「接待するからお店いいとこ抑えといて~」なんていきなり上司に言われたら焦りますよね。
そんなときに知ってて役立つこちらのお店。
上野駅の隣りに湯島という地域があります。
ここらへんは美味しいお店が軒を連ねていて、すき焼きの江知勝(えちかつ)もその一つ。
なぜここがいいかと言うと、
- 全席個室
- コースメニューしかなく、事前に頼む(飲み物はその場で頼む)ので相手に金額がわかりづらく気を遣わせない。
- ミシュラン一つ星店
- コースは安いのであれば6,480円からある。
- 130年以上続く老舗
- 各部屋に仲居がついて、出迎えから見送りまでもてなされる
- 芥川龍之介(文豪)が愛したすき焼き屋
という感じなわけです。
「このお店、芥川龍之介もよく来てたんですよ~」なんて話のネタにもなります。
気難しい取引先もここならイヤな顔はしない…はず!w
ではさっそくレビューに行ってみましょー。
【いつかある接待に備えて】湯島のすき焼き「江知勝」
江知勝(えちかつ)
住所:東京都文京区湯島2-31-23
営業時間:月~土 17:00~21:30(ラストオーダー21:00)
定休日:日曜日、祝日、その他
アクセス:湯島駅から徒歩5分
平均予算:1人12,000円(コース+お酒)
築60年という江知勝の佇まい
湯島駅からちょこっと歩くと、江知勝が見えてきます。
パッと見、有名なわりには意外と地味…?
もうちょい近づいてみましょう。
おお、間近で見ると、ちょっと高級感ある…!
ザ・料亭って感じですね。
さっそくガラガラ~っと入ってみます。
お店に入るまでに中庭がありました。
この時点で「スゴいお店感」が存分に味わえますw
すぐに奥から仲居さんが出てきてお出迎え。
お店に入ると、仲居さんが4.5人くらいでさらにお出迎えしてくれます。
いや~すごい。
圧倒されてて写真は撮れませんでした…w
和室なので、靴を脱ぎます。
穴の空いた靴下は履いてかないようにしときましょう。
全席個室なだけあって、障子で閉められた個室が両脇にある通路をずんずん進みます。
風情ある個室からは中庭も堪能!
今回のお部屋はこんな感じでした。
3人で行ったので、狭くもなく広くもなくちょうどいい広さ。
そういえば、すき焼き屋さんって個室のとこ多いですよね…。
中庭はこんな感じになってます。
いやー日本情緒あふれてていいですな…。
ちなみに、どの個室からもお庭を見ることができます。
9,720円のコース料理(お酒は別料金)
コース料理の内容は、
前菜3品、すき焼き、ご飯、果物(もしくはアイス)
という感じになっています。
すき焼きのお肉は結構ボリュームがあってよかったなぁ…。
まずは前菜のこちら。
ホタルイカの酢の物です。
すっぱさが口の中をさっぱりて、ビールによく合う…!
そして牛肉の煮物。
これもまたビールに合います。
いやー前菜がウマいといいお店だなーって感じしますよね。
そしてお刺身。
すき焼きのコースなのに魚もでるんだ…!というぼくの庶民的な驚きはこころのうちに隠しました。
そしてついに…!
メインのお肉~!
これを仲居さんがすき焼きにしてくれます。
いや~たまらんですね。
関東風なので、ザラメなどは入れません。
先に割り下を用意しておいてお肉を入れていきます。
完成したすき焼きがこちら!
そういえば、心理的に「みんなで同じ鍋をつつくのは、仲を良くする」効果があるみたいです。
すき焼きを存分に堪能したらつぎはご飯ですが、普通のご飯とお茶漬けを選べます。
ぼくはもうお酒とお肉でいっぱいになってたので、お茶漬けをチョイス。
奇をてらわないオーソドックスなお茶漬けでした。
そして最後はアイスでさっぱりと。
う~ん、満足…。
接待初心者の方にもおすすめできる、いいお店でした。
もちろん、恋人と行っても特別感のあるディナーを過ごすことができると思いますのでぜひ!