あなたのお給料だと家賃はこれくらいがオススメ!というお話

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30代でのセミリタイアを目標に頑張る30代(就職氷河期末期の世代)。 派遣社員から転職を5回して、年収1000万円を超えた(副業含め)のちに起業。 バカを行動力で補うタイプ。 最近は投資をようやく覚えて、そっちにハマりぎみ。 お金に悩まない生活を目指して勉強してます! 運用実績はこちらで公表しています。【累計利益1,367,444円】 追記:この前、週間SPA!に投資家として取材されました~!



はじめての1人暮らし、家賃はどれくらいがいいだろ…とか、給料あがったけど引越ししようかな…と考えていませんか?

「一体、どれくらいの価格帯が自分には適正な家賃なんだろう…」と悩んで夜も眠れないあなた!

ご安心ください!

年収20万円台から年収1000万円を超えるくらいまで、えーとたしか、8回くらいはいろんな物件に住んだプロ転職師そらすけが、経験を元にその答えを導き出します。

賃貸物件探しでもっとも大事なことは、

自分に合った家賃で、掘り出し物件を見つけてシアワセに暮らす

ということです。

不動産業の知合いから聞いた物件探しの結論としては、

  • 一つの不動産屋だけで決めない。
  • 対応が悪い不動産屋はすぐに切る。
  • まずは物件探しサイトを使って無料で調べてもらい、その相場を元に自分で探して選ぶ。
  • 引越し費用も、比較サイトをうまく使って激安にする。

というのが重要なので、これもあとで解説していきます。

あなたの給料ならこれくらいの家賃がオススメ!というお話

まず最初に、よく言われてる

家賃は給料(手取り)の3割を目安にするってホント?

ですが、これはあくまでも目安として考えてください。

給料が低すぎると、3割ではまともな家を借りれませんし、給料が高い人は3割も使うと豪邸になっちゃいます。

※手取りというのは、税金もろもろを引いて、あなたの口座に振り込まれた金額のことです。

20代で給料がこれくらいなら家賃はこれくらいがオススメ!

20代の平均年収は346万円です。

細かく見ていくと、

年齢 全体 男性 女性
20才 277万円 308万円 248万円
21才 286万円 310万円 261万円
22才 279万円 293万円 263万円
23才 293万円 305万円 280万円
24才 320万円 333万円 304万円
25才 342万円 357万円 321万円
26才 360万円 376万円 338万円
27才 376万円 393万円 349万円
28才 388万円 408万円 355万円
29才 402万円 425万円 359万円

参考:DODA

こんな感じになっています。

景気がいいのか悪いのか微妙なラインですね…w

とはいえ、このブログを見てる方はほとんどの方が副業をしていると思うので、平均値よりは高めの方が多い予感。

平均年収から換算すると、6.5万円くらいの家賃がベストです。

実際にぼくの場合も、20代前半は6.5万円くらい、20代後半は7万円前後でした。

交際費やらなんやら考えるとこれぐらに家賃を押さえておいたほうが無難です。

さらに家賃が安いところを探すとなると、都内の場合はかなりキビシイ状況になります。

とくに女性の場合は防犯の観点からもそこそこしっかりしたマンションを選ぶようにしましょう。

30代で給料がこれくらいなら家賃はこれくらいがオススメ!

30代の平均年収は455万円です。

…が、30代になってくると格差がどんどん開いていく時期になります。

エリートサラリーマンは給料がぐーんとあがり、副業をしっかりやってる人はそれだけで数百万円くらい稼げるようになってますので、なにもしてない人との差はどんどん広がっていきます。

年齢 全体 男性 女性
30才 416万円 440万円 372万円
31才 430万円 456万円 381万円
32才 445万円 475万円 383万円
33才 452万円 482万円 389万円
34才 459万円 492万円 388万円
35才 468万円 502万円 390万円
36才 475万円 513万円 393万円
37才 483万円 520万円 401万円
38才 485万円 527万円 393万円
39才 501万円 545万円 396万円

