ぼくが長期目線で一番安心できる株がグーグル(の親会社のアルファベット)です。
今後、テクノロジーは進歩することはあっても退化することはまずありません。
大きな戦争が起きたら話は別ですが、それを考えちゃうと投資をしないで遊ぼうぜ!ってなっちゃうので今回は考えないことにしますw
なぜぼくが数あるハイテク企業の中からグーグル押しなのかというと、シンプルに一つだけ言うならコレです。
「世界中の企業で、一番データを蓄積しているから」
これにつきます。
なぜデータを持っていると強いのか、それを含めてグーグルの強みをまるっと解説していきたいと思います!
簡単な目次
長期で有望な株といえばグーグルな3つの理由
長期で有望な理由その1:使ってわかるスマートスピーカーの強さ
AIが搭載されたスピーカーがでて数年立ちましたが、ようやく普通に使えるレベルになってきました。
- Appleが出しているSiri(シリ)
- AmazonのAlexa(アレクサ)
- GoogleのGoogle Assistant(グーグルアシスタント)
それぞれを使ってみてわかったのが、「Google Assistantの圧倒的な頭の良さ」です。
この前「ねぇGoogle、三菱UFJ銀行って何時に営業する?」と聞いたとき、Google Assistantは”ぼくの家から一番近い支店を検索して、その営業時間を出してきた”のです。
これめちゃめちゃすごいですよね…。
ちなみにiPhoneでSiriに聞いたら「すみませんわかりません」とそっけない答え。
この差はなにかというと、”どれだけデータを蓄積して活用しているか”の差です。
Googleは検索エンジン、広告、Androidスマホなどあらゆるものからデータを収集できるので、それをうまく活かすことで優秀なAIを作ることができます。
中国だとアリババやテンセントがもっとエゲツないくらい国民のデータをとりまくってると思いますが、規模で言えば世界で使われてるGoogleのほうがまだ上です。
ちなみに日本人のデータを一番持ってるのはおそらく中国(ファーウェイ)と韓国(ネイバー)と米国(グーグル)じゃないかな…日本企業よりも持ってると思います。
今後、AIを活用したサービスが一般化してくることは容易に予想できるため、Googleの優位性は圧倒的といえます。
長期で有望な理由その2:民間企業で最強クラスの対ハッカー能力
Googleの驚異分析グループを率いるシェーン・ハントリー氏は、世界中でパソコンを機能不全にしたウイルスに北朝鮮が関与していることを突き止めました。
Googleは社内にスパイ対策組織をもっており、悪いことをしようとする人たちに対して効果的な戦術を行います。
多くの国でインターネットが普及した現在、国家ぐるみのハッキングが横行し、ぼくらの知らないところでサイバー戦争が始まっているといっても過言ではありません。
ネット上の個人情報をスパイの手から守れるのは…残念ながら国家では難しく、企業に依存することになります。
Googleのように専門のチームをもつことは、今後のハイテク企業のお手本となるような気がします。
政府が対応しきれない問題に対処する力を企業が持っているというのは、いままでには想像もつかなかったことです。
攻殻機動隊という近未来を描いたアニメでは、国家は存在するものの、企業の力が国家並に強くなりつつある時代を描いています。
国家よりもハイテク企業に依存する時代、もしかしたら現実に訪れる可能性も低くはないのかも…。
長期で有望な理由その3:ロビー活動費がエゲツないくらい多い
昨年2018年のGoogleとFacebookが米国政府に対するロビー活動への支出は、過去最高となりました。
※ロビー活動とは、特定の主張をする個人や団体が、政治的な決定に影響を及ぼすことを目的に行う政治活動のこと。企業にとって有利な法案を通したり、規制を撤廃したりする。米国では一般的に行われているもの。
Googleの2018年ロビー活動費は1822万ドル。(約20億円)
Facebookの2018年ロビー活動費は1151万ドル。(約13億円)
ちなみにマイクロソフトは952万ドル(約10億円)、Appleは662万ドル(約7億円)です。
ものすごくお金を掛けてますね…。
ちなみにGoogleがどんなことにロビー活動をしてたかというと、
- 自社の検索技術
- 刑事司法改革
- 国際的な税制改革
が主なところのようです。
Googleがコケると米国の経済も悪化するのは間違いなく、もはや一蓮托生感がありますね。
まとめ:国をまたいで成長し続ける巨大企業グーグル
ぼくらの生活でもGoogleのサービスを使わない日はほとんどありません。
検索エンジンで美味しい居酒屋を探したり、仕事でGメールを使ったり、YouTubeで動画を見たり…。
webサイトを見ている時に表示される広告の元締めもGoogleだったりします。
Googleが提供するスマホOSのAndroid、最初のうちはぜんぜんiPhoneに勝てなかったAndroid搭載スマホですが、いまやAndroid vs iPhoneは圧倒的にAndroidが勝っています。
なんとAndroidはスマホ全体の72%ほどのシェアを持っており、まさに一人勝ち状態。
日本ではまだiPhoneのほうが多いですが、今後はAndroidも増えていくことが予想されます。
それらを総合して考えると、やっぱりアルファベット(Googleの親会社)は強いよなぁ…という感じしかしません。
Googleができたのは、1998年。
そしてそれからわずか21年で世界有数の巨大企業となりました。
長期的に持つなら、Googleの親会社のアルファベットは優良な株だと思います。
ぼくはさらにリスクを低くするために、アルファベットが含まれたETF「VGT」を長期目的で買っています。(ETFってなに?という方はこちらです)
ハイテク企業ばかりを集めたETFなので、安定して成長していく…はず!w
興味があるかたはぜひこちらの記事も読んでみてください!
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マイナスになったときは、温かい目で見守っていただけるとさいわいです…。