アメリカも中国も今は景気がいいですが、どんな国でもいいときがあれば悪いときもあります。
これからくる国と言えば…そう、インド!
- 若い人が多いインド。
- ハングリー精神が強く、競いあい、優秀な人材が多いインド。
- アメリカの大企業でもインド人のCEO(最高経営責任者)が多い。
ほかにもたくさんの理由がありますが、インドはこれからガンガン成長していくことは間違いなさそうです。
ちなみに日本の場合、インドとは真逆で少子高齢化によってかなりヤバイことになっていきます。
あんまり問題視されていませんが、専門家の話を聞いていると楽観視はできなさそう…。
話を元に戻して、そうインドです。
経済成長がハンパなさそうだとすると、それに乗っからない手はありません。
というわけで今回は、インド株式のインデックスに連動したインド株式指数上場投信(1678)を紹介します。
インドー!
インデックスってそもそもなに?って方は、こちらの記事をご覧ください!
【ETF】これからはインド!インデックス投資でオススメを調べてみた
なぜインドがいいのか
優秀な学生が多く、レベルが高い国立大学がいくつもある
まず一番の要因は、人口が多いために若者の競争も激しいことです。
日本でも子どもが多かったときは受験戦争がありました。
インドは規模が大きい分、優秀な学生がたくさんいます。
そして毎年100万人以上の理工系学部の卒業生がいてIT系企業に進むと言われています。
ちなみに日本の理工系学部の卒業生は10万人くらいなので、インドはおよそ10倍…。
インドはんぱないってのと、日本大丈夫か、という複雑な気持ちになります。
大学もレベルが高く、IIT(インド工科大学)やNIT(国立工科大学)などが有名です。
さらに、アメリカ大企業のCEO(最高経営責任者)もインド人が多くなってきています。
フォトショップなどで有名なアドビのCEOシャンタヌ・ナラヤン氏、マイクロソフトのCEOサティア・ナデラ氏などなど…。
そしてインドで優秀な成績を収めた学生が、アメリカ大企業の本社採用になると、初任給が10万ドルから20万ドルになるそうです。
初任給が1000万円以上…。
日本でどれだけ優秀な人でも、初任給1000万円はなかなかないですよね。
それだけインドの人は超優秀な人が多く、大企業は喉から手が出るくらい欲しがっているということです。
ぼくの初任給は手取り15万円くらいだった気がする。
大学出てないとこんなもんですよね…。
経済が成長しやすい、人口ボーナスがある
日本が高度経済成長したのは、人口ボーナス(働く人がめっちゃ多い)時期だったことが大きな要因だと言われています。
今は働く人よりも高齢者のほうが多いですが、インドは違います。
インドはまさに今が人口ボーナス!
経済がガンガン成長しやすい土壌ができています。
インドのいろいろな制約が逆にいい
インドには多様性があります。
例えば宗教にしても、ヒンドゥー教、イスラム教、ジャイナ教、キリスト教、仏教など多様です。
貧富の差も日本と比べてものすごくあります。
その結果として、制約がいろいろと多くなっていますが、そういった環境こそ、優秀でタフな人材が育ちます。
日本は今だと適当に大学で過ごしてても、わりと簡単に就職できちゃいます。
それはそれでいいとは思いますが、国際的な競争になったとき、優位に立つのはインドの学生です。
シリコンバレーの次にくるバンガロール
IT企業が集まるアメリカのシリコンバレー。
インドでは、バンガロールという地域にどんどんITテクノロジー系企業が集まっています。
インドの優秀なIT系技術者も集まって、一大IT都市へと変貌を遂げています。
イメージがつきやすいように、バンガロールを空撮したユーチューブがあったので紹介します。
新しい建物と古い建物が混在していますね。
ムービーは2016年のものなので、今はもう少し発展しているはず。
これからどんどん発展しそうな感じ…しませんか?
今は古い建物も多いけど、これがどんどん新しくて大きなビルに変わっていくんだろうなぁ…。
リバース・イノベーションという革命
通常、イノベーション(技術革新)とは、先進国(日本やアメリカなど)で生まれて、それが新興国に輸出されて世界的に普及する、という流れです。
しかし、インドではリバース・イノベーションが起きています。
リバース(逆)なので、新興国(インド)でイノベーションが生まれて、先進国に輸出されるということですね。
先ほども力説している通り、インドには超優秀な人が多いので、こういった現象も生まれてきます。
…インド、すごくないですか?
インド株式指数上場投信(1678)とは
CNX Nifty50指数を参考にしている
CNX Nifty50指数というのは、インド証券取引所に上場している50社の大企業からなる主要株価指数のことです。
インドが経済成長すればこの指数は上がって行く、というわけですね。
これに連動したインデックス投資が、上場インデックスファンドNifty50先物(愛称:上場インド株)なのです!
円で買えるのでめっちゃ買いやすい
上場インデックスファンドNifty50先物のいいところは、日本のETFなので簡単に買えちゃうところ。
海外のETFだとドル換算しないといけなくてちょっと面倒と言えば面倒なんですよね。
この記事を書いている段階だと、145,781円から買えます。
買い方は、証券会社に口座を作って買えばOK!
めっちゃ簡単です。
やり方はこちらに書いてあるので、よかったらどうぞ。
ほかのETFより経費が安い
インド株式のETFはほかにもいくつかありますが、これが一番経費が安いんじゃないかな…。
0.55%という安さです。
経費というのは、ETFを売っている会社に払う手数料みたいなもの…と思っていいと思います。
インドのちょっと不安なところ
インドをベタ褒めしていますが、正直なところ、いいとこばかりではありません。
一番の問題は、「政治に汚職が多い」ということ。
それもあって、インドの優秀な人はみんな国外に出たがるそうです。
うーん、これは結構、気になるところですよね…。
ただ、みんながみんな国外に出るというわけじゃありません。
バンガロールで働く人達のように、優秀だけど国内で働く人たちだっています。
これから経済成長で国がどんどん豊かになれば、こういった問題も解決するかも…とぼくはある程度、楽観視しています。
まとめ:将来性のあるインドにインデックス投資するのはアリ
いろいろ調べてみたんですけど、やっぱりインドは可能性に満ちあふれている感じがします。
今はまだカオスな部分が多いけど、それは成長にはつきものって気もしますし。
日本だって、昭和の中ごろの映像とか見ると結構カオスです笑
インドの発展に連動したインデックス投資、検討する価値はあると思います!
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少子高齢化のヤバさについては、わかりやすく記事にしてみました。
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参考:セミリタイアを目標にしないと地獄かもしれない理由