参考:DODA

年収の分布だと、30代の内、年収700万円以上が、約10%(10人に1人)、年収1000万円以上が1.6%となっています。

平均値でいくと、家賃はだいたい7.5万円前後になります。

これくらいに押さえておくと、貯金もちょっとできるようになってきますね。

給料別、オススメの家賃

※年収は、月収×2をボーナスとして計算しています。

給料(手取り) 年収目安 家賃目安 コメント
20万円以下 約200万円台 5.5万円 都内最安値級。贅沢は言えない。
20~24万円 約280万円台 6.5万円 ギリギリ少し選べるレベル。
25~29万円 約350万円台 7万円 それなりに選べる価格帯。
30~34万円 約420万円台 7.5万円 割といい物件にも住めるくらい。
35~39万円 約490万円台 8.5万円 一人暮らし物件だと結構選べる。
40~44万円 約560万円台 9.5万円  はじめての都内2人暮らしくらいにもベスト
45~49万円 約630万円台 10.5万円台 シャレオツ物件も選べる。
50~54万円 約700万円台 12.5万円台 完全にファミリー物件クラス
55~59万円 約770万円台 14万円台 タワマンはムリだけどいいところに住める。
60~64万円 約840万円台 16万円台 都内のどこでも選べるようになってくる。
65~69万円 約910万円台 18万円台 ブランドマンションなどの高級賃貸も選べる。
70~74万円 約980万円台  20万円台  タワマンに住めるレベル。
75~79万円 約1050万円台 22万円台 一般的なマンションとは格が違ってくる。
80~84万円 約1120万円台 25万円台 家賃がそんなに気にならなくなってくる。
85~89万円 約1190万円台  27万円台 タワマンの2LDKくらいに住める。

だいたいこんな感じじゃないかな…。

ちなみにぼくは年収1000万円以上にたいして、家賃は11万円です。

正直、一人暮らしだったらそれくらいで十分な気もします…。

タワマンやブランドマンションにも住んでみたいんですけど、やっぱり月に20万円払うっていうのは勇気がいりますよね。

タワマンに住みたい人は、給料よりも資産(貯金など)がたくさんあるかどうか、余裕があるかどうかで判断したほうが良いと思います。

あなたにあった家賃を考えてみる

家賃の適正な予算は人それぞれです。

というわけで、いろんな生活スタイルにあった家賃を考えてみましょう。

趣味にどれくらいお金をかける?

あなたがもしお金がかかる趣味をしている場合、家賃はなるべく抑えめにしたほうが、晩ごはんもやしオンリーの日々が少なくなります。

ぼくはパソコンのパーツを買ったりカメラを買ったり、よくわからん電化製品を買うのが好きなので、20代のときは1日200円くらいで生活してたときもありました…w

ムリに都内に住もうとせず、埼玉や千葉など都内に近めの地方で安い物件を探すのも一つの手です。

家賃を高い金額払って趣味をガマンするより、家賃の安いところを見つけて趣味にお金を使うほうがシアワセになれる法則です。

貯金は好き?

貯金を考えている聡明な方は、その分、家賃も安めのところになりがちです。

貯金は病気になって一時的に働けないときの保険にもなりますしあると便利ですよね。

とはいえ、ぼくは20代のときはまったく貯金してませんでしたw

貯金よりも、自分が楽しいことを見つけてそのスキルアップにお金を使ったほうが、30代になってから役に立つ気がします。

例えば、高性能なパソコンを買う→なんとなくwebサイトを作ってみたくなる→webサイトを作るスキルができて、web製作会社に転職みたいな感じ。

自分のスキルをあげて年収を増やせば、貯金は30代からでも全然できます。

若いうちは、給料を貯金に回すよりも、好きなものを買ったりいいところに住んだりとQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を高めるほうがのちのちのいい経験になると思います。

人付き合いはいいほう?

人付き合いがいい人は、交際費がかなりかかってきますよね…。

若い内は、チェーン店の居酒屋でOKですが、30代になってくると、ちょっといい感じのお店に行くことも多くなってきます。

そうなったときに「いや~今月はちょっときびしくて…」とも言いづらいもの。

家賃を安めなところにしておけば、その分、人との付き合いにお金を掛けれます。

外食は多い?

