少子高齢化で儲かる!?ヘルスケアインデックス投資【VHT】の投資評価

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30代でのセミリタイアを目標に頑張る30代(就職氷河期末期の世代)。 派遣社員から転職を5回して、年収1000万円を超えた(副業含め)のちに起業。 バカを行動力で補うタイプ。 最近は投資をようやく覚えて、そっちにハマりぎみ。 お金に悩まない生活を目指して勉強してます! 運用実績はこちらで公表しています。【累計利益1,367,444円】 追記:この前、週間SPA!に投資家として取材されました~!



調べれば調べるほど、これから日本は少子高齢化でヤバいという事実…。

2020年で、すでに女性の半分が50才を超えるってだけでもヤバさがビンビンときますよね…。

少子高齢化によるいろいろな危険は別記事で書いたので、ぜひそちらはそちらで興味ある方は読んでみてください。

sorasuke

少子高齢化を乗り越える!貯金してセミリタイアしようという記事はこちらから読めます。

参考:セミリタイアを目標にしないと地獄かもしれない理由

※インデックス投資ってなに?という方は超わかる!インデックス投資とは?【初心者向け】をサクッと読んでもらえればまるっとわかります。

さて、高齢者が増えまくって経済的にはヤバくなるのですが、そんな状況で逆に伸びる分野があります。

それは…ヘルスケア業界!

老人同士が集まるとだいたい出てくる話題は、「健康」です。

人間誰しも、身体の老化に抗うことはできません。(いまのところ)

ということは、製薬業界や、バイオテクノロジーなどで構成されたETFに投資すれば、少子高齢化だからこそ利益がでる可能性が高いのです。

というわけで、いろんなヘルスケア系のETFを探してみました。

sorasuke

ぼくの結論は、バンガード米国ヘルスケアセクターETFです。

なぜこれになったのかも書いていきますので、ぜひ参考にしてみてください!

少子高齢化で儲かる!?ヘルスケアインデックス投資

日本ヘルスケア投資法人【3308】

まずは、日本のヘルスケア関連でETFや投資信託を探してみたところ、最初に見つけたのがこちら。

これはヘルスケアと書かれていますが、製薬業界やバイオテクノロジーではありません。

ヘルスケアの施設への投資をするものになります。

たしかに老人ホームも今後足りなくなることが予想されるので、悪くはなさそう。

…でも、日本の不動産価格が下がるのも予想できるので、買うかどうかはちょっと悩みどころ。

やっぱりそれよりも、製薬業界やバイオテクノロジーなどの会社が含まれたインデックスに投資したほうが儲かる確率が高そうです。

iシェアーズ グローバル・ヘルスケア ETF【IXJ】

おすすめ度
概要 世界各国のヘルスケア企業に投資するならこれ。
1年トータルリターン(利益) 9.53%(参考値なのでマイナスになる可能性もあります)
経費率(費用) 0.47%
銘柄の数 約103銘柄

※記事を書いたときのデータになります。

次に見つけたのがこちら、iシェアーズで知られているブラックロックのETFです。

これは、日本を含んだ世界各国のヘルスケア関連企業を組み込んだインデックスになります。

さっそくどんな会社が組み込まれてるのか見てみましょう。

主な構成銘柄 本社がある国 割合
ジョンソン&ジョンソン アメリカ 6.89%
ユナイテッド・ヘルスグループ アメリカ 5.1%
ファイザー アメリカ 4.45%
ノバルティス スイス 3.96%
メルク・アンド・カンパニー アメリカ 3.44%
エフ・ホフマン・ラ・ロシュ スイス 3.27%
アッヴィ アメリカ 2.99%
アムジェン アメリカ 2.6%
メドトロニック アイルランド 2.44%
アボット・ラボラトリーズ アメリカ 2.25%

…?

あれ?

メインに日本ないやんけ!

うーん、日本は全体の5%ほどしかないようです。

日本の企業で組み込まれてるのは、アステラス製薬、武田薬品、第一三共、大塚ホールディングス、エーザイ、テルモ、HOYA、シスメックス、シオノギ製薬、オリンパス、小野薬品、中外製薬になります。

が、保有比率で見るとどれも1%以下…。

やっぱり世界規模の製薬・ヘルスケア会社となるとアメリカがメインのようですね。

バンガード米国ヘルスケアセクターETF【VHT】

VHTのチャート

いい感じで右肩上がりになっています。

ただ停滞している時期もあったので、もしかするとまたその時期が来てしまう可能性もあります。

おすすめ度

ETFのオススメランキングはこちらです。

概要 アメリカのヘルスケアメインなETF。経費が安い。
リスクの低さ
リターンの期待値
1年トータルリターン 12.99%
3年トータルリターン 9.96%
経費率(費用) 0.1%
銘柄の数 約378銘柄(すごく少ない)
PER 18.02倍
銘柄の代表的な市場 米国
予想されるリスク 米国経済が不調になるとマイナスになる可能性が高い
ベンチマーク指数 MSCI USインベスタブル・マーケット・ヘルスケア・インデックス
リスクヘッジとしてほかに持っておきたい銘柄 VTVOO

※記事を書いたときのデータになります。現在の情報は、バンガードの公式サイトをご覧ください。※記事を書いたときのデータになります。

それなら低コストで長期投資もできる我らが王道、バンガードのETFでええやんけ…というわけでこれです。

バンガード米国ヘルスケアセクターETFのVHT!

構成銘柄の上位10位はこんな感じ。

銘柄 割合
ジョンソン&ジョンソン 9.5%
ファイザー 5.9%
ユナイテッド・ヘルスグループ 5.7%
アッヴィ 4.2%
メルク・アンド・カンパニー 4.1%
アムジェン 3.2%
メドトロニック 3.0%
アボット・ラボラトリーズ 2.9%
ブリストル・マイヤーズ スクイブ 2.9%
ギリアド・サイエンシズ 2.7%

ほとんど製薬会社になっています。

まさに少子高齢化にぴったりのインデックス!

日本でもジョンソン&ジョンソンやファイザー製薬とかは有名ですよね。

構成銘柄数を比べると、IXJは世界各国の約103銘柄に対し、VHTはアメリカの約362銘柄と多めになっています。

製薬会社ってどの会社がスゴい薬を出すかまったくわからないので、できるだけ銘柄数が多いほうが当たる確率も高そうな気がしますね。

リターンを重視してリスクを高めるなら、ヘルスケア株も悪くないかも

ほかにもいろんなヘルスケア系インデックスを見たんですけど、上位の銘柄はあんまり代わり映えがしませんでした。

ジョンソン&ジョンソン、ファイザー、ユナイテッド・・ヘルスグループです。

となると、この個別株を直接買ったほうが大きく儲かるかも…。

ただ、製薬会社は素人から見ると「どの会社がスゴい新薬を出すか」がまったくわかりません。

ファイザーの株をがっつり買ったのに、メルクがスゴい新薬を開発して株価がばく上げした!なんてこともあります。

それを考えるとやっぱりインデックスに投資したほうが、ハズレがすくないと思うんですよね…。

まとめ:ヘルスケアインデックス投資はこれからの少子高齢化時代にピッタリ

いろいろ考えた結果、ヘルスケア関連のインデックス投資はこれからの時代を考えるとアリな気がします。

その中でも、バンガードの米国ヘルスケアセクターETF(VHT)は長期投資にも向いていてオススメです。

少子高齢化で経済が冷え込む中、その打撃をモロに受けるか、それともヘルスケアインデックス投資をするか…。

とりあえず高確率なことといえば、「日本は間違いなく少子高齢化に突入する」ということなんですよね。

なのでヘルスケア関連は需要が増えるはず…。

ぼくはちょこちょことヘルスケア関連の投資を増やしていこうと思います。

ETFのおすすめランキングも作ってみました

sorasuke

ETF、なんか全部良さそうでわからなくなってきたぞ…というときにぜひ!笑

参考:【自腹研究】おすすめETFランキング!

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これからはじめられる方も、ぜひ参考にしてみてください~。

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