【最新】年代別の平均年収や貯蓄額はこんな感じでした

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30代でのセミリタイアを目標に頑張る30代(就職氷河期末期の世代)。 派遣社員から転職を5回して、年収1000万円を超えた(副業含め)のちに起業。 バカを行動力で補うタイプ。 最近は投資をようやく覚えて、そっちにハマりぎみ。 お金に悩まない生活を目指して勉強してます! 運用実績はこちらで公表しています。【累計利益1,367,444円】 追記:この前、週間SPA!に投資家として取材されました~!



2019年にも入り、2018年末の最新データが出ました!

20代から70代の平均金融資産(貯蓄額)は…なんと1,141万円!

みんなそんなあるの!?

ぼくは起業したこともあって平均は超えていますが、サラリーマンだとなかなか難しそう…。

貯蓄額や平均年収をまるっと比較してみたいと思います!

年代別の平均年収や貯蓄額はこんな感じ

バブル世代以降の悲惨な状況が明らかに

※データは日本FP協会(2018年末)を参考にしています。

年代別の平均年収はこんな感じです。

年代 平均貯蓄額
全体 1,141万円
20代 405万円
30代 556万円
40代 604万円
50代 1,533万円
60代 1,969万円
70代 1,777万円

みんな結構貯めてますね。

50代から急激に貯蓄額が高いのが気になります。

50代の生まれた年といえば大体昭和40年(1965年)くらい。

いわゆるバブル世代が昭和40年(1965年)から昭和44年(1969年)なのでバッチリ当てはまります。

バブル世代以前はお金を持ってますが、バブルが弾けたあとの年代(40代)から急激に平均貯蓄額が下がっています。

40代、30代は就職氷河期世代で、正社員になるのも厳しい世代です。

ぼくは30代なんですけど、このころから派遣社員が爆増した記憶があります。

たしか小泉純一郎の小泉政権で派遣業がやりやすくなった(製造業への派遣を解禁)んだったかな…。

この影響もあり、貧富の差は拡大して現在に至ります。

ぼくもIT業界に入る前は派遣会社で働いてたんですけど、給料は安いし激務だし将来性はないしという感じでした。

派遣で働いてる方は、できるだけ早めに正社員に転職することをオススメします。(学歴ないぼくでもできたので、諦めないのは大事)

単身世帯の38.6%は貯蓄ゼロ

金融広報中央委員会の平成30年(2018年)データによると、単身世帯の38.6%は貯蓄ゼロという結果も出ています。

40%近くが貯蓄ゼロ!

2017年は48%ほどだったのでそれに比べたら少なくなりましたが、それにしても貯蓄がない人はかなり多いですよね。

単身世帯の81.5%は借入金もなし

貯蓄はないものの、ほとんどの単身世帯は借金もありません。

みんな堅実ですな…。

家を買ったりとか車を買ったりって、都心部にいるとそもそもないですもんね。

20代の貯蓄額の平均と中央値はこれくらい

20代の年収クラス 貯蓄ナシ 平均貯蓄額
収入なし 74.7% 14万円
300万円未満 49.1% 52万円
300~500万円 29.8% 158万円
500~750万円 11.1% 528万円
750~1000万円 0% 1,1078万円
1000~1200万円 0% 1,000万円

20代ですでにかなりの格差があります。

この年で1000万円近い給料をもらえるって、すごいエリートですね…。

さすがにそういった人たちは貯蓄額も1,000万円を超えています。

ちなみにこれは平均なので、実際の金額よりも高めにでます。(多く資産を持ってる人に数字が引っ張られるため)

現実に近い中央値の数字はこちらになります。

20代の年収クラス 貯蓄額の中央値
収入なし 0円
300万円未満 0円
300~500万円 75万円
500~750万円 278万円
750~1000万円 1,1078万円
1000~1200万円 1,000万円

めちゃくちゃ現実的になりましたw

ほとんどの人は100万円も貯金はありません。

ちなみにぼくも20代のときは貯金ゼロだったので、やっぱりこうなるよな~という感じです。

30代の貯蓄額の平均と中央値はこれくらい

30代の年収クラス 貯蓄ナシ 平均貯蓄額
収入なし 81.3% 48万円
300万円未満 48.3% 118万円
300~500万円 25.4% 506万円
500~750万円 20.4% 749万円
750~1000万円 0% 477万円
1000~1200万円 0% 667万円

30代になると、高所得者の平均貯蓄額が減りました。

そもそも高所得者のデータは数人レベルしか取れてないので、あまり参考にはなりませんが、付き合いとかで貯蓄ができないのかな…と考えるとリアルです。

さて、中央値も見てみましょう。

30代の年収クラス 貯蓄額の中央値
収入なし 0円
300万円未満 1万円
300~500万円 200万円
500~750万円 250万円
750~1000万円 200万円
1000~1200万円 1,000万円