普段の外食が多い人は、思い切ってキッチンが激セマだけどほかの条件がいい物件を選ぶのも一つの手です。

ぼくもワンルームでコンロが一つのときは、ほぼ外食もしくは弁当でした。

物件を選んでるときにキッチンが大きいところを見ると「ここなら自分も自炊できるな…!」とか思っちゃうんですけど、普段から自炊をしない人は立派なキッチンがあってもしませんw

ぼくがその典型です…w

家賃はなんで手取りの30%と言われてるの?

家賃が手取りの30%ということは、そのほかの生活費で60%使うということです。

一例を出してみましょう。

項目 金額
食費(1日1,000円でかなり抑えめです) 平均30,000円
電気代 平均3,000円
ガス代 平均3,000円
水道代 平均2,000円
交際費(外食の費用) 平均20,000円
スマホ代 平均7,000円
合計 65,000円

これに、服代、趣味代などがかかってきます。

家賃が6.5万円だとすると、合計して13万円。

あれ、めっちゃあまるじゃん!貯金できる!ウェーイ!って思いますよね?

でもまぁ、実際はまったくお金が余らないんですよ、不思議なことに…。

なんだかんだ、コンビニでお菓子は買っちゃうし、ジムに行って筋トレもしたいし、映画とかも観に行きたいし、本も買うし…とかやってると、毎月ギリギリになっちゃいます。

むしろ、毎月ギリギリで生活してない人の自制心はものすごいですよ…。

このように、ぼくみたいな意思が弱い系人間は、家賃の予算を決めるときはかならず安めに余裕を持って決めましょう。

お手頃な家賃でいい物件を探す方法

物件を探すときは、不動産屋にいきなり行ってもダメです。

「あ、カモがきたわ…」くらいに思われちゃいます。

事前に賃貸物件を探してくれるサービス(スーモやアットホームなど)を使って、目星をつけておきましょう。

賃貸物件を探すときは、自分があるていど相場をわかってるということが大事です。

引越し初期費用はこれくらいが目安

さぁ一人暮らしするぞー!ってなったら、どれくらい初期費用がかかるのかも参考までに書いておきます。

家賃が6.5万円の場合…。

項目 金額
家賃 65,000円
前家賃 65,000円
敷金(1ヶ月か2ヶ月の場合がほとんど。今回は1ヶ月で計算) 65,000円
礼金(これも1ヶ月のことが多いので1ヶ月で計算) 65,000円
仲介手数料(1ヶ月分が相場) 65,000円
火災保険料(大体の相場が1万円から15000円くらい) 15,000円
合計 340,000円

めっちゃ安く見積もっても34万円かかります。

これに引越し費用やら、家具家電を揃える費用やらがかかってくるわけです。

うーん、意外とかかる初期費用。

ぼくはだいたい、一回の引越しでまるっと50万円くらいかかってました。

お金がないときの50万円はなかなかキビシイものがありますよね…。

だからこそ、物件探しサイトでいい物件を探すことが重要なのです。

引越し費用を激安に抑える方法

引越し費用もやり方次第で数万円安くなったりします。

大事なのは、引越し業者に見積り依頼をして部屋に呼ばないことです。

部屋に呼んでしまうと、「あっ高いんでやっぱいいです^^」と断りづらい雰囲気になります。

まず最初は、引越し比較サイトで安い業者を探しましょう。

これをするのとしないのではかなりお得度が違ってきます。

ぼくは普通に引越し業者に頼むよりも2万円近く安くなりました。

比較サイトに登録するのはゼッタイ大事。

そもそもの年収を上げるための方法

もっとオシャレなところとか広いところに住みたい…!

そんなときは、年収をサクッとググっとあげちゃいましょう。

方法は主に2つです。

  • もっといいところに転職する。
  • 副業でガッツリ稼ぐ。

ぼくはどちらもやった結果、年収がグーンとあがりました。

どうやって転職すればいいのかを簡単にまとめた記事もありますので、ぜひそちらも参考にしてみてください!

参考:【実体験】学歴なしで年収1000万を稼ぐ&時間を増やす方法