ソフトバンクを-500万円で損切り。勇気を持つためのルールとは

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30代でのセミリタイアを目標に頑張る30代(就職氷河期末期の世代)。 派遣社員から転職を5回して、年収1000万円を超えた(副業含め)のちに起業。 バカを行動力で補うタイプ。 最近は投資をようやく覚えて、そっちにハマりぎみ。 お金に悩まない生活を目指して勉強してます! 運用実績はこちらで公表しています。【累計利益1,367,444円】 追記:この前、週間SPA!に投資家として取材されました~!



ソフトバンクIPOで1億6000万円分(10万6600株)を買った投資家のたけし氏がついに損切りをしました。

この決断、マジで英断だったと思います。

さすが億を動かす投資家は損切りのポイントがスゴいですね…。

この流れには学ぶところが多いと思ったので、記事にして整理していきたいと思います。

損切りをする勇気を持つための3つのルール(億を動かす投資家、たけし氏に学ぶ)

  • 根拠のある予想を自分で考えてそのとおりに動く(たけし氏の場合は、機関投資家が買う分があるので価格は上がると予想していた)
  • 過度な期待をしない(たけし氏も株価があと50円上がれば損はなかった。しかしそこまで上がるのは難しいと判断してその手前で損切りをした)
  • 周りの情報に惑わされない(証券会社のアナリストは「株価はもっと上がる」と言うし、ニュースでは「ソフバンの解約者が爆増!」と報道していた。どちらの情報にも惑わされないで自分の考えを貫くことが大事)

たけし氏の超重要なコメント

「他人の言う事を聞いてやると、自信がないので負けるところで終わっちゃう。やっぱり我慢するところは我慢するし、損切りするところはする。自分を信じてやるしかない」

ソフトバンクを-500万円で損切り。勇気を持つためのルールとは

投資家のたけし氏は、1449円で株を全て売却

2019年1月7日、たけし氏は、ソフトバンク株を1449円で売却しました。

マイナス分は約500万円です。

ソフトバンク【9434】の株価の動きを見てみましょう。

1500円で売り出して、初値が1300円以下という最悪な状況から、1月8日には1400円台まで回復しています。

もし初値売りをしていたら、-3000万円だったことを考えると-500万円まで損失を抑えたのはスゴいことです。

投資は全て予想を当てることは不可能なので、「読み間違えたときにいかに損切りをうまくやるか」が重要なポイントになってきます。

たけし氏は数億円も稼いでいるだけに、やはり損切りの仕方がめちゃくちゃうまい…!

なぜたけし氏は1500円以上を待たずに損切りをしたのか、そしてなぜ今ソフトバンクの株価が上がっているのか?