なんと500~750万円クラスの人のほうが750~1000万円クラスの人よりも貯蓄額の中央値が多いという結果になりました。

30代ともなると、遊びもハデになりますからね…。

おそらく1000万円クラスの人は遊びすぎなために貯蓄ができないんだと思います。

30代というと就職氷河期世代なので、一番ツラい年代というのが貯蓄額からも見えてきますね…。

40代の貯蓄額の平均と中央値はこれくらい

40代の年収クラス 貯蓄ナシ 平均貯蓄額
収入なし 80.8% 198万円
300万円未満 58.5% 173万円
300~500万円 32% 458万円
500~750万円 13.6% 1,602万円
750~1000万円 7.1% 2,663万円
1000~1200万円 37.5% 4,000万円

40代になってくると、格差が広がってきます。

1000~1200万円クラスの平均貯蓄額が4000万円!まさにカチグミ!と思いますが、中央値を見てみると52万円になります。

…?

1000~1200万円クラスでも、貯蓄ナシがなんと37.5%もいるので、おそらく貯蓄額が数億円ある人が少数いるために平均4,000万円になったみたい。

格差がすごすぎる…。

中央値をさらに見てみると、日本のリアルがわかってきます。

40代の年収クラス 貯蓄額の中央値
収入なし 0円
300万円未満 0円
300~500万円 100万円
500~750万円 800万円
750~1000万円 2,650万円
1000~1200万円 52万円

貯金してる人としてない人の差がエゲツないです。

40代になると、いろいろ分かれてきますね…。

さて、バブリー世代の50代も見てみましょう。

50代の貯蓄額の平均と中央値はこれくらい

50代の年収クラス 貯蓄ナシ 平均貯蓄額
収入なし 61.9% 935万円
300万円未満 48.9% 516万円
300~500万円 34.1% 1,088万円
500~750万円 15.4% 2,118万円
750~1000万円 7.7% 2,269万円
1000~1200万円 0% 4,977万円

驚くべきことに、収入なしでも平均貯蓄額は935万円あります。

そしてどの収入クラスも40代までとは雲泥の差…。

今の40代が50代になったとき、果たしてこれくらいの平均貯蓄額になるでしょうか?

50代でうまくバブルに乗れた人たちはものすごい資産があり、格差が一番でかい年代なのかも知れません。

中央値も見てみましょう。

50代の年収クラス 貯蓄額の中央値
収入なし 0円
300万円未満 0円
300~500万円 200万円
500~750万円 1,100万円
750~1000万円 1,400万円
1000~1200万円 5,380万円

年収が500万円以上の方はだいたい貯蓄が1000万円以上あるようですね。(まったく貯蓄してない人もいるけど、ほかの世代よりは少ないです)

そして驚愕なのが、1000万円以上の方々。

中央値が5,380万円もあります。

なんという…。

明らかに50代から金額の感覚が変わっています。

バブルが弾けた影響って、ものすごく大きかったんですね…。

60代の貯蓄額の平均と中央値はこれくらい

60代の年収クラス 貯蓄ナシ 平均貯蓄額
収入なし 42% 565万円
300万円未満 29.5% 1,186万円
300~500万円 11.2% 2,348万円
500~750万円 18.9% 4,345万円
750~1000万円 0% 5,265万円
1000~1200万円 0% 5,000万円

やはりというか、60代も貯蓄額は多めです。

この年で貯蓄がないとさすがにヤバいですもんね…。

貯蓄ナシの人は生活保護かな…。

中央値も見てみましょう。

60代の年収クラス 貯蓄額の中央値
収入なし 100万円
300万円未満 300万円
300~500万円 1,400万円
500~750万円 2,200万円
750~1000万円 2,600万円
1000~1200万円 5,000万円

うーん、やっぱりそこそこ貯蓄額は高めです。

振り込め詐欺が流行ったのもわかる気がする…。(だめだけど)

まとめ:貯蓄額を増やすにはやっぱり投資しかない

数字で見てみると、お金をしっかり持ってる人とまったく持ってない人の差が浮き彫りになりました。

とはいっても、給料だけで貯金をしても限度がありますよね。

やっぱり投資をしないと安心な老後を送るのは難しそうです…。

年金の支払いも年代が引き上げられて、金額も減りそうだし…。

ところが困ったことに日本の義務教育では、投資についてまともに教えてくれません。

自分で学んで、リスクが低い投資を見極めて行く必要があります。

ぼくもいくつか投資をしていますが、確実に思ったのが「投資はなるべく早めに初めて感覚を掴んだほうがいい」ということ。

まずは少額からスタートさせて、経験を積んでからどんどん資産を増やしていくのが良いと思います!

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これからはじめられる方も、ぜひ参考にしてみてください~。

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