さすがにスゴい。バンガードS&Pミッドキャップ400グロースETF【IVOG】の投資評価

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30代でのセミリタイアを目標に頑張る30代(就職氷河期末期の世代)。 派遣社員から転職を5回して、年収1000万円を超えた(副業含め)のちに起業。 バカを行動力で補うタイプ。 最近は投資をようやく覚えて、そっちにハマりぎみ。 お金に悩まない生活を目指して勉強してます! 運用実績はこちらで公表しています。【累計利益1,367,444円】 追記:この前、週間SPA!に投資家として取材されました~!



米国の中型株かつグロース(成長株)に絞ったETF、バンガードS&Pミッドキャップ400グロースETF【IVOG】です。

過去データを見る限り、ETFはグロース株だとパフォーマンスが非常に良いのが特徴です。

中型株の成長株もなかなか良くて、普通のS&Pミッドキャップ400ETF【IVOO】と比べてもいい感じ。

さっそく、投資評価行ってみましょう!

バンガードS&Pミッドキャップ400グロースETF【IVOG】の投資評価

おすすめ度  

ETFのオススメランキングはこちらです。

概要 米国の中型株かつ成長株を集めたETF
リスクの低さ
リターンの期待値
1年トータルリターン -1.39%(過去の参考値)
3年トータルリターン 8.53%(過去の参考値)
経費率(費用) 0.20%(普通)
銘柄の数 約247銘柄(少なめ)
PER 20.40倍
銘柄の代表的な市場 米国
予想されるリスク 米国市場の株価下落の影響を顕著に受ける。米中貿易戦争の影響も受けやすい。
ベンチマーク指数 S&Pミッドキャップ400グロース指数
リスクヘッジとしてほかに持っておきたい銘柄 VTVOO

※記事を書いたときのデータになります。現在の情報は、バンガードの公式サイトをご覧ください。

【IVOG】のチャート

2014年から見ても右肩上がりで来ています。

今回の米中経済戦争も、アナリストはかなり楽観視しているコメントを出してますが、ポジトークの可能性もあります。

ぼくは今年は様子見するかな…

ミッドキャップ400グロースETF【IVOG】とミッドキャップ400ETF【IVOO】の比較

青線がミッドキャップ400グロースETF【IVOG】

オレンジ線がミッドキャップ400ETF【IVOO】です。

やはりグロース強いですね!

IVOGが下がってるときも、IVOOと同じくらいなのでトータル的に見るとIVOGが有利です。

【IVOG】の配当利回り

直近の配当は0.96%と少し少なめ。

1%ないのは悲しいところ…。

これを考えると、実はトータルではミッドキャップ400ETF【IVOO】のほうが若干良くなったりもします。

うーん、配当利回りがもう少し良くなればなぁ…。

【IVOG】の上位銘柄

銘柄 割合
フォーティネット 1.41%
ジャック・ヘンリー・アンド・アソシエーツ 1.32%
ドミノ・ピザ 1.31%
テレフレックス 1.30%
アイデックス 1.23%
トリンブル 1.16%
オールド・ドミニオン・フレイト・ライン 1.13%
アルティメット・ソフトウェア・グループ 1.07%
ラム・ウェストン・ホールディングス 1.04%
コグネックス 1.02%

セクター比率で言うと、情報技術(IT系)の銘柄が全体の21.9%を占めています。

成長株を集めると、やっぱりどうしてもIT系は多くなっちゃうので仕方ないところ。

ここで気になるのは、中国やインドのIT企業が台頭してきたときにどうなるかですね…。

大企業のIT系銘柄(Appleとか)は生き残る可能性が高いと思うのですが、中規模の企業は難しい戦いになりそう。

うーん、それなら素直にS&P500グロースETF【VOOG】のほうが良さそうな気がします。

【IVOG】の信託報酬・手数料

1年間の経費率(信託報酬などの費用)は0.20%です。

ちょっとお高い…。

バンガードにしては珍しく高いです。

これもあんまりオススメできないポイントかも。

【IVOG】のPER

PERは20.40倍と高めです。

成長株だから高めなのは仕方ないとしても、20倍を超えてるのはちょっと気になるところ。

今はまだ買いじゃない気がします。

【IVOG】の出来高

10月30日の出来高はおよそ2万売買でした。

少ない!w

やっぱりそんなに人気ないんですね…。

まとめ:悪くないけど、落とし穴があるバンガードS&Pミッドキャップ400グロースETF【IVOG】

パッと見た感じの成績は悪くないETFです。

でも気になる点が2つあります。

  • 配当が少ないので、トータルリターン(配当金や価格の増減などを含めたもの)が意外と少ない。
  • IT系の銘柄が多く、今後来るであろう中国、インドのIT企業と苦戦を強いられる可能性が高い。

これらを考えると、中型株でグロース株はあまり積極的にはオススメできないかな…。

やっぱり大型のグロース株のほうがリスクは低いと思います。

そう考えるとS&P500グロースETF【VOOG】がベストな選択…!

好みの差はあると思いますが、長期で持つならVOOGのほうがリスクが少ないはずです。

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