ソフトバンクの株価が上がってるのは、ファンドがTOPIX組み込み銘柄分として買っているのが主な要因だと思われます。

つまり、ソフトバンク自体が評価されて「ソフトバンクの株価はもっと高い水準が妥当だ!」と思われているわけではないということ。

機関投資家が買わなきゃいけない分を買ってるだけなので、IPO価格の1500円を超えるかと言うとなかなか難しいところです。

ぼくとしては、日銀のETF買いもそこそこ入ってそうな気がする…。

そう考えるとこのタイミングでの損切りはすごくいいタイミングだと言えます。

さすがやで…。

マイナス分が多い多いときのストレスは想像以上にクる

マイナスが-3000万円にもなっていると、ストレスで寝れなくなる日々が続きます。

たけし氏もインタビューでそう語っていました。

ぼくも仮想通貨で含み益が数千万円減ったときは悔しくて寝れなかったな…。

そんな中、含み損に耐えに耐えて「機関投資家が買うはずだからまだ価格は上がる」と自分の考えに自信を持って持ち続けてたのはさすが一流の投資家ですね。

ソフトバンク自体の今後は明るくない

以前の記事でも再三書いてますが、ソフトバンク自体の将来性は今のところ、さほど明るくもありません。

スマホなどを扱ってる通信大手は、政府からの通信料金の値下げ圧力があるため業績が低迷しそうです。

もちろんソフトバンクもその流れに入っているので、これから業績が上がるのは難しそう。

それどころかほかの通信大手と比べると、現在の1400円台でもかなり高い水準だと思っています。

先日の通信障害が起こった時は、その後5日間で解約が1万件にものぼったと報道もありました。

実際はもっと解約が増えてそうなことを考えると、業績は果たして良くなるのか…。

ソフトバンク株は、素人投資家に向けて「高配当だから、持ってるだけでお金が増えるよ!」みたいな売り方をしていました。

もし業績が低迷して配当が減った(減配)したら、失望売りからの株価暴落も起こりえます。

ソフトバンクがなにかスゴいことを初めて成功すればその心配はなくなるわけですが、それに賭けるのもギャンブルです。

ちなみに僕の以前の記事での予想は、「ヨコヨコや下がることはあっても1,500円を超える可能性はなかなか厳しい」と書いていました。

【IPO的中したので】ソフトバンクの株価の予想をしてみる

いまのところ当たってますが、果たして今後どうなるか…。

野次馬的に観察していきますが、ぼくがソフトバンク株を買うことはしばらくなさそうですw

いまのところ虎視眈々と狙っているのは、「米国の大麻銘柄」しかありません。

大麻銘柄くらいしか、不況化で伸びそうな銘柄がわからんのですよね…。

これも買い時が来たらブログでその理由をまるっと書いていきたいと思います!

まとめ:損切りのルールを勇気をもって実行しよう

損切りルール1:根拠のある予想を自分で考えてそのとおりに動く

たけし氏の場合は、機関投資家が買う分があるので価格は上がると予想していた。

事実それで価格は上がり続けたが、根拠がわからないままだとどこまで上がるのか自分で予想することができない。

上がる理由、下がる理由を明確にすることで、損切りをするときに後悔しなくなる。

損切りルール2:過度な期待をしない

たけし氏も株価があと50円上がれば損はなかった。

しかしそこまで上がるのは難しいと判断してその手前で損切りをした。

これが心理的に一番むずかしいところです。

「あと◯◯円上がれば損がなくなる」という状況で冷静に損切りができる人はそうそういません。

しかしそれができるからこそ、億単位利益を出せる投資家になれるのです。

自分が「もうこれ以上、株価があがる根拠がない」と思ったら、そこで損切りするのがベストです。

損切りルール3:周りの情報に惑わされない

証券会社のアナリストは「株価はもっと上がる」と言ってました。

しかし証券会社は1500円でIPO売出しをしちゃった以上、「いや~やっぱり1500円で売り出しは高かったよねwww」とはゼッタイに言えません。

この発言を鵜呑みにして、「そうか、プロが上がるって言ってるんだから上がるに違いない」と持つのは危険です。

プロの方々でも予想は外すことが多々あるのはこの記事で書きました。

株式のプロ、アナリスト達の予想が当たらないのはなぜか

そして、ニュースでは「ソフバンの解約者が爆増!」と報道していました。

これだけ聞くと「そうか、解約者が増えるということは業績が悪くなるわけだから株価は下がりそう…」と思いますよね。

でも直近で言えば、機関投資家の買わなきゃいけない分があったために、株価は上がったのです。

これをちゃんと予想できてたたけし氏はやっぱりスゴい…。

ちなみに本日(1月8日)もMSCIの組み入れ分があったので、株価はあがりました。

1月30日にはTOPIXの組み入れもあるので、それを狙って買うのはワンチャンありなのかも…。

プロだろうがニュースだろうが、どちらの情報にも惑わされないで自分の考えを貫くことが大事です。

たけし氏のコメントが全てを表してます。

「他人の言う事を聞いてやると、自信がないので負けるところで終わっちゃう。やっぱり我慢するところは我慢するし、損切りするところはする。自分を信じてやるしかない」

これはポジトークじゃない掛け値なしの本音っぽい…。

この言葉を常に覚えておいて、投資に励みたいと思います!

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