
これらをまんべんなく習得しつつどれかに特化してる人材は、転職する先を選び放題です。
もちろん35才で転職ができないなんてことにはなりません。
特に専門スキルがものをいう「メディカル」や「不動産」は転職の平均年齢も30代が多いのが現状です。
逆に専門スキルがまったく必要ない工場系の派遣社員は例え40オーバーでもできちゃいます。
転職するまえに、どれくらいの期間、仕事をすればいいの?
一般的に、「とりあえず3年はガマンして仕事をしてみろ」って言われていますよね。
これはたしかに一理あって、3年も同じ会社にいれば、そこそこ仕事ができるようになります。
専門スキルも身につき、実績だって増えていきます。
専門スキルと実績は、転職の際にかかせないポイントなので、とりあえず3年は頑張るというのは目安として悪くありません。
あくまでも目安なので、もし「この会社ではもうそんなに学ぶことがないな…」と思ったら、2年でも1年でもいいと思います。
ぼくは最短3ヶ月で転職しました。
例え短い期間で転職したとしても、その理由を明確に話すことができれば、特に転職活動で不利になったことはありません。
30代でも転職ができるその理由
ぼくが転職を5回もしつつ、30代でも正社員でそこそこ待遇が良い転職ができたのは、ひとえに「スキル」と「実績」がそれなりにあったからです。
そしてそれをうまく採用面接で伝えることができたので、すんなり転職できました。
30代の転職では、20代、30代前半にやったことが大きく関わってきます。
未経験職種に転職したい場合は、なるべく20代のうちにしておきましょう。
「スキル」も「実績」もそんなのないよ…と思う方もいるかもしれません。
でも、あなたがやってきた仕事をよくよく思い出してみて下さい。
それなりになにか形になるものをやってきているはずです。
そして、自分の仕事で「これは結構、人に負けないかも」と思えることが見つかるはず。
先程も書いた、
- 業界知識や専門技能などの専門スキル
- マネジメント力
- ヒアリング力
- 提案力
- 営業力
- 社内調整力
のうちのどれか一つでも得意なことはありませんか?
それをうまいこと転職の際にアピールすれば良いのです。
あなたがもし自分に自信がなくても大丈夫。
長所は誰にでもなんらかの形であります。
ぜひ、あなたの長所を見つけて転職に活かしていきましょう!
転職回数は問題じゃない!
転職の回数が多いと、転職に不利になると言われることもあります。
「転職が多いなんて、すぐに逃げ出すヤツなんじゃないか」
「なんにもスキルが身についてないのに会社を転々としてるんじゃないか」
なんて言われる…こともあるかもしれません。
ですが、しっかりとスキルを身に着けて、実績をアピールすれば、転職回数なんて問題にはなりません。
例えば、
- 転職は一回もしれないけど、特になにも得意じゃない人
- 転職回数は多いけど、高スキルを持っていてすぐに会社の役に立ちそうな人
同じ年齢だったら、どちらを会社は採用するでしょうか?
性格によっぽど問題がない限り、後者を選びますよね。
あなた自身が成長し、スキルを増やしていれば、転職回数なんて気にする必要はないのです。
30代後半に独立するという目標が大事
スキルを学び、実績を増やす。
つまり、キャリアを積むというのはどうやったら効率よくできるのでしょうか。
周りの人に合わせていると、ダラダラと目の前の仕事を片付けることだけになりがちです。
どうせなら、目標は高く持ちましょう。
30代後半で自分は独立する!そのためにはどんなことを学ぶと良いのか?
というスタンスがオススメです。
自分が独立するくらいの勢いで、スキルを学び実績を作れば、例え独立しなくても転職は余裕でできる人材になります。
今以上に待遇のいい会社にだっていけますし、ホントに独立してガンガン稼ぐのもアリです。
ぼくは独立していますが、会社に縛られない働き方はいいですよ…!w
好きなときに好きなご飯を食べて、好きなときに休むことができます。
転職に年齢はそんなに関係ありませんが、「スキル」「実績」は非常に関係があります。
独立を目指す(くらいの気持ち)で、仕事をがんばってみましょう!
目標があると、仕事にやりがいも出てきます。
うまく仕事が出来たときの達成感は悪くないですし、周りにあなたを必要とする人が増えてきます。
仕事=メンドクサイと考えていると、なかなかシアワセにもなれません。
ぜひ、仕事=自分を成長させる楽しいゲームと思って、前向きにやっていきましょう!
~偉人が語るシアワセについての一言~
あまり深刻に考えてはいけない。あらゆる状況の楽しくて面白い面を見なさい。・・・エレナ・ブルヴリ
自慢じゃないですが、ぼくはその全部に当てはまってるんですよね…(ホントに自慢になってないw)