1981年生まれの就職氷河期世代、そらすけです。
だんだんと就職氷河期世代の闇が表面化してきましたね。
日本政府もヤバいと思ったのか「就職氷河期世代の活躍へ国を挙げて取り組む」と言い出しました。
まぁ正直、30代も後半か40代になってる時点で、いまさらどうしてくれんの?って感じしますよね。
企業の上層部を守るために派遣をどんどん推し進めた竹中平蔵を恨んでる人も多いはず。
ぼくも就職が困難で、しかたなく派遣をして無意味に5年間くらいを過ごしたクチです。
就職氷河期に必死にがんばって正社員になった方も、その道のりはなかなか厳しいようで…。
正社員ですら給与格差がある、という報道がありました。
一番子供を産んで欲しかった世代がこれだもん pic.twitter.com/fUpgRgY26E
— りん (@rinmomodita) May 29, 2019
これによると、給与額の変化は、
年齢 | 5年前との給与比較 |
20~24才 | +5200円 |
25~29才 | +8700円 |
30~34才 | +6400円 |
35~39才 | -4300円 |
40~44才 | -23,300円 |
45~49才 | +2,200円 |
50~54才 | +21,100円 |
55~59才 | +8,000円 |
となっています。
就職氷河期世代だけ狙い撃ちで、給与が増えてない…。
残念なことに、上の世代からは「あいつらよりもっと若い世代を採用しようよ」と言われますし、下の世代からは「社内での立場が弱い世代」と言われます。
そもそも正社員として就職してない人は、年下の正社員からバカにされてるような目で見られた経験がある人も多いはず。
本当に悲しい世代ですね…。
受験戦争からの就職氷河期、ワーキングプア、過労死、リストラ…その結果の少子化。
そして全ては「自己責任」と言われるツラさ。
この過酷な就職氷河期世代の中でも、生き残った人たちには共通するポイントがあります。(コネは除いて)
それは、
- IT関係の会社で運良く成功した
- 正社員に見切りをつけて起業した
- コツコツと投資をしてる
この3つです。
ぼくらの世代は、インターネットがビジネスを変えるちょうど転換期に最初の就職活動がありました。
そこで運良くそっち方面に興味を持って知識をつけてた人たちは大抵成功してるような気がします。
もちろんブラックな企業で使い捨てにされてしまった人もいますが、ほかの業種よりは年収が高い人が多いんじゃないかな…。
ぼくもIT企業を転々としてスキルをつけ、起業をしていまに至ります。
ついでに投資もやりはじめて、そこそこプラスになってきました。
投資は学校でほぼ習わないですけど、すごく大事なことです。
ツラい状況にある就職氷河期世代にこそ、投資をオススメします。リスクはあるけど、そもそもリスクばかりの世代です。
投資をしてお金を増やさないと、人生が終わってしまうくらい日本政府はなにもしてくれない予感。
むしろ就職氷河期世代はこれからもより一層厳しくなることが予想されます。
なぜさらに厳しくなるのか、そして投資の重要性をまるっと書いていくので、ぜひ参考にしてみてください。
就職氷河期世代の恨みをはらせ!【弱者生存戦略】
70才の雇用を推進すると、さらに就職氷河期世代はつらくなる仕組み
「年金がもうダメっぽいから自分でなんとかしてね」という政府の意向を受けて、高齢者の継続雇用に関する法整備がどんどん進みそうです。
さて高齢者といえば、ぼくら世代が派遣でヒーヒー言って守ってきた世代ですね。
その高齢者が年をとってもさらにずっと居座るとどうなるでしょう?
高齢者に払う分、賃金が上がりづらくなる
いままで65才までだった雇用期間が70才までに引き上げられれば、その分の給与は払い続けなければいけません。
そのツケは、ほかの社員の賃金が上がりづらくなることで賄われます。
つまるところ「みんな賃金が上がりづらくなるけどそのかわり70才まで働いていいよ」ということですね。
日本経済が上向きじゃないときにやって意味あるのかな、これ…?
企業の体質がより保守的になり、国際競争で負け続ける
高齢者が多い企業は保守的になります。
保守というよりは、進化しないというほうが正しいかも。
高齢者が多い行政は、相変わらずはんこやムダな書類などの昔ながらの方法を変えていません。
公務員はそれでも自動的に給与がもらえるのでいいですが、民間企業で進化をストップさせるとどうなるでしょうか。
国際競争で負け続け、より一層日本の景気が悪くなります。
2019年の世界競争力ランキングで、日本はなんと30位。
先進国とは…w
こちらは別記事で書いたので興味があるかたはご覧ください。
より一層、採用条件が厳しくなる
企業は70才まで面倒をみなきゃいけないとなれば、できるだけ良い人材だけを採用したいと思いますよね。
就職氷河期世代は、多くの人がキャリアがボロボロ。
新卒就活で失敗したあげく、派遣でムダに時間を過ごした人をどこの企業が好き好んで雇うのかって話です。
非正規は移民に仕事を奪われる可能性
政府が推進してるザルな移民政策ですが、これによってちかい未来、就職氷河期世代と移民が非正規社員の枠を奪い合う可能性があります。
企業としては、若い移民を採用したくなっても不思議はありません。
結局のところ政府のいう「就職氷河期世代を応援する」的な発言はまったく当てにならないと考えておいたほうがいいでしょう。
いまさら言われてもじゃぁどうすんのって話ですよね。
就職氷河期世代だけ税率を大きく軽減したら評価しますけど…w
税金は意味不明な用途に使われ、就職氷河期世代には使われない
ちょっと気になったこのツイート。
「子供産んで」
が怒られて少子化の議論もできない。男女共同参画予算8兆円のうち、「男女共同参画の視点に従った社会制度の見直し」という意味不明の項目に5.5兆円も使われてる。
子供産んだ女性に直接払えばいいじゃん。
— 深田萌絵 (@Fukadamoe) May 30, 2019
男女共同参画の視点に従った社会制度の見直しって5.5兆円も必要なの…?
それより少子化をなんとかしないとやばくないかとは誰も思わなかったんでしょうか。
とりあえず「声がデカイ人のところに利権が集まる」的な感じなんでしょうかね。
昔、斎藤緑雨という人が「鳥の血に悲しめど、魚の血に悲しまず」と言いました。
声がある人は気にかけてもらえるけど、声がなければ存在を認めてすらもらえない。
就職氷河期世代は「非正規雇用の奴隷」として使われて、それでも必死に働いたあげくポイ捨てされ、声をあげる暇などありません。
もしくはすべてに絶望して引きこもっちゃうとかね…。
どちらにせよ就職氷河期世代の声を聞く人はだれもいなかったが故に、現在このような状況になってしまったのです。
参考記事・・・ひきこもる就職氷河期世代。ひきこもり100万人時代、中心は40代。家族が苦悩する「お金問題」
お金を増やすには自分でやるしかないという結論
政府からも企業からも見捨てられた就職氷河期世代。
しかし絶望していても誰も助けてはくれません。
なんとかして自分で這い上がっていきましょう。
そのためには…リスクを多少とっても投資をするべきだとぼくは思います。
ぼくの直近1年間の損益は、プラス1,297,032円。
これは株式だけで、仮想通貨は含めていません。
日本が不景気な中でも、うまく投資をすれば素人でもこれくらい稼げちゃうんです。
1年間のぼくの運用実績はこちらに書いています。
>>【始めて株投資をする方へ】初心者そらすけの運用実績ブログ
最初の一ヶ月目がマイナスから始まったので、大丈夫なのか不安になったのを思い出しました…w
30代で投資経験がないのは、童貞以上にヤバいこと
正直、どんな頭のいい人でも投資で失敗した経験がない人はいないはずです。
投資は失敗をして、学んで、どんどん経験値を積んでいくもの。
それだけに成功してる人たちは早い時期から投資を経験しています。
30代でまったく投資をしてない人は危機感を覚えてください。
ぼくがオススメする投資は、
- お金に割と余裕がある人・・・インデックス系ETFで長期投資(低リスクでそこそこのリターン)
- お金に余裕がない人・・・仮想通貨投資(高リスクで何十倍ものリターン)
です。
ぼく個人はどちらもやっています。
インデックス系ETFで長期投資(低リスクでそこそこのリターン)
手堅い投資の王道がこれです。
証券会社の口座を作って簡単に投資することができて、とくに難しく考えることはありません。
やることと言えば、買ってただ保有するだけです。
インデックス投資については別記事でわかりやすく書いているので、こちらを参考にしてください。
仮想通貨投資(高リスクで何十倍ものリターン)
リスクが高い分、リターンも高いのが仮想通貨投資です。
ぼくは2017年の5月くらいからやっているのですが、あまりにも高リスクなためにこのブログではオススメしていませんでした。
自分はプラスの利益が出てるものの、2018年、2019年の中頃までは下降局面だったこともあり、進めるタイミングじゃないなというのもあります。
最近ようやく上昇局面になりつつありそうな雰囲気になってきたので、仮想通貨投資をやってみるのもありかも(自己責任ですが)。
ぼくはそれなりな額で運用してます。
ちなみにぼくがおすすめする仮想通貨は、今のところビットコインかリップルです。
これは前から変わっていません。
>>【バブル崩壊乗り切り組】初めて仮想通貨を買うならビットコインかリップルがいい理由
あといわゆるインフルエンサーがやってるサロンは、ほとんどが弱者を養分にしてるだけなので入るのはやめましょう。
サロンに入るくらいなら、ハイレバギャンブルやったほうがマシです。
まとめ:就職氷河期世代の恨みは深い。政府を当てにせず、投資を勉強しよう
すでにスキルを持ってる方は、そのスキルを伸ばす方向でもいいと思います。
しかし、人生の大事な時期を派遣勤めでムダに過ごしてしまった方も多いはず。
いまさらプログラミングや難関資格を取るのはあまり現実的ではありません。
それよりもリスクを覚悟して投資を初めてみることをおすすめします。
初心者でカモにされない投資のやり方はこちらに書きました。
基本的に、インフルエンサーや証券会社の営業マンが進めてる商品はやめておいたほうが良いです。
そういった商品は進める側に利益が大きいからこそ進めているだけで、損をする確率が高いものが大半です。
誰も頼れないなら、自分でがんばって這い上がるしかありません。
諦めずにがんばって生きていきましょう!
そらすけの運用実績もまるっと公開しています!
ぼくが始めて資産運用をしてからの月別実績も正直に公開しています。
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これからはじめられる方も、ぜひ参考にしてみてください~。
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マイナスになったときは、温かい目で見守っていただけるとさいわいです